電熱温床の設置 -2018/1/31-

2月になると夏野菜の苗作りが始まる。
ピーマン、ナス、トマト、そしてキュウリ。
キャベツやブロッコリーなども。

もう使い始めて5年くらいになるだろうか、電熱温床。
去年は240株くらいの夏野菜の苗を育てた。
鉢上げ後は知り合いのハウスに苗を置かせて貰ってだったが。
今年は畑も広がるのでもっと育てたいが、面積的には限界かな・・

自宅の軒先に防草シートと断熱材(いわゆるプチプチ)を二重に敷き、下への熱のロスを抑える。サイズは90cmx180cm。

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その上に農電マットというヒーターを載せる。

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農電マット自体が防水性を持つらしいが、毎日水をやるので、念のためビニールを被せる。

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保温のため厚手のビニールトンネルを掛ける。

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これで一応使えるが、3月頃になると日射しが強すぎて苗が乾燥気味になるので、寒冷紗も掛けられるようにしておく。以前はブルーシートを掛けていたが、寒冷紗ぐらいがちょうど良さそう。

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これで完成! あとでコントローラーと温度センサーを繋げば、希望の温度に維持できる。畑の計画がまだ固まっていない部分もあるが、走りながら考えるスタイルで行きたい。

今年から畑も広がりお客さんも増えつつある中で、何をどれだけ作るか、足りない苗はどうするか、、
手を広げすぎて自分の首を絞めないように気をつけながら。

味噌の仕込み -2018/1/28-

毎年この時期には、あしがら農の会で味噌を仕込む会がある。

今年も1月21日にみんなで集まって、各自の米麹づくり。
一晩水に漬けたお米を持って来て、セイロで1時間強蒸す。

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40℃程度まで冷ましたら、種麹と混ぜて各自の家に持ち帰る。
その後、数日間温度をうまくコントロールしながら醗酵させて米麹を作る。今年の温度推移も大体これまでと同じでまあ順調。

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5日目になるともう温度は上がらなくなったので、これで打ち切り。表面が白くて、所々褐色がかった米麹が出来た。

今日28日は各自米麹を持ち寄り、今年とれた大豆を大釜で煮て、米麹と混ぜて味噌を仕込んだ。今年煮た大豆は81kgで少なめ。

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煮えた大豆を各自足で踏みつぶして細かくし、塩切りした米麹と混ぜて漬け物容器に詰め込んで終了。4時前には解散できた。

去年までは米麹約3kgと大豆3kg(乾量)と塩1kgという処方で作ったが、もう少し甘めの味噌を作ろうと思い、今年は米麹3kgと大豆1.5kg(乾量)と塩700gという処方にして、米麹の比率を上げて仕込んだ。米麹の比率を上げるとややパサパサした感じになったので、大豆の煮汁を足すべきか迷ったが、今回は足さずにやった。さてどんな結果になるか、1年後が楽しみ。

新しい畑 -2018/1/23-

あれやこれやとやっている間に、一月ほど更新をサボってしまった(-_-;)

今朝はこの冬始めて雪が積もった。これは塚原の畑。

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ネットトンネルやビニールトンネルは雪で押しつぶされてしまったが、簡単に復旧できて特に大きな被害は無かった。


正月以来、色々と今年の計画を立てつつあるが、今年は大きな動きの年になりそう。

動きの一つは、野菜不足解消のために新しく約1反の畑を借りることにした。これまでの3ヶ所約1.6反から、4ヶ所2.6反になる。

休耕地だった2.6反の畑の半分を借りる予定で、下の写真中央の通路から右側半分を使わせて貰う予定。

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細長い畑で使い方が難しいが、3月頃のじゃが芋の植え付けから実働が始まりそう。面積が広がって草対策が一番の難関になりそうなので、色々知恵を絞りたい。

もう一つの動きは小田原有機の里づくり協議会の新プロジェクトで、市民や就農希望者を対象に有機農業塾を開くことになり、その実行メンバーの一人として関わることになりそうなこと。

小田原市の他、大学や諸団体と協力関係を築いて運営することを目指すため、事務的な仕事や畑での実習の仕事など、かなり時間を割く必要がありそう。

自分の畑を耕して営農する仕事も大事だが、あちこちと連携して農業の裾野を広げる仕事は更に重要と思うので、まだ構想段階だが、実現に向けて立ち上げから関わっていきたい。

体力的・時間的にどこまでやれるか心配ではあるが、2018年は大きな転換点になりそうな気がする。