いよいよ夏野菜の種まき、育苗の時期になった。
【トマト】品種を何にするか悩んだ末、固定種(米ペンシルベニア州のheirloom種)のROSEトマトをメインに選んだ。良いものが採れれば種取りをして代々育てたい。ただ、米国の固定種が日本の多雨気候に耐えるかどうか不安があるので、保険として半分はF1の桃太郎系の苗を買うつもり。また、例年お盆の時期で収穫が終わってしまうので、1ヶ月後にも後発の苗を育てて、秋まで採れるかどうか試す。
【ミニトマト】適当な固定種が見つからず、それならF1でカラフルに楽しくやろうと考えて次の種類を選んだ。
赤:Napa Grape、オレンジ色:Sun Gold、緑色:Sungreen Garden、黒赤:Black Cherry、これらを種から育て、あと黄色のイエローピコを苗で買う予定。5色のミニトマトが揃えば楽しそう。
【茄子】埼玉県在来の早生真黒(しんくろ)茄子をメインに選び、水茄子系は新潟在来の梨茄子(黒十全)を少数作る。どちらも皮が柔らかい品種。
【ピーマン】固定種の魁(さきがけ)ピーマンを選んだ。
去年はすべてF1種だったので、ある程度固定種への切り替えが進む。その分、栽培は難しいかも知れないが、冒険するなら早い方がよい。
種まきの前には、例年通り水を含ませて芽出しをする。写真はトマトと、ミニトマト4種。
足温マットの上で、約28℃で保温して芽出しをする。
ミニトマト類と魁ピーマンは4〜5日で芽が出てきた。ROSEトマトはまだ一部しか出てこないが、出たものは長く伸びてきた。魁ピーマンも7日で芽が出てきた。今日は晴れたので、これらをセルトレイに種まきした。
伸びた根がティッシュに絡まっているので、折らないようにピンセットでそっと引き出し、土に浅く埋めていく。
これらを、育苗用のトンネルで保温し、5月連休頃まで苗を育てる。
緑色のセルトレイがトマト類とピーマン。黒いのは先客の白ネギとニラ。
トンネルの下には育苗用のヒーターが敷いてあり、28℃に設定して加温を始めた。晴れた昼間はヒーターOFFにしてビニールを開け、曇りや夜間はビニールを閉めてヒーターで加温する。毎日こまめにお世話するのは結構大変。
茄子類はまだ芽出しが終わっていないので、芽が出たらここに移す。そのあとはきゅうりと、ズッキーニと、かぼちゃと・・・