自宅に置いた200穴プラグトレイの玉ねぎが発芽したので、そろそろ畑に移動したい。
しかし、そのまま畑に置くと、下をモグモグが走り回って枯れてしまうのが見えているので、ちょっと工夫をしてみた。
まず予定地を深さ5cm程度にクワで掘って平らに整地し、2cm目の金網を置いて上から土を埋め戻す。
そうすると、金網で囲まれた深さ5cmほどの土の層ができる。
上を平らにする。
ここにプラグトレーを並べ、上から少し押さえつけて土としっかり密着させる。
これで玉ねぎの根は守られた土の空間に広がっていくことが出来る。モグモグが金網の下を走り回っても、玉ネギの根には被害が少ない。
ちなみに今年の品種は、手前から 玉光(晩生)、晩生甲高黄、泉州中高黄(中生)、愛知赤玉葱、貝塚早生(極早生)の5種類。
いずれも固定種で、雄性不稔の子孫ではないので安心。
手前の晩生種などは発芽したばかりで1cmあるか無いかだが、すでに根が底の穴から顔を出していた。
こんなに初期でも、地上部の背丈よりも根の長さの方が長い! 目には見えないところで頑張っている。
今年は、プラグトレイに次いで、もう一つのやり方でもバックアップを用意している。
上の写真では一番奥に見えているが、近づくと↓
プラスチックのカゴを土に埋め、そこに種を直播き。カゴ全体が3cm弱の格子状になっている。種まきしたばかりなのでまだ発芽していないが、晩生の2品種を縦8列に筋まきした。
春に葉ネギでこのやり方を試したが、モグラくんはカゴの下を走っただけで中には入らず、苗作りはうまく行った。
今年はこれらの2つの方法を試してみて、来年からは良い方を選ぶ。プラグトレイは自宅に置けるので、芽が出るまでの水やりが楽。ただし、200穴数枚に種を蒔くのは結構時間と根気が必要。プラカゴは種まきは楽に短時間に出来るが、晴れが続くと、発芽までの1週間ほど毎日水をやりに行く必要がある。さて、どちらがよいか・・・