ついについに、ねもり農園にも軽トラのトラ吉くんが実戦配備。もちろん中古で6才半。
これでぐっと農家に近づいた気分・・・チガウカ
今日はあしがら農の会・欠ノ上田んぼの種まきの日。早速泥だらけになりながら走り回ってくれた。
作業小屋では、まず苗床に使う培養土とクン炭をミックス
これを288穴セルトレーに半分程度充填
セルトレーに播種器を被せて種籾を蒔く。種籾は海水選別の後、14℃以下の川水に約1ヶ月漬けてあったもの。
1穴あたり種籾3個を目標に蒔くが、多いところ、少ないところが出来るので、人海戦術で修正する
最後に上から土を被せて出来上がり。約15人で3時間ほどかかって250枚の播種が終了。
これを軽トラに乗せて散水し、田んぼに運ぶ。1回で運べるのは最大17枚x7段=119枚ほど。
先日代かきした苗床にトレーを並べて高さが揃うように置き、保温のため穴あきビニールで覆う。
ロープの両側にトレーをきちんと並べ、板で上からおさえて高さを揃え、かつ土とトレーを密着させるのがポイント。
これで今日の作業は終了。
発芽してある程度伸びるまで、トレーが水没しない程度ぎりぎりに水位調節するという難しい仕事が始まる。
これだけの面積でトレーの高さを全てそろえるのは困難なため、水位を上げたり下げたりして、平均的にどのトレーも空気に触れ、かつ水に十分湿った状態にコントロールするらしい。
まだ田んぼの作業は始まったばかりだが、米作りは多くの経験と知恵によって支えられていることを実感した。これからの生長を楽しみにトラ吉で観察に通いたいと思う。