昼間は快晴が続き、作業には気持ちがいい。
第2圃場からは、富士山、明神ヶ岳、矢倉岳などがよく見え、また登りたくなる。
しかししかし、足元では大変ひどい状況が起きていた。
ビニールマルチを使って玉ねぎの自家苗を定植した場所。ほとんど一本も無い。
去年もビニールの下をもぐらが走り回り、4割ほど枯れてしまった。今年はさらにひどく、一畝900本はほぼ全滅してしまった。
2,3割の被害なら我慢してもぐら君とも共生したいと思うが、これほどひどくなるとそうも言ってられない。
やむなくホームセンターでもぐら取り器を買い、対策することにした。
もぐらの生態や通り道の探し方については、以前小田原市の図書館で「モグラ おもしろ生態とかしこい防ぎ方」という本を借りて勉強していた。
早速もぐら取り器を設置して、一回目は不発。翌日場所を変えて設置したところ、翌朝に一匹掛かっていた。
掘り出して横からのぞき込むと、中でモゾモゾと動いている。
そのまま山中に運び、林道脇の林に引っ越しして貰った。
被害の大きさと広さから一匹だけの仕業とは思えず、引き続きしばらく対策を続ける。
玉ねぎのほうは、今から種をまいても間に合わないので、2月になったら苗を買って再度定植するしかない。