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キャベツ、茎ブロッコリー定植 -2016/3/16-

今日はいよいよ定植の日。暖かい電熱温床から旅立っていく。
思ったほど気温が上がらないので、風邪を引かなければいいが。

右側が2/10播種の早生キャベツ(手前)と茎ブロッコリー(奥)。
本葉が4枚になって丁度いい頃か。育苗期間は5週間になる。
左側は第二弾で、3/6に播種したもの。

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小台西の畑の、一昨日準備した場所にまず早生キャベツを定植。30cm間隔で千鳥に植えて、株間40cmを確保する。

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水を十分かけたあと、虫よけのネットを被せて完成。

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ただ、このネットは中央辺りに大穴が開いているので、ちょうちょが来ないうちに何かで補修しなくては。。。

お次は茎ブロッコリー。
ブロッコリーにも青虫がつくけど、被害は大したことないのでネットは使わない。一昨日黒マルチをした場所に株間40cmで植えていく。穴だらけの古マルチ・・・でも無いよりマシ。

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本来なら通路を一畝分とって、マルチ麦かヘアリーベッチでも蒔きたいけれど、この狭さでどうしよう。。。

 

さて、電熱温床に2トレイ分スペースが出来たので、いよいよトマトが蒔ける(^^) 現在、2/26に種まきしたナスとピーマンがほぼ発芽したところ。

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150本程度しか育苗できないので、買える品種(桃太郎トマトなど)は苗を買い、固定種など苗を売ってない物を自分で育てる。その結果、ナス、ピーマンは全部自家苗、トマトは約半分が自家苗になりそう。

キャベツなどの定植準備 -2016/3/13-

育苗中のキャベツ、茎ブロッコリーの苗がそろそろ定植時期になってきたので、畑の準備をした。

中央のネットトンネルは去年キャベツを作ったところで、今は空っぽ。その両側が今回の予定地。

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トンネルの右側がキャベツの予定地で、27m長に醗酵鶏糞7kgを入れ、三本グワで整地したあとトンネルの支柱を立てた。これは昨日の仕事。

今日はトンネル左側に同じく鶏糞を入れ、黒マルチを掛けた。
去年さつま芋に使ったマルチの使い回しなので、あちこち破れて幅も狭く見た目は悪いが、これでも草抑えには役立つだろう。

今日は定植までしたかったが、明日の気温がかなり低そうなので、塔立ちのリスクを少しでも減らすため、暖かくなる水曜日に延期した。その代わり、中央のネットトンネルの手前6m程に、葉物の種まきを少々。少しずつ時期をずらし種類も変えながら蒔き足していく。

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このほか、2/28に東京べか菜などを種まきした隣に、ほうれん草を4mx4列露地で種まきした。

じゃが芋の植え付け(3) -2016/3/4-

例年は3月第一週に全部植えるが、今年は暖かいため既に2回植え付けし、今日が最終回。

一昨日小台西の畑を耕耘機で耕しておいた。左半分がじゃが芋で、右半分は茎ブロッコリーの予定。左半分には醗酵鶏糞10kgを入れてある。

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27m長に主力品種のレッドムーンを中心に種芋2kg90個を植えた。

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軽く土をかけて平らにして完了。4月になって芽が出たら2,3度土寄せして畝を作っていく。
今年は3ヶ所の畑に3回に分けて長さ合計144m植えた。30cm間隔なので480本になる計算。去年は不作だったが、今年はどうか。

左側手前に見えるビニールトンネルには、1月始めにほうれん草と小松菜を種まきした。順調に育って、収穫期を迎えた。小松菜と楽秋ほうれん草が大きく育ち、パルクほうれん草はまだ小さい。

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午後、塚原の畑のそら豆にアブラムシが少しついているので、昨年8/25のブログに書いた自作唐辛子エキスを使うことにした。
濃いと枯れる危険があるので、500倍希釈してジョウロでかけて回った。このエキスは虫を殺す作用はないが、忌避作用はあるらしい。効果が見られるかどうか楽しみ。

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サニーレタス定植 -2016/2/28-

昨夜の雨で土が湿っているので、しばらく待機中。
昨日の作業など書いてみる

10/28に種まきして、小さいまま冬を越したサニーレタスがあるので、一部をお引っ越し。白菜跡地のネットトンネルの中に元肥を入れて少しだけ移植した。塔立ちしなければいいが。

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3月になれば種まきも始めようと思うので、その前のつなぎになってくれると嬉しい。

 

別の畑では、お試しで葉物など露地での種まき。今年始めて。

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長さ10m程度の場所に、東京べか菜2列、みやま小かぶ1列、ラディッシュ1列を種まき。このあと10日おきくらいに、奥の方へと種まきしていく。どれか当たるだろう・・・
夜になって雨が降ってくれたので、丁度良かった。
奥に少し見えるビニールトンネルの中では、小松菜がそろそろ収穫出来る。ほうれん草やべか菜も本葉を広げている。

ナス類の種まき -2016/2/26-

春の進み具合がひと月ほど早そうなので、種まきも早めに始めた。

早生キャベツ(昨年3/14播種)と茎ブロッコリーは2/10に播種
白ネギ(昨年3/14播種)は2/11に播種
これらは電熱温床の中で、すでに芽を出している。一番奥がキャベツとブロッコリー。その手前が白ネギ。
このままうまく育つだろうか。。不安なのでキャベツ、ブロッコリーは3月にもう一度まく予定。

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今日は更に、手前に見えるナスなどの種を蒔いた。

一番手前の288穴プラグトレイ(黒)にはポロネギ
その奥の緑色の30穴セルトレイにはナス類など。

早生真黒茄子40穴(在来種、自家採種品)
黒十全茄子 6穴(在来種、自家採種品)
Listada de Gandia 12穴(フランスの伝統ナス、自家採種品)
Violetta di Firenze 12穴(イタリアの伝統ナス)
さきがけピーマン 40穴(在来種)
キャンディーランタン 10穴(食用ほおずき)

いずれも、2日前から少量の水に漬けておいた。
ナスやピーマンは昨年3/17に種を蒔いたので、3週間ほど早い。
さてこれが吉と出るか凶と出るか。今後の気候次第・・

みかんに肥料 -2016/2/21-

今日は援軍ファミリーが来てくれた。

ごぼう掘りを予定していたが、昨日の雨で土が重いため変更。
まずは出荷用の白ネギ掘り。そのまま引き抜くと切れるので、小さなスコップで回りを掘って根を切りながら引き抜く。

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ふだんは仕事で家にいないおとうちゃんとの共同作業で、ウルトラマンタロウも大活躍。このネギは夕方までに完売した!

その後は力仕事で、醗酵鶏糞をみかんの木に撒く作業。
一本あたりバケツ半分ずつ撒いて、15本に25kg。
おとうちゃんが頑張ってくれた。
葉の色が元気無い木もあるので、暖かくなったらもう一度撒く予定。
有機の場合大抵肥料不足気味で、たくさん撒くほど枯れにくいという話を聞いたため、今年は何度か撒いてみたい。

東京の大田市場見学 -2016/2/19-

今日は作業を休んで久しぶりに東京へ。東洋一の青果物の卸売市場という、大田市場を見学させて貰った。
普通は一般人は立ち入り出来ないが、友人が東京青果(株)という日本一の卸売会社の役員をやっているため、彼の案内で内部に入れて貰えた。

とにかく圧倒されたという一言に尽きるが、その大きさ、物量、取引のスピード、搬入搬出の混雑など、日本の食卓を支える大動脈のすごさを実感した。

昨夜のうちに運び込まれた野菜や果物のうち9割は既に買い手が決まっているそうだが、1割ほどはセリが行われる。

朝7時頃に入った時には丁度セリが行われていて、ここはレタス。
右端の赤い帽子の人が都の資格を持ったセリ人。仲買人は帽子に4桁番号をつけて、指で値段を指して競っていく。数分で全部売れてしまった。

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売れた箱の札には、4桁の仲買人番号が書かれて、このあと出荷場所に運ばれる。

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出荷場所には、仲買業者毎に分けて積まれていく。

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レタスが終わると、すぐ横のさつま芋のセリ。さつま芋は最近需要が急拡大しているそう。これも2,3分で全部売れた。

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さくらんぼやら、高級メロンやらと、どんどんさばかれていく。

 

こちらはりんご。仲買人も人数が多く、セリ担当者も多い。
後ろにサンプルが多種類置いてあり、セリが始まる前に仲買人が品定めしていた。同時進行で、ここも数分で完売。

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こちらは柑橘類。

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ここまでは量の多いものだったが、市場の一角には第7部と言う特殊農産物を扱う部分があり、有機野菜や、地方のブランド野菜など、こだわりの野菜も扱っていた。

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地方の小さな生産者グループから特徴のある野菜を仕入れ、それを求める人へと仲介している。例えば下のさつま芋はこれだけしか量がなかったが、人気のあるブランドだとのこと。買った仲買人番号が書かれている。
他にも北海道産の有機の玉ねぎなども数箱置かれていた。

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夜中に運び込まれた青果物が朝の30分程度の間に全て売り先が決まり、その後搬出されて市場は夕方には空っぽになる。それを毎日繰り返しているとのこと。
片隅に今日の搬入量(販売量)の集計表があった。

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左の列の野菜が1254t、右の果物が343t。イメージすら出来ない量だが、これでも今は端境期で少ないらしい。軽トラで何杯か、などと言う私の貧困な発想ではついて行けない。

ふだんは2反もない小さな有機の畑を耕して、出来た野菜を自分でお客様に届けているが、これは例えると末梢の一番細い毛細血管の部分に血を流しているような仕事。
それに対して、今日見た世界は日本の心臓部から大動脈にあたる巨大物流。
どちらも大切だが、遠く離れた両対局にある別世界。と最初のうち感じていたが、上記の第7部をみて考えが変わった。

この心臓部を動かしているのはお役所ではなく民間企業であり、(売り上げを伸ばす目的で)細かい特殊なニーズにも出来る限り対応しようと努力している。毛細血管も静脈を通って心臓につながるように、努力をすれば何かつながり方があるのかも知れない。

じゃが芋の植え付け(2) -2016/2/17-

先週12日に援軍に耕耘して貰った塚原の畑57m2。

今日は醗酵鶏糞15kg(窒素量で0.6kg)をまいて耕耘機で植え溝を掘った。長さ12mの溝が3本と20mが1本。間隔は80cm。午前中一杯かかった。

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午後からいよいよ種芋の植え付け作業。
主力のレッドムーンと他2種を約30cm間隔で植え付け。

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最後に、溝の両側の土を長靴で平らに埋め戻して完了。

先週、久野の畑で十勝こがね5kgを50mに植えたが、今日は3.4kgで56m植えられた。1kgあたりに換算すると、十勝こがねは10m、レッドムーン他は16mに植えられたことになる。レッドムーンは芽の数が多い(わかりやすい?)ので、小さく切れるのが原因か。

残るじゃが芋の植え付けは、あと1ヶ所(小台西の畑)となった。

もう春? -2016/2/16-

昨夜は雨が雪に変わったよう。道路や屋根には雪はなかったが、畑に行ってみるとうっすらと雪があった。この辺りでは初雪か?

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しかし、植物たちが感じている季節は既に早春のよう。

1/31のブログでねぎ坊主が出たことを書いたが、今日時点で、石倉一本ネギの2割くらいにねぎ坊主が出ている。
更にルッコラにも花が咲いた。これまで2月に咲いた記憶はない。

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そして、なんとそら豆にも花が。2,3ヶ月も早い。

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今年は暖冬だとは聞いていたが、それだけだろうか?

ますます異常な気候になりそうな予感が。。。

じゃが芋の植え付け(1) -2016/2/12-

例年より半月早く、今日は援軍を得てじゃが芋の植え付け作業。
定年退職が近いので、その前に一度畑仕事も体験したいとのことで来てくれた。

場所は、久野で新しく整地した共同の畑。一部を使わせてもらえることになった。まだ休耕地を先週整地して耕耘したばかり。

品種は、収穫後日持ちの良い「十勝こがね」5kg。約50mの長さに植え付けた。

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午後は、塚原の畑でじゃが芋の植え付け準備。ここにも数品種を植える予定。まず前作の里芋の残りを掘って別の場所に埋め戻したのち、耕耘機を使って整地。

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初めての耕耘機作業の割りには、すぐに慣れてきれいに仕上がった。機械が良いのか操作がうまいのか??両方かな。
これでここにも来週か再来週に植えられる。

一年の畑仕事の開始はじゃが芋の植え付けからというイメージがあるが、今年は援軍を得てさい先の良いスタートがきれた。