米麹造り

あしがら農の会の大豆の会・味噌の会に入れて戴き、味噌造りを教わり始めた。

最初はまず米麹を作る。1月20日から作業開始。

米2升を水に12時間漬けてから蒸し器に入れる。

DSCF3930.jpg

これを、約1時間蒸す。共同作業なので重ねて蒸して行く。火の番も暖かくて楽しい。

DSCF3936.jpg

蒸し上がったら木綿(今回はシーツを使用)の上に広げて40℃程度まで冷ます。

DSCF3943

全体を冷ましている間に、少量をボウルにとって冷まし、種麹10gと混ぜる。

DSCF3944.jpg

よく混ぜたら、40℃程度に冷めた蒸し米全体にまぶしてよく混ぜる。温度が下がりすぎない様に手早く行って、木綿、新聞紙、毛布でくるんで保温する。今回は毛布の中にホッカイロを入れて家に持ち帰った。

あとは30℃から40℃程度に維持し、醗酵させる。

DSCF3945.jpg

ヒーター(足温用マット使用)の上に置いて暖めながら醗酵が始まるのを待った。

ほぼ1日経った翌朝から発酵熱で温度が上がり始め、すぐに40℃を越えるので、毛布の保温具合を調節しながら、30時間頃からはヒーターもOFFにして温度を調節した。

温度推移.jpg

こまめに温度を見ながら、時々かき混ぜて米の塊をほぐして温度を下げたり、毛布の厚さを調節したりしながら制御。5日目になっても、まだ放っておくと温度は上がっていく。(しかし、平日にこんな長期間の温度管理をやっていられるのは定年後の特権かな)

米粒の様子を見ると、醗酵開始時にはまぶした種麹らしき白い部分が、ほんの少し見える程度だった。

DSCF3947.jpg

 

32時間後の40℃を超える温度が続く頃には、大部分の米粒表面が白くなってきた。

DSCF3957.jpg

さらに醗酵を続けて62時間後では、表面が少し褐色がかり、粉っぽい感じになってきた。

DSCF3962.jpg

 

さらにさらに醗酵を続けて105時間後(4日と9時間)、緑色のカビ状のものが見えてきた。これが麹の花だろうか。それともこれは青カビ??  そう言えば種麹も緑っぽかったから大丈夫かな?  わからない・・

DSCF3969.jpg

ここらで温度を下げて乾燥させ、味噌の会の先輩たちに見てもらうことにしよう。

来週はいよいよ味噌の仕込み。この米麹がうまく出来ていればいいが。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です