「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

人参の種まき、茄子の種とり -2016/8/15-

猛暑もこのところ少し収まっていて時々夕立が来る。
人参は播種したあと乾燥すると発芽しなくなるので、こういう時がチャンス!

あらかじめ畝立てしてタイミングを待っていたが、今日以降雨が多そうなので2ヶ所の畑に種まきした。

小台東の畑。冬の間緑肥のえん麦を栽培して、5月に鋤き込んでおいた所。えん麦跡に人参というのが近年のお決まりパターン。
長さ7m程の畝を2本立てて、黒田五寸人参4列と金時人参を2列蒔いた。

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次に塚原の畑。ここもえん麦を栽培してすき込んだ所。長さ20mの畝に、黒田五寸人参、金時人参、そして黄色人参を蒔いた。

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人参は種が小さくて蒔きにくいし、好光性なので浅く蒔かないと芽が出ないし、乾燥しないように気をつけないといけないし、となかなか気難しい。

お天気次第でうまく発芽しないこともよくあるが、8月中に蒔けば間に合うので、まだ失敗は許される。今日は夜になって早速かなり雨が降ってくれた。出だし好調(^^)

そして今日は種まきのあとに種とり。
早生真黒茄子の実を一つだけ木に成りっぱなしにして熟させ、腐りかけてきたところでバケツに種を取りだして、水に沈む物だけを集めた。2~300個はあるだろうか。

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このあと、黒十全茄子、博多大長なす、フランスの茄子(Listada de Gandia)、イタリアの茄子(Violetta di Firenze)と種とりが続き、更にさきがけピーマン、米国のトマト(Dagma’s Perfection)、ミニトマト2種(黄、紫)、オクラ(丸、白、ダビデの星)と続く。
どうせ量的に使い切れないので、種屋でも始めるかな・・・

暑いと私は・・・ -2016/8/10-

8/3に雨が降って以来、32℃以上の日が1週間続き土はからから。
作土の浅い小台西の畑では、茄子が一部枯れそうになっている。毎日朝夕水やりをしても、人参はまだ発芽してこない。大丈夫かな・・・

かなりピンチになっていたところ、つい先ほど夕立が来た。
これで乾燥に苦しんでいた野菜たちも救われるのではないかな。

天候と関係があるかどうかわからないが、今日収穫していたら、さきがけピーマンに1個だけ、見たこともない変わった物があった。

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中央の大型のピーマン。皮の一部が盛り上がって、口紅のような感じに赤くなっている。溝は中の空洞とはつながっておらず、虫が居る様子もない。
熟すと赤くなるのは普通だが、こんな形は見たことがないし、色味もこんな明るい赤は見たことがない。
虫の仕業か、病気の一種なのか、さてさて??
ピーマンが変顔をしているのだろうか。
暑いと私はブチャくなる とか

塚原の畑の野菜たち近況 -2016/8/1-

梅雨が明けて暑い日が続く。

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夏野菜たちはますます元気で、どんどん実をつけてくれてちょっと困るくらい。。

イタリアの伝統茄子 Violetta di Firenze。見た目も味も世界一とか言う宣伝文句につられて、種を買って育ててみた。気温が上がってどんどん実をつけ始めた。

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厚切りにしてオイルで焼くととてもクリーミーで美味しいと、評判もなかなか。宣伝文句もあながち嘘ではなかった(^^) 種採りすることに決定。


フランスの伝統茄子 Listada de Gandia。見た目が気に入って去年も作り、種採りした。やや晩生種だが、気温が上がって実付きが良くなってきた。やはり美しい。

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この畑はテントウムシダマシが多いため、どちらの茄子も葉をかなり食べられてしまった。最近はしょっちゅう見回ってテデトールで退治しているので、上の方の葉は被害が少ない。


大玉トマトは米国の固定種 Dagma’s Perfection。去年は収量が極めて少なかったが、時差ボケかなと一応種採りし、今年再挑戦。
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ミニトマト並みの放任仕立てで、多数の実がついた。大きいものは一個600g越えと、さすがのアメリカンサイズ。一部で横支柱が重みに耐えられず折れてしまった。黄色と赤のバイカラーで、味はややフルーツっぽいと評判も良い。小台東の畑でも同品種を黒マルチで育てているが、やはりマルチをした方が収量は多い。来年は支柱を強化してやろうと思う。出来れば通常サイズで数多く採れれば嬉しいが、どうしたらいいんだろうか・・・元肥を入れずに追肥主体で行けばいいのかな・・


ピーマンは日本の固定種。野口種苗のさきがけピーマン。
肉厚で大型の実が良くつく。今年も元気がいい。

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里芋は、今年は久しぶりに育ちが非常によい。肥料多めが効いたのかと思うが、背丈と同じ位になって大きな葉を広げている。
滅多に花が咲かないと言われているが、去年に続いて今年も数株に花が咲いた。この畑は花が咲きやすい土壌なのかも。

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みかんは去年当たり年だったので、今年は裏年。実をつけている株は1/3ほどだが、実の大きさは去年より大きい。みかんは肥料喰いだという話を聞いて、多めにやったのが良かったのかも知れない。味はどうだろうか、冬が楽しみ。

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冬前に植えたレモンは数個実をつけている(中央右端に3個見える)。 柑橘が好きなナミアゲハの幼虫が葉に数匹いるなと思っていたが、1匹がついに終齢幼虫になった。支柱の竹を下に向かって移動中。さなぎになる場所を探しているのかな?

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レモンは結構虫に好かれるようで、有機無農薬でまともな実が採れるのかどうか、期待が半分、不安が半分。

落花生の救出 -2016/7/27-

雨も降って気温も高い今頃は、年間でも一番草が伸びる時期。
この頃は毎日草取りや草刈りばかりやっている気がする。

落花生も草にほぼ埋もれてしまったので、これはヤバイと救出作業をした。

24日に半日かけて手前側半分を草取り。株間と畝間の草を手で抜いて、畝の上に被せていく。奥の方は落花生が見えない。

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今日はまた半日かけて続きをやった。手作業なので時間がかかる

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草がよく伸びたこの時期に多量の草を被せておくと、枯れ草マルチとなって今後草は生えにくくなる。一番大変な作業は何とか終わった。下の写真左手前の落花生は、根元に小さな黄色い花が咲いている。

ただ、今年は落花生の隣にさつま芋を植えたので、今度は芋蔓との戦いになりそう。狭い場所に色々植えるので、問題は尽きない。

今日は、残りの半日はあちこちで草刈り。刈払い機も連日稼働しているが、モグラたたきのようで草はなかなか減らない。
この時期にどれだけ草をコントロールできるかが、扱える畑面積の上限を決める一番の要因かな。。

すでに上限を超えているのでは、と言われたら・・・・
う〜ん、そうかも。。

堆肥作り -2016/7/4-

植木の剪定屑は、30袋を小台東の畑のトマトや青しその根元に敷いたが、まだ22袋余ったので、塚原の畑で米ぬかとともに積み上げて、堆肥を作ることにした。

運び込んだ剪定屑22袋(200kg位?)と、米ぬか20kgx3袋。
手前右側の草を取って置いた部分に積むことにする。

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一部積んだところ。

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剪定屑を積んだら踏んで圧縮し、上に米ぬかを撒き、左上の雨水タンクから水を汲んでバシャバシャ掛け、また踏み込む。これの繰り返し。
午前中に半分くらい積み、残りは日射しがややマシになった15時半頃からまた積んだ。17時頃完成。

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途中で切り返しなどしながら、1年以上かけて堆肥化させる。

後片付けをしていると何かの気配が・・・

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以前一度見かけたことのあるにゃん子だと思うが、堆肥の近くが気に入ったらしく、眼を細めて座ってしまった。
午前中から積み込みを始めたので、下の方からはもう発熱が始まっていると思うが、こんな季節でも猫ちゃんは暖かいところが好きなんだろうか??
2,3日もすると60℃以上になると思うので、そうなるとさすがに来てくれないかな。
今度は寒い季節に作ってあげよう。

里芋の土寄せ -2016/7/2-

今週末はあしがら農の会の大豆の種まきなどの行事があり、お芋掘り会はお休み。

隙間の時間を利用して、遅ればせながら里芋の土寄せをした。

今年は塚原の畑と舟原の(農の会の)畑の2ヶ所で里芋を植えている。舟原は先日土寄せと草取りを済ませており、今回は塚原。

株元の草を手で抜き取り、鶏糞を少しまいて通路の土を寄せる。
2時間くらいずつ4回で、やっと20mx2列をやり終えた。

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今年の育ち具合は中の上あたりで、かなりばらつきもある。
夏場に大きな葉っぱを作ることがコツなので、まだもうひと頑張り必要。夏の乾燥には弱いので、あまり乾かないことを願おう。

ところで、左奥のきゅうりネットをよく見ると、先日みかんの木でたくさん生まれていたお仲間らしきものがいっぱい。

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ネットの一マスに一匹ずつの縄張りで、空き家もなく小さな蜘蛛が住み着いていた。すでに虫が結構かかっている。有り難い。
今のところこの畑でカエルやカマキリはあまり見かけないので、蜘蛛の活躍に期待したい。

畑の下の道路は中学生の通学路になっている。歩道と畑の境の部分に草が伸びてきたので、涼しい時間帯に草取りと土すくいをやった。スッキリして歩きやすくなったような気がする。

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白ネギの定植など- 2016/6/27-

今日は貴重な晴れで、一日畑仕事が出来る日。

午前中は、庭の植木の剪定屑を小台東の畑に運び、トマトの根元に敷いた。泥はねを防ぎ、雑草が生えるのも抑えられる。トマトの収穫が終わってもそのままにして、秋遅くに鋤込む。
今日はセメント袋に20袋。まだ足りないので続きは来週に。

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トマトは実がつき始めていて、上の写真の左の列はミニトマトですでに色づき始めた。
右の列は大玉のバイカラートマトDagma’s Perfection。去年は収量が極めて少なかったが、マルチのせいか今年は実付きが良さそう。黄色と赤のとてもきれいで大きな実がつくので、楽しみ。

午後は、同じ小台東の畑で白ネギの定植。もう冬野菜の準備が始まった。草だらけだったところをクワで除草し、溝を掘って苗を並べた。去年も育てたが、このネギは九条太ネギなので、土寄せして白ネギとして育てても、葉も柔らかくて全部食べられる。

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場所が無くて株間が狭すぎるが、間引きを兼ねて早めから収穫を始めたい。

落花生の種まき -2016/6/15-

今日は野菜の配達もないので、一日作業できる日。

ちょっと遅れ気味だが、落花生の種まきをした。

一昨日耕耘機で耕しておいた場所。巾2mx25m。

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今日、クワで畝を2本分作った。
左側からさつま芋の蔓が伸びてくるはずなので、やや右よりに。

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去年種採りした「おおまさり」を株間1mで2列播種した。例年は元肥を少し入れているが、今年は無しでスタート。マメ科なので、芽が出た辺りで少し追肥すればいいのではないかと楽観しているが、どうだろうか。

去年も落花生は2列作ったので今年と同じ。人気なのでもう少し増やしたかったが、場所が限られるのでやむを得ず。

午前中でここまで終わったので、午後は周年栽培している葉物類の播種やら、あちこちの草刈りなど。ずっと曇りだったので比較的作業しやすい一日だった。

2016じゃが芋掘り会(第一回) -2016/6/11-

今年もいよいよじゃが芋掘り会をやります。今日は快晴で絶好の芋掘り日和。今年は3種類の芋を掘ります。
第一回のお客さんは最近常連の若い夫婦です。

どのくらい出来てるかなと期待して掘り始めたものの、小さな芋が少ししかない株が続き、次へ次へと進みます。2株ずつの予定だったのが、2種類は5株ずつほど掘って、やっとそれなりの収量に。最後のレッドムーンは良いサイズの芋がとれて、ホッとしました。

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じゃが芋を干して乾かしている間に、収穫しておいた玉ねぎの片付けを手伝って貰いました。

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明日からしばらく天気が悪そうなので,全部コンテナに入れて物置へ。やはり人数がいると早くて助かりました。

早速夕食の具材に使ったそうで、写真を送って貰いました。
白いお芋と赤いお芋。

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2016年田植え(2)、さつま芋(2) -2016/5/29-

昨日に続いて、今日は田植えの2日目。

残りの田んぼは少ないが、昨日を越える人数でスタートした。

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今日は子供たちも参加。

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昼前には全部植え終わってしまった。

ややあっけない感じもあるが、とにかく今年も田植えが無事終わり、ホッと一息。

今年育てた苗は3種類あり、左から200穴セルトレイで育てたもの、育苗箱で育てたもの、苗床に直播きで育てたもの。

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中央の育苗箱のものがやや小さめで、セルトレイと直播きはほぼ同じ出来だった。根の具合を見ても直播きが同等以上。播種密度によっても育ち具合が変わるのでこれだけでは断定できないが、直播きは手間がかからず大幅に省力化できるため、来年は直播きメインでやることになりそう。

 

午後は予想外に時間が出来たので、小台西の畑でさつま芋の追加定植。
買っておいた安納芋100本と、紅はるか30本を植えた。

右の畝に安納芋が25m。左の畝の手前は25日に植えた紅はるか30本。すでに活着して立ちあがっている。その奥に紅はるか30本と安納芋15本ほどを植えた。

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さつまいもの植え付けもほぼ終了。あとは自家育苗中の苗が出来たら、塚原と舟原の(山の)畑に植えて、獣害があるかどうかのテストをする。