2015年

2013年1月末で会社を退職してから約2年が経った。

振り返ると2013年は「別れの年」だった。 会社の多くの知り合い、89才の父親、さらに15年いたペットの犬ともお別れをした。

翌2014年は是非「出会いの年」にしたいと願い、ある程度はその通りになった。

あしがら農の会の仲間に入れて戴いて田んぼや大豆の会の人達と知り合うことができ、また、地元の自治会活動を通じて地域の人達とも知り合えた。新たに畑を訪ねてくれた人も多数いた。これらの人々のおかげで、活動範囲を少し広げることもできた。

 

2015年はどんな年になるのだろう。。

畑の前にある路傍の石たち。これまで気にもせず前を通り過ぎていたので、これが道祖神だとは知らなかった。

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村を、悪霊の侵入から守ってくれる神々。もう数百年も人々を見守っているのだろうか。誰かが蕎麦らしき物を葉に載せてお供えしてある。

 

気が付かなかっただけで、里には多くの自然の神々が昔から存在している。人は、古くから自然の中でこれらの神々と共に暮らしてきた。

現代は、人工物があふれ、人工の環境の中で暮らし、人工の貨幣経済に支配されているため、自然の神々の声が聞こえなくなってしまった。

願わくば今年は、ローカルな里の中で、自然の神々とともに作物を作り、里の人々に食べて戴く、そのような本来の有機農業の形を少しずつ広げていきたい。

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