味噌の仕込み -2019/1/27-

今年で4回目ぐらいだろうか、毎年この時期になると農の会のみんなと一緒に味噌を仕込む。巷では梅の花も咲き始めた。

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まずは自分達で作った米を蒸す。約3kgを1時間で蒸し上げる。かまどが増えたので、6人同時に蒸せる。これは1/20の作業

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蒸しあがったら、40℃くらいまで冷まして種麹と混ぜ合わせる。

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一晩保温しておくと発酵熱で温度が上がってくるので、40℃を超えない程度に管理する。今年は保温に新聞紙を6枚程度使うだけでやってみたところ、ほとんど手をかけないでも30℃台を保つことができた。一週間かけて発酵は終了。

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一週間経って開けてみたところ、例年なら白っぽい米麹が、何やら色がついている。緑っぽいのは種麹の色なので問題ないと思うが、茶色っぽいのはなんだろう。雑菌が混ざってしまったのかもしれない。よくわからないがとりあえずこれで味噌を仕込んでみることにする。一体何ができるやら。

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大豆約100kgを大釜で煮て各人に分配し、ビニール袋に入れて足で踏み潰し、米麹と混ぜる。今年も米麹3kgに対して大豆約1.5kg(乾重量)の比率で仕込んだ。塩は500g。

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味噌仕込みの作業中に小田原ケーブルテレビの取材班が撮影していて、どうやら後日にテレビで放映するらしい。うちでは契約していないので見られないが、どんな内容になるのかちょっと気になる。

切り干し大根作り -2019/1/13-

寒くて晴れの日が多いこの頃、切り干し大根の適期がやって来た。

年末から気になっていた、超巨大な大根。いよいよ抜き取って、今年最初の切り干し大根を作る。品種は秋祭。

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右のが約1kgで普通の大きさ。やや太短いが。

左のがジャンボくんで、なんと5.8kg!! 直径が約20cmもある。

ピーラーで皮をむいて、大根突きで千切りのように削っていく。大根が大きすぎて持てないので、大根を寝かせておいて、大根突きでカンナがけする様な感じ。意外とスは入っていなかった。

1時間ほどで何とか切り刻み、3段の干しカゴに入れて天日干し開始。ちょっと入れ過ぎかな・・

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経験上、乾燥すると元の重さの5%ほどになるので、仕上がり予想は340g。ほんの少しになってしまう。約1週間の間、昼間は干して夜は物置の中に吊るす。
これでジャンボくんも無駄にならずに済んだ。

みかんの片付け -2018/12/28-

本格的に寒くなり、霜も降りている。霜にあたるとみかんの実が傷んでしまうので、気持ちは焦っていたが、やっと今日で採り終わった。

一方、今年も枯れたみかんの木が2本。1本は先日燃やしたが、残りがあと1本。

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去年は実を一杯つけて元気だったみかん。今年は葉を落とし、花も咲かず、完全に枯れてしまった。後ろには物置。
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枝を少しずつのこぎりで切りながら、焚き火で燃やしていく。物置が段々見えてくる。
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ついに切り株だけに。切り株の断面には、やはり虫の穴が開いていた。カミキリムシの仕業と思われる。

借りたときには20本ほどあったみかんだが、残りは9本になってしまった。そのうち4本は元気がない。この調子だとあと3年もすると無くなってしまう。みかんを待ってくれている人も多いので、来年、再来年あたりから、小さなみかん畑を借りる必要が出てくるかも知れない。
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物置を背に畑を見ると、今年は左半分の部分に畝が2本くらいは広げられそう。

右手の耕耘してある部分は緑肥えん麦が播いてあり、そのあとソルゴーにリレーして、今年このあたりは土づくりに専念する予定。左半分の草地も、ソルゴーの季節あたりから緑肥を育てようと思う。

今年の畑仕事は、これでほぼおしまい。
1月に畑が1枚増えて4ヶ所2.5反となり、販売する野菜に余裕が出来た一方で、あちこち飛び回っての作業は結構大変でもあった。

この年末で一番小さな2aの畑を手放して3ヶ所になり、少し効率的になる。その分、来年はひとつひとつの野菜に手間をかけて、質を上げられたらと思う。

平成30年ももうすぐ終わり -2018/12/22-

バタバタしているうちに、前の投稿から一ヶ月空いてしまった。
今年は畑が1反増えて窮屈さは解消したが、雑草対策に新しい工夫も必要な年だった。

水曜日にじゃが芋を掘ろうとしたら、長さ2cm程度の霜柱。遅めかも知れないが平地にも冬が来た。

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来週27日まで野菜の宅配をやるが、今畑で採れているものをいくつか写真を撮ってみた。

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左のコンテナは菜花、サニーレタス、ロメインレタス。右のコンテナは小松菜、べか菜、キャベツ。水菜もわずかに見えている。今年は葉物が巨大に育ってしまった。
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キャベツとちっチャイ菜。ちっチャイ菜は白菜とチンゲンサイの交配種だそう。名前に似合わず大きいが、クセが無くて美味しい。
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白いカリフラワー(野崎早生)、薄い緑の茎カリフラワー(ドルチェオーレだったかな?)、濃い緑の茎ブロッコリー(スティックセニョール
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大根と赤系の大根。赤いのはイベントなどに出しても真っ先に売れる
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右からすみれかぶ、次の黄色いかぶ2本が味こがね、赤いのはビーツ、左端は黄色い人参だが丸っこい面白い形になった
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安納芋。まだ掘り終わらずに畑の黒マルチの下にいたが、一株掘ってこれだけの量。2kgぐらいあるだろうか。
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中晩生のみかん。今収穫まっただ中で、せっせと物置に運び込んでいる。1本の木でも大きいのやら小さいのやら色々混ざる。霜が降りると実が傷むので年内が期限。この写真の分で10kgあり、昨日の販売分。

他にも里芋、根深ネギ、葉ネギ、ほうれん草、人参など冬の野菜が旬を迎えている。

玉ねぎの植え付け -2018/11/24-

18日に黒マルチを張っておいた塚原の畑で、いよいよ玉ねぎの植え付けを始めた。

23日午後に突然助っ人が来てくれて、早生のソニックを165本定植。続いて24日に東京からまた別の助っ人が来てくれたので、赤玉ねぎ(スターレッド)180本と、泉州中高黄120本を植えた。

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ソルゴーの太い茎やごつごつした根がある場所なので、邪魔になるものだけを取り出しながら定植。

土に指で穴を開けて、そこに苗を植えていくが、時々穴を開けるとズボッと奥まで大穴が開いてしまう。やっぱりモグラが下を掘りまくっている。しかし、毎年のことなので気にせずに植える。

500本弱を植えて約半分。あと500本残っているがまた近いうちに。
誰か植えたい人いないかな・・・

小田原農業祭りなど -2018/11/17-

小田原城で年に一回開かれる農業祭りに、今年も少しだけ出品した。あしがら農の会も会員になっている、小田原有機の里づくり協議会のブースの一部。
内容は、毎年出している紅白の大根と、今年は生落花生も。

同じブースの中では、ねもり農園の大根や間引きかぶなどを使ったお総菜も、ポタジェララさんが販売。
材料と加工品を並行して売るのは初めての経験で、ついつい加工品の販売も応援したくなる。最後には何とか完売してホッ!

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今日18日も農業祭りは開かれているが、気力が続かなくて今日はお休み。畑仕事に戻った。

塚原の畑でソルゴーを刈り取った場所を16日に耕耘しておいた。
左側の未耕耘の場所のように、大量のソルゴーの残渣があって、それでも何とか鋤き込めた。ここには玉ねぎを植え付ける予定。

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今日は、ここに黒マルチを2本張った。使い古しのマルチなのであちこち破れているが、これでも十分に働いてくれる。
大量のソルゴーが入っているので、窒素飢餓にならないよう、マルチを張る前に鶏糞を計15kg撒いておいた。

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本当はこの状態で1ヶ月以上置いてから植え付けるのがよいが、もう玉ねぎの苗が大きくなっているので、来週には植え付けてしまう。ネギ類だから多分大丈夫だろう。

さつま芋掘り会2018(第五回) -2018/11/11-

今日も好天に恵まれ、いよいよ今年最後の(?)さつま芋掘り会です。今回は都合で延期になっていた1組。

K太君は0才から毎年参加の皆勤賞で、来月には10才。記念すべき10回目です。両親は参加歴がもっと長いですね。

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今回はさつま芋掘りを、初めて全部一人でやり遂げました。
今日も大きな安納芋が採れて、豊作でした。

ちなみに2010年のさつま芋堀りの時はこんな感じ。やっと歩けるようになった頃ですね。

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月日の流れの速さを感じます。

皆さんの参加のお陰で、お芋掘り会もずいぶん長く続けて来られたものです。

さつま芋掘り会2018(第四回) -2018/11/4-

昨日の晴天とうって変わって、どんよりとした曇り空。そして時々雨がぱらぱらと。

しかし今日は3組の子連れ家族で、大人が6人、子供が5人。今年最もにぎやかなお芋掘りになりました。

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安納芋だけでしたが、どの家族も大きなお芋が掘れて、子供達も大喜びでした。幼稚園で予定していたさつま芋掘りが、イノシシに食べられて収穫できなかったという家族も。
たくさん掘れてよかったですね。

お芋掘りが終わったら、落花生も少々収穫。
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大人も子供も、集中して真剣に探していました。
ゆで落花生をまだ食べたことがないというお父さん、どうだったでしょうか?

A子お母さんがさつま芋周りの草をきれいに取ってくれたので、この後のお芋掘りがとても楽になりました。有り難うございました。

さつま芋掘り会2018(第三回) -2018/11/3-

今日は穏やかな曇り空。お馴染みの夫婦の10ヶ月の娘さんが畑デビュー。初参加のN君と、8年ぶり?の芋姉ちゃん。なんだか新鮮なお芋掘りでした。

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11月ともなると安納芋もよく育っていて、結構な豊作。最初大きな株に当たった人は、次は小さな株、最初小さな株だった人は次が大きな株と、なかなかうまく出来ているものです。

皆さんの生活も少しずつ変化があり、また次回が楽しみです。

さつま芋掘り会2018(第二回)-2018/10/28-

約一ヶ月間隔があきましたが、さつま芋掘り会再開です。

今日は突然の呼びかけにもかかわらず駆けつけてくれた母子4人。
2年ぶり位でしょうか。小6のお姉ちゃんは随分大きくなって、お母さんより背が高くなっていました。2010年に来た頃には、まだ小さくて大根も抜けなかったのに。。

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紅はるかはもう全部売れてしまったので、今日は安納芋だけ。
お姉ちゃんが掘って、弟と妹はお運び。
かなり大きなお芋もあって、豊作でした。

小田原市と南足柄市で有機農業をしています