そら豆の種まき -2017/10/30-

台風の2連発に苦しみながらも、何とかお米の収穫作業は全部終わり、やっと畑仕事に戻って来られた。

10月中にやっておきたいのは、そら豆とエンドウ豆の種まき。

やっと晴が戻ったので、今日は両方やってしまおうと意気込んでスタート。

まず小台西の畑で、予定地の片付けから。草むら状態の中にトウガンが広がっている。まずトウガンの収穫から始めた。

IMG_3384.jpg

つるを引っ張って、ぶら下がっている実をチョッキン。

出るわ出るわ、1本しか植えてないのに、草の中から予想の数倍も出てきた。最初迷ったが、2本植えなくて良かった!

IMG_3385.jpg

トウガンと草をハサミとクワで片付けて、20mの畝を2本。
ここまでで5時間!
一番やっかいだったのは、塊茎で増える草、ハマスゲが入り込んでいること。クワで、塊茎を出来るだけ切らないように掘り出し、肥料が入っていたビニール袋に入れた。全面は取り切れないのが見えていたので、今日は線を張った回りだけ。

IMG_3386.jpg

株間40cmで、12mx2列に直播き。60個ほど蒔いた事になる。
品種はいつもと同じ河内一寸。お歯黒を斜め下にして、種が見えなくなる程度に押し込むだけ。

ここまでで午後4時になったので、あとはトウガンを物置に運び込んだらもう暗くなった。

畝が8mx2列余っているが、ここには発注してあるそら豆の種が届いたら蒔く予定。初めての品種で、うちのお客さんがいかにも喜んでくれそうなもの・・春が楽しみ!

結局、スナックエンドウとグリーンピースは蒔けなかった。
10月中は諦めて、来月早々を目指そう。

お米の籾すり -2017/10/15-

このところ秋雨前線の停滞で、稲刈り、天日干し、脱穀には大変困った天気が続いている。

あしがら農の会の欠ノ上田んぼでは、うるち米の稲刈りまでは天気の良い時期に終えられたが、天日干しの一週間では晴が2日ほどしか無く、かなり水分含率が高いまま脱穀した。

そして、今日も雨の中、籾すり作業を行った。

IMG_3372.jpg

朝から夕方までずっとの作業だったが、今年は珍しく(!)機械が快調で、ストレス無く作業が進んだ。

小屋裏には煙が立ちこめているが、籾から玄米を取りだした残りのもみ殻は、小屋の裏手で並行して燻炭に焼いた。雨なので2,3日かかりそう。

IMG_3374.jpg

玄米の収量が1590kg。田んぼの面積が約2.5反なので、1反あたり636kg。1反あたり10俵(600kg)が「畝取り」といって目標とされる数値なので、収量的にはとても満足のいく結果だった。中山間地の棚田で、有機農法での結果としては最良ではないだろうか。

ただ、雨天続きのため玄米の含水率が約19%と高く、放っておくとカビが生えるので、分配して各自が持ち帰ったあと含水率15%以下まで広げて乾かす必要がある。これからもしばらく雨天が続きそうな予報のため、どこでどうやって乾燥させるか頭が痛い。

一方、もち米の方は先週末に稲刈りをして現在はざ掛け状態で、雨にさらされて乾燥どころでは無い状態。下手をすると穂から発芽してしまうので、こちらも何とか早めに脱穀したいところ。

他の田んぼグループも皆困っているが、今年の稲作は、最後の所で天候に悩まされている。

一般の農家はコンバインで稲刈りと脱穀を同時にやり、籾を電気乾燥機で乾かしてしまうので、すでに完了しているところがほとんどだが、味を求めて天日干しにこだわると痛い目に遭う。

問題が無い年が無いくらいだが、やっぱり今年も難しい。

サニーレタス、冬キャベツ定植 -2017/10/6-

気温がぐっと下がる時期になり、このところ葉物を中心に種まきが続く。小松菜、水菜、べか菜、春菊、ロロロッサ、かぶなど。

今日は午後から雨の予報だったので、午前中に定植作業。
冬どりのキャベツ(左)とサニーレタス(右)。

IMG_3363.jpg

どちらも36穴トレイで苗を育てたが、サニーレタスは8月16日に2粒ずつ種を蒔いたが発芽せず、8月25日に同じトレイにもう一度2粒ずつ蒔いたがやはり発芽せず、タネが駄目だったかなと諦めていたら9月4日になって発芽。しかも1つのセルに4本出てきた!

温度が適度なところに下がったので出てきたのだろうか??

そんなこんなで想定外に多数の苗が出来てしまったが、捨てられずに全部定植してしまった。当初の予定よりかなり遅れたが、育つかどうか。。
例年なら10月はレタス類も豊富にあるが、今年はちょっと厳しいかな。

稲刈り-2017/10/1-

あしがら農の会の欠ノ上田んぼでは、今年もいよいよクライマックスの稲刈り。

昨日はお手伝いの人も含めて約20名の参加で8時から17時までの作業。半分強を刈ってはざ掛けまでやった。
今日は約30名の参加で、8時から15時までの作業。

まだ刈り取り時期に達していないもち米を除き、全部はざ掛けまで終わった。

鎌による手刈りと、バインダーによる刈り取りの併用だが、木曜の激しい雨の影響か、長靴の半分くらいまで沈み込むような所も多く、バインダーは難航。手刈りの部分が例年より多かった。

機械の持ち込みは諦めて、全て手刈りでやったところも。
奥の方は泥の上にトタンを並べて、その上に乗って手刈り。

IMG_3355.jpg

幸い、手伝いに来てくれた人も多かったので、無事完了した。

IMG_3348,jpg

来週は、残るもち米の刈り取りと、天日干しした稲の脱穀。
再来週に、もち米の脱穀と、全部の籾すりだろうか。

天気によっても予定は変わるので、まだしばらく気が抜けない。