ねもり のすべての投稿

田んぼでコロガシ(2) -2016/6/22-

5月末に田植えをしてから3週間ちょっと。稲もずいぶん大きくなった。

6/8に載せた、最初のコロガシ時点の写真を再度見ると、

IMG_2359.jpg

それが今日では、

IMG_2396.jpg

緑色が濃くなり丈が伸びたと同時に、分げつして一株の本数がかなり増えている。
田んぼの中を歩くと、泥の中から醗酵したガスがぶくぶくと出てくるが、最初のコロガシの時に比べると今日はかなり少なかった。先週も1回やっているので今日で3回目だが、回を追う毎に減っていく。代かきの時に鋤き込んだ有機物の分解が、ある程度進んだということだろう。

この頃の田んぼにはアオサギのつがい?が毎日のように来ているが、今日田んぼに行った時に、アオサギは二羽飛んで逃げて行き、その代わりに、カルガモのつがいがコロガシの間ずっと近くを動き回って何かを食べていた。稲の株元をつつくような動作もするので、虫でも食べているのだろうか。あまりヒトを恐れず、5m程度の近距離で4時間弱付き合ってくれた。
上の写真の中央右端の方を拡大すると、

IMG_2396 (2).jpg

わかりにくいが、二羽が仲良くしている。
有機無農薬の田んぼなので、たぶんエサになるものも多いのだろう。

2016じゃが芋掘り会(第三回) -2016/6/18-

今日も晴れて関東各地で30℃越え。35℃を超えたところも。
小田原も今年一番の暑さでした。

今日は、一昨年芋掘りに初参加した父子 のはずだったのが、午後になって子供さんが急に熱を出したため、お父さん一人での参加。子供のためならエーンヤコーラーと掘って戴きました。

IMG_2388.jpg

お芋の方は、先週に比べると一回り大きくなっており、丁度掘り頃といった感じです。

IMG_2391.jpg

お土産のお芋を食べたら、4歳半になった息子さんも元気になると思います。

最近運動不足なので、会社の夏休みには畑の手伝いにも来て貰えるかもとか、、力持ちの援軍を期待しています。

紫キャベツのコールスロー -2016/6/16-

昨年8月に種まきして10月に定植した紫キャベツ「中生ルビーボール」。何故か育ちが非常に遅くて小さいまま冬越しし、収穫が5月、6月になってしまった。

IMG_2385 (2).jpg

緑色のキャベツと比べると、中味がギュッと詰まっている感じで、とても重い。

mimosaさんから、この紫キャベツを使ったコールスローがとても良かったとのことで紹介して戴きました。

作り方はクックパッドを参考にして。
http://cookpad.com/recipe/598439

コツとしては、あまり細く切らずにやや太めの千切りにすると、シャキットした歯触りがあって良かったとのこと。

image1.jpeg

レシピには調味料に漬け込んで1〜2時間置くと書いてあるが、一日二日おいても味が良くしみこんで美味しかったとのこと。
本当に鮮やかな色です。

栽培の面では、葉が分厚いためか青虫がついても大した被害は無く、緑色のキャベツより育てやすい。去年は種まき時期が少し遅かったようなので、今年は7月まきで、野菜の少ない冬どりを狙ってみたい。

落花生の種まき -2016/6/15-

今日は野菜の配達もないので、一日作業できる日。

ちょっと遅れ気味だが、落花生の種まきをした。

一昨日耕耘機で耕しておいた場所。巾2mx25m。

IMG_2383.jpg

今日、クワで畝を2本分作った。
左側からさつま芋の蔓が伸びてくるはずなので、やや右よりに。

IMG_2387.jpg

去年種採りした「おおまさり」を株間1mで2列播種した。例年は元肥を少し入れているが、今年は無しでスタート。マメ科なので、芽が出た辺りで少し追肥すればいいのではないかと楽観しているが、どうだろうか。

去年も落花生は2列作ったので今年と同じ。人気なのでもう少し増やしたかったが、場所が限られるのでやむを得ず。

午前中でここまで終わったので、午後は周年栽培している葉物類の播種やら、あちこちの草刈りなど。ずっと曇りだったので比較的作業しやすい一日だった。

2016じゃが芋掘り会(第二回) -2016/6/12-

今日も快晴で芋掘り日和。

今日は、最近農の会の田んぼ作業にも参加している家族が来てくれました。

IMG_2378.jpg

旦那さんは、小さい頃から、お父さんがやっている家庭菜園でじゃが芋掘りをやって来たとのこと。じゃが芋だけで2a程度作っていたということなので本格的です。すごい腕力で、足で踏まなくても腕だけでガンガン掘っていけるのにびっくりしました。

余談ながら、ドイツのスコップは柄の部分がもっと長くて、前屈みにならずに掘れるので腰が楽だとのこと。今まで考えもしなかったけれど、確かにそんな気がします。

今日も全体的にはやはり低収量ながら、レッドムーンが比較的マシという点で、昨日と同じでした。

こちらのご家庭でも、今夜は早速お芋料理だったそうです。

定番の素揚げは取り合いに、

IMG_7198.jpg

中味がピンク色のドラゴンレッドは、色味を生かしてポテトサラダに。

IMG_7197.jpg

2016じゃが芋掘り会(第一回) -2016/6/11-

今年もいよいよじゃが芋掘り会をやります。今日は快晴で絶好の芋掘り日和。今年は3種類の芋を掘ります。
第一回のお客さんは最近常連の若い夫婦です。

どのくらい出来てるかなと期待して掘り始めたものの、小さな芋が少ししかない株が続き、次へ次へと進みます。2株ずつの予定だったのが、2種類は5株ずつほど掘って、やっとそれなりの収量に。最後のレッドムーンは良いサイズの芋がとれて、ホッとしました。

IMG_2369.jpg

じゃが芋を干して乾かしている間に、収穫しておいた玉ねぎの片付けを手伝って貰いました。

IMG_2368.jpg

明日からしばらく天気が悪そうなので,全部コンテナに入れて物置へ。やはり人数がいると早くて助かりました。

早速夕食の具材に使ったそうで、写真を送って貰いました。
白いお芋と赤いお芋。

CAM00888.jpg

田んぼでコロガシ -2016/6/8-

田植えから約1週間。草を見ないうちに草を取るのが楽、ということで今年もコロガシ(田車)を使って草を予防する。

1週間経って稲も根を伸ばし、一回り大きくなっている。

IMG_2359.jpg

田んぼを見て回ると、場所によってミジンコの様なものが無数にいる所があった。

IMG_2360.jpg

うまく写真は撮れなかったが、豊年エビも結構いる。今年は期待できるかな。

コロガシを押して稲の間の泥をかき回し、芽が出かけた草を浮かせていく。今日は南北方向を全部まわれた。所要時間は4時間。

IMG_2366.jpg

泥をかき混ぜるので、豊年エビやミジンコや、オタマジャクシなどはどうなるのかなと思いながらもどんどん進んでいくと、畦の近くで大きなカニをすくい上げてしまった。

IMG_2365.jpg

甲羅の大きさが左右で10cmくらい。海のカニではないかと思うくらいの大きさでびっくりした。
畦に穴を開けたり悪さもするかも知れないとは思いつつ、そのままにしておいた。ミジンコでも食べているのだろうか。。

また1週間ほどしたら東西方向にもコロガし、またその後もう一度コロガす。ここで頑張っておくと夏の草取りはかなり楽になる。

2016年田植え(2)、さつま芋(2) -2016/5/29-

昨日に続いて、今日は田植えの2日目。

残りの田んぼは少ないが、昨日を越える人数でスタートした。

IMG_2327.jpg

今日は子供たちも参加。

IMG_2337.jpg

昼前には全部植え終わってしまった。

ややあっけない感じもあるが、とにかく今年も田植えが無事終わり、ホッと一息。

今年育てた苗は3種類あり、左から200穴セルトレイで育てたもの、育苗箱で育てたもの、苗床に直播きで育てたもの。

IMG_2322.jpg

中央の育苗箱のものがやや小さめで、セルトレイと直播きはほぼ同じ出来だった。根の具合を見ても直播きが同等以上。播種密度によっても育ち具合が変わるのでこれだけでは断定できないが、直播きは手間がかからず大幅に省力化できるため、来年は直播きメインでやることになりそう。

 

午後は予想外に時間が出来たので、小台西の畑でさつま芋の追加定植。
買っておいた安納芋100本と、紅はるか30本を植えた。

右の畝に安納芋が25m。左の畝の手前は25日に植えた紅はるか30本。すでに活着して立ちあがっている。その奥に紅はるか30本と安納芋15本ほどを植えた。

IMG_2346.jpg

さつまいもの植え付けもほぼ終了。あとは自家育苗中の苗が出来たら、塚原と舟原の(山の)畑に植えて、獣害があるかどうかのテストをする。

2016年の田植え -2016/5/28-

あしがら農の会の欠ノ上田んぼでは、今年も2日間かけての田植えで、今日が一日目。

先週末に3日間かけて、棚田11枚合計3反の草刈り、あら起こし、代かき、畦塗りなどの力仕事を済ませた。
昨日は、育てた苗を苗代から抜き取り、両手で持てる程度のカゴに入れて今日に備えた(苗取り)。準備は完了。

今朝は8時に全員集合し、総勢17人で田植えを開始。
今日は珍しく子供がいなくて、経験者ばかり。

上の田んぼでは道具を使って田んぼに縦横の線を引いている。
道具は10kgぐらいだろうか。やや重いのと足場が悪いので、真っ直ぐに線を引くのは結構難しい。
既に線を引き終わった下の田んぼでは、残りの人が苗を植え始めている。

DSCF5038.jpg

 

縦横の線の交点に、苗を2〜3本ずつ手で植えていく。
場所によっては膝下くらいまで足が沈み込むので、バランスを崩さないように歩くのが大変。終わる頃には皆さんズボンもシャツも泥んこになった。

DSCF5039.jpg

若い人は植えるのが速く、私の倍くらいで楽々植えていく。
でも、話をしながらゆっくり植えていくのも楽しくていい。

今日は曇り空で涼しく絶好の田植え日和だったこともあり、予想以上に進んで、11枚の田んぼのうち8枚が終わった。

明日は残り3枚を植えて水を入れ、そば殻をまいて後片付けという予定。準備を含めて重労働が続いたが、もうすぐそこに終わりが見えてきた。

さつま芋の定植 -2016/5/25-

先週末から田んぼの準備が忙しくて畑が出来なかったが、今日は1日時間が取れたので、遅ればせながらさつま芋の畝立てと定植。

先週耕耘して堆肥と鶏糞を入れておいた畑を、クワで畝立て。25m長の2本だが、1本の畝を立てるには両側の土を起こすので、合計100mを起こした事になる。休み休み2時間かかった。

IMG_2316.jpg

上をクワで押さえて台形にしたあと、黒マルチを張っていく。
高畝にしたので、両サイドを土でしっかり押さえるのが難しい。

IMG_2317.jpg

2本とも完成。マルチ張りも2時間かかった。遅すぎ。。しかも相変わらず下手くそ。

IMG_2318.jpg

一昨年は畝が1本だけ、昨年は1本半、今年は2本。需要に合わせて徐々に増やしている。

手持ちの苗は「紅はるか」が30本ほどだけだったので、まずそれを定植。棒でマルチの上から穴を開け、苗を差し込んで、水を苗伝いに流し込み、あとはトントンと叩いて穴を閉じる。これは1本1分くらいで出来た。

IMG_2319.pg

残りは安納芋を100本注文したので、届いたら植えるのと、今年始めて自分で芽出ししている紅はるかと安納芋が育ったら植える。秋まで長いので、まだまだ急ぐことはないだろう。

環境負荷を考えるとマルチは使いたくないが、草抑えと、生長促進効果が大きいので、今年も玉ねぎ、オクラ、さつま芋には使ってしまった。あと、去年使ったものの使い回しで、トマトの一部、長芋、茎ブロッコリーにも。悩ましい。。

今週末はいよいよ田植えなので、しばらく畑はお休みになる。
知り合いが2組、田植えの手伝いに来てくれるので有り難い。

さつま芋の準備のため前作の東京べか菜を片付けたが、塔立ちして高さ1m以上になっており、乾かして種を採る。
逆さにして袋に入れ、カラカラに乾くまで置いておくと、勝手にさやがはじけて種が落ちる。これだけあれば数年分は十分。
アブラナ科は交雑しやすいので、毎年何か(小松菜かな?)が混ざったものも数%できるが、それも美味しいので気にしない。種採り用に最後に残すものだけ選ぶことにしている。

IMG_2320.jpg