暖かくなってきて、野菜と同じく草も元気になってきた。
下の写真は人参を3月4日に3列播種した畝。草と人参が競っている。
ここは人手を入れて人参が負けないようにしなくては。
小さな鎌を使って人参を傷つけないように草取り。
これで草に負けることなく育ってくれそう。
とは言え、夏の収穫までにもう一回くらいは草取りが必要です。
奥の方は春蒔き五寸人参。途中でタネが足りなくなって、
棒の手前は時無し五寸。
本葉が5〜6枚になったころに間引いて、10cm間隔程度にします。
ついでに、左の方に見えているのは緑肥用のえん麦。5月に刈って鋤き込みます。
それまでの間、空気中の炭酸ガスを吸って糖を合成し蓄えてくれるので、それを土中に入れると、土壌微生物が増えて土が良くなります。
えん麦の間にちょろちょろと生えているのはクリムソンクローバ。
これは豆科の緑肥植物で、光合成による糖の蓄積と共に、根粒菌による空気中窒素の固定に助けられて、窒素成分(タンパク質)も蓄積します。これらを土中に埋め込むことで、空気中から炭素や窒素の肥料成分を獲得できます。