「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

玉ねぎの植え付け -2017/11/26-

しばらく好天が続くが、今日は風が強い。帽子が飛ばされそう。

玉ねぎの苗が大きくなってきたので、そろそろ第一弾の植え付けを始めようと、先週牛糞堆肥1袋と米ぬか一袋を入れて耕耘しておいた。ここはピーマンの跡地。

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去年は、早生、晩生、赤(早生)の3種だったが、早生と晩生の収穫時期が10日ほどしか違わなかったので、今年は、極早生、晩生、赤(中生)の構成に変えてみた。これ以外に農の会で中晩生の苗も共同で育てている。狙いとしては、来年5月初めくらいから極早生の収穫開始、5月末に赤玉ねぎ、そして6月10日頃から中晩生や晩生の収穫というイメージ。どうでしょうね。

このうち、今日は極早生と赤玉ねぎを植えつけた。極早生は太さが6~7mmまで育ってきたのでちょうど植え頃。強い雨風を避けるため、奥のネットトンネルの中でセルトレイ育苗していた。

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いつも通り、古い黒マルチを張って植えつけ。
奥の方が極早生で手前が中生の赤玉ねぎ。赤玉ねぎはまだ細くて、植えるのが早過ぎたかも知れない。

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極早生黄玉ねぎは、種まきして育った苗が約75%とまあまあ、愛知赤玉ねぎは約45%と悪かった。覆土の深さが良くなかったのか、温湿度などの具合か??

植えたのは極早生が300本、赤玉ねぎが180本で去年の約2倍。モグラの害、霜による浮き上がり、虫害などで減るが、歩留まりはどうだろうか。8割くらいいけばいいが。
あとは晩生と農の会の中晩生を計1000本くらい植えられればと思っている。

来年は需要が急増しそうだが、保存場所も対策しないと秋以降の供給が出来ない。また大工仕事でもやるかな・・

さつま芋掘り会2017(第一回) -2017/11/3-

いつもは10月から始めるさつま芋掘り会。
今年は天候の影響で遅れ、文化の日の今日やっと第一回です。

今日は子供連れの家族が二組。

安納芋とシルクスイートを順に掘っていったものの、小さな芋ばかりで次へ次へとずるずる。
掘るのに一生懸命で、途中で写真を撮るのを忘れてしまい、最後に集合写真をパチリ。

しかたなくちょっとボカシ加工をしました。

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たくさん出てきた根切り虫を、二年生のYちゃんが(13匹だったかな?)やっつけてくれたり、やっかいな雑草(ハマスゲ)をA子お母さんが少しずつ掘ってくれている間に、掘り進みました。KちゃんRちゃんも、半年前に比べて一回り大きくなった気がします。また次回のみんなの成長が楽しみです。

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午後の空いた時間に、エンドウ豆の種まき。

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手前はスナックエンドウ。種まきのあと、鳥よけと冬の霜よけを兼ねて不織布をべた掛け。その向こうのそら豆の一部にもついでにべた掛け。左の奥の方にはグリーンピースを蒔いてべた掛け。
残ったそら豆には一応鳥よけ紐を張ってあるので、霜が降りる前に防寒の不織布を掛けましょう。

これで春を告げるお豆さんの種まきは、何とか間に合った(かな?)元肥は米ぬかを通路に少しのみ。

そら豆の種まき -2017/10/30-

台風の2連発に苦しみながらも、何とかお米の収穫作業は全部終わり、やっと畑仕事に戻って来られた。

10月中にやっておきたいのは、そら豆とエンドウ豆の種まき。

やっと晴が戻ったので、今日は両方やってしまおうと意気込んでスタート。

まず小台西の畑で、予定地の片付けから。草むら状態の中にトウガンが広がっている。まずトウガンの収穫から始めた。

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つるを引っ張って、ぶら下がっている実をチョッキン。

出るわ出るわ、1本しか植えてないのに、草の中から予想の数倍も出てきた。最初迷ったが、2本植えなくて良かった!

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トウガンと草をハサミとクワで片付けて、20mの畝を2本。
ここまでで5時間!
一番やっかいだったのは、塊茎で増える草、ハマスゲが入り込んでいること。クワで、塊茎を出来るだけ切らないように掘り出し、肥料が入っていたビニール袋に入れた。全面は取り切れないのが見えていたので、今日は線を張った回りだけ。

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株間40cmで、12mx2列に直播き。60個ほど蒔いた事になる。
品種はいつもと同じ河内一寸。お歯黒を斜め下にして、種が見えなくなる程度に押し込むだけ。

ここまでで午後4時になったので、あとはトウガンを物置に運び込んだらもう暗くなった。

畝が8mx2列余っているが、ここには発注してあるそら豆の種が届いたら蒔く予定。初めての品種で、うちのお客さんがいかにも喜んでくれそうなもの・・春が楽しみ!

結局、スナックエンドウとグリーンピースは蒔けなかった。
10月中は諦めて、来月早々を目指そう。

サニーレタス、冬キャベツ定植 -2017/10/6-

気温がぐっと下がる時期になり、このところ葉物を中心に種まきが続く。小松菜、水菜、べか菜、春菊、ロロロッサ、かぶなど。

今日は午後から雨の予報だったので、午前中に定植作業。
冬どりのキャベツ(左)とサニーレタス(右)。

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どちらも36穴トレイで苗を育てたが、サニーレタスは8月16日に2粒ずつ種を蒔いたが発芽せず、8月25日に同じトレイにもう一度2粒ずつ蒔いたがやはり発芽せず、タネが駄目だったかなと諦めていたら9月4日になって発芽。しかも1つのセルに4本出てきた!

温度が適度なところに下がったので出てきたのだろうか??

そんなこんなで想定外に多数の苗が出来てしまったが、捨てられずに全部定植してしまった。当初の予定よりかなり遅れたが、育つかどうか。。
例年なら10月はレタス類も豊富にあるが、今年はちょっと厳しいかな。

ヨトウムシ来襲 −2017/9/26-

茎ブロッコリー(スティックセニョール)が高さ30cmくらいに成長したが、一部の株が網目状に虫食いにされた!

葉を裏返してみると、太さ1mm長さ5mmくらいの小さな青虫がいっぱい。急いでテデトールで退治していると、卵を発見。
一株に1〜3ヶ所、ほとんどの株にびっしりと卵が産み付けられていた。
ヨトウムシだ! (右端は手袋の親指)

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この葉っぱは、良く見ると卵塊の左半分と右半分で卵の間隔が違う。大きさも右の方が大きいかな? 何だろう、2回産み付けられたのか? 他の葉は、左半分のような密なものがほとんど。

さらに、下の方に黄色い卵らしいものがぽつんと1個ある。
モンシロチョウかな。。

これは退治しないと大変な事になる。卵は指で簡単にパラパラと落とせるので、一株一株、葉を一枚一枚全部裏返して「丁寧に」取り除いた。誰かと違って口先ではなく、本当に丁寧に。

家に帰ってからふと気になったが、卵を葉から落とせばよかったんだろうか?孵化したらよじ登ってこないか?
わからないけど、微生物やアリさんを信頼するとしよう。

カリフラワーも隣の畝に植えてあるが、そちらは食害も卵も無かった。

隣のキャベツは?ネットの中のはもちろん問題なくきれいだが、一株だけ比較のため露地に植えてあるのを調べてみた。(手前)
食害もないが、卵も見つからなかった。

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ということは、ヨトウムシは茎ブロッコリーが一番好きで、キャベツやカリフラワーは2番手3番手ということらしい。
虫もグルメになってきたようだ。

モンシロチョウの青虫も、茎ブロッコリーには少しだけ見つかったが、この露地キャベツやカリフラワーには見つからなかった。

ということは、キャベツの露地栽培をやるときには、近くに茎ブロッコリーを少し植えれば、食害が減らせるかも知れない。


今日は落花生を初収穫。品種はおおまさり。

一株だけ試しに抜いて見たところ、十分大きな実もかなりあるが、まだ生長中の小さな実も半分以上。一株収量600gほどだったのでまだ少し早い。ただ、10月末までが収穫期なのでそろそろ販売を始めることにする。

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去年は畝の長さ計50m作って全然足りない状況だったので、今年は70m。しかし、畑のスペースの都合で畝巾を狭めざるを得なかったので、一株収量は下がりそう。
なかなか思うようには行かないもの・・・

ニンニク植えつけ -2017/9/24-

稲刈りまであと1週間。今のうちにやるべきことをやってと、気持ちだけは焦るが、徐々にしか進まない。

大根の種まき2回目と、小松菜などの葉物の種まき(約2週間毎)は昨日済ませた。じゃが芋の土寄せ2回目も終わった。

今日の午前中はあしがら農の会の大豆の草取り、午後は自分の畑で何をしようかと考えた末、ニンニクの植え付けをすることにした。ほうれん草とのらぼう菜の種まきは明日出来るかな。

じゃが芋の跡地を再度クワで耕し、醗酵鶏糞2kg入れて黒マルチ。
このマルチは、去年玉ねぎで使ったものを回収して再利用。

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買っておいた種はホワイト種のニンニク1kg。

横に5個x50列で250個植えられた。

一昨年はマルチ無しでニンニクを作ったが、5月頃の玉が太る頃に赤さび病になり、ほとんど採れなかった。知人に聞いたら、農薬を使わないなら、病気になる前に早く大きく太らせればいいとのことなので、今年はマルチを使い、多肥気味に育てて見ようと思う。

白菜の定植 -2017/9/22-

白菜は虫が非常につきやすいので無農薬では難しい。
ここ2,3年は作るのをやめていたが、冬場の品揃えを考えるとやっぱり欲しいと思い、今年は苗を育てていた。

予定地はミニトマトのあと。
まだ少し実がついていたが、切り替えが大事と、思い切って片付けた。昼から雨予報で、耕したり肥料を入れたりする時間は無いため、不耕起無施肥でスタートすることに。
ミニトマトを植えていた畝に、そのまま自家苗を定植した。

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通路の部分には、ミニトマトの残渣や抜いた雑草を詰め込んだ。
雨が上がったら、ここに窒素肥料を撒いて、分解を促進しようと思う。

さて、今年も虫喰いだらけにされてしまうだろうか
などと考えていたら、早速モンシロチョウが飛んできた・・

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

さつま芋試し堀り -2017/9/18-

じゃが芋の在庫も底をつき、お客さんからもさつま芋そろそろですかと聞かれるようになり、やはり気になるので試し堀りしてみた。

今年は主力が安納芋、次にシルクスイート(初)、そして紅はるかが少数という構成。甘そうな芋ばかり揃えた。

しかし、現場はというと、どこにさつま芋があるのかわからない様な状態。手前だけ少し草を引き抜いてみた。

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芋のつるは細いし、葉も貧弱!
これじゃ小さな芋が2,3個ついている程度かなと覚悟を決めて、マルチを(再利用するため)慎重に剥がしながら5株掘ってみた。

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あれっ、、予想よりは良く出来ているかも・・

まだ少し細めだが、一株5個程度、何とか食べられそうなサイズになっている。安納芋はもっと丸っこいのが多いが、今年は何故か細長いのが多い。揃いもいつもより良い。
天候のせいか、今年のトキタの苗はこんな品種だったのか。。

もう一回り太った頃がちょうど掘り頃かな。意外と順調に育っていた。

あと10日だとして、ちょうど月末頃か。
稲刈りと重なってしまった! 忙しいときは重なるもの。。

ありがたい、ありがたい。

芽キャベツ定植、秋じゃが土寄せ-2017/9/13-

じゃが芋の芽が伸びてきたので、株の両側に米ぬかを撒いて、

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土とよく混ぜながら土寄せした。

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生の米ぬかを入れるのはちょっと危険かも知れないが、元肥無しでスタートしたので、ちょっと冒険。(前科有り)

もう一列も同じように米ぬかを撒いて土寄せ。

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秋じゃがは気温が下がっていく環境で芋を太らせないといけないので、茎葉を早く大きくするように心掛けている。今のところは順調そう。

真冬の人気者、芽キャベツの苗も定植時期になったので、1m近くまで茂っていた草を抜き取って耕耘し、定植した。

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真冬に向けては、白ネギ、里芋、人参、長芋は順調。九条ネギは少なめ、ごぼうは失敗してトホホな状態。
これから、大根、葉物など頑張りましょう。

レタス、カブの種まき -2017/9/9-

秋野菜の種まきも9月が最盛期。

今日は、小台東の畑で桃太郎トマトのあとを片付けて種まきをした。桃太郎は病気でほとんど収穫出来ず。何が悪かったのか??

途中で諦めて草むらになっていたので、まずは草の片付けから。
右側半分ほど抜き取ったところ。

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全部抜き取って奥に積み上げたが、約5時間もかかった。
緑肥もびっくりするほどのすごい量。

牛糞堆肥、醗酵鶏糞、くん炭を入れて畝立てし、種まきはほんの30分ほどであっけなく完了。

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中央の畝には、ロロロッサ、マノア、ベビーリーフカラフルミックスの3種を各1列播種。
右の畝には、金町小かぶと、みやま小かぶを各1列播種。

今日は出来なかったが、抜いた草は、入るだけ通路部分に詰め込んで、来春までにゆっくり分解させようと思う。