葉物の様子〜第一圃場 11/12

11月になって虫の数も減り、葉物が良く育っている。1年中で最も葉物が豊富な季節。

サラダ菜、サニーレタスの撮影を忘れたが、どちらも最盛期。

更に、収穫期に入ったのは、右から京水菜、春菊、ラディッシュ、雪白体菜、タアサイ、冬菜。

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そして、同じく右から、天王寺かぶ、みやま小かぶ、チンゲンサイ。

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左の奥にはコスレタスやロロロッサも見える。

 

これらの次のタイミングを狙って育っているのは、冬菜、天王寺かぶ、雪白体菜、次郎丸ほうれん草。

そろそろ寒波がやってきそうなので、無事育ってくれるかどうかちょっと心配。

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いつも失敗する苦手なほうれん草は、さらに別の場所にも。右3列は日本ほうれん草、左の1列は次郎丸。

発芽はそこそこだったが、ここから育たないこともたびたび。。今回はくん炭をたっぷり撒いてある点が新規。

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先日種まきした緑肥のえん麦は揃って発芽した。右5列に2日遅れて左8列をまいたので、その分大きさが違う。

この子は冬の子なので、寒くなっても何の心配もいらない。2月に踏みつけて鍛える。

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こんな時期にきれいな花を咲かせているのは、リーフチコリ。サラダに少し入れると味のアクセントになる。

春の残り株が大きくなり、身長1mで花盛り。畑には珍しい花色です。放っておくと、来春はこのあたりチコリだらけかな。。

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来年の準備も -10/29-

現在の人参の様子。8月に3度に分けて種まきし、順調に育っている。11月の半ばから収穫出来そう。

この場所は冬の間に緑肥のえん麦を育て、5月に鋤き込んで8月まで分解させておいた場所。土がふかふかしている。

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去年もえん麦を栽培したあとに人参を育ててうまく行ったので、今年も同じようにしている。

 

さて、来年もこのやり方で行くとすると、そろそろえん麦の種まきを準備しないといけない。

今日は久々に赤い彗星号を出動させて、オクラの跡地を耕耘。オクラの株元には植木の剪定屑を敷いていたので、すっかり枯れたその葉も鋤き込んだ。

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毎年有機物を入れてきた畑なので、良い土の色をしている。ここにえん麦の種を蒔いて冬から春にかけて1.5mくらいに育てる。そして8月に種まき。気の長い話だ。

さつま芋掘り会2014第五回 -10/26-

今日は朝から天気が良かったのに、開始直前になって小雨。でも少し待っていたら止んだので、始められました。

いつも来てくれるお馴染みの家族ですが、今日はパパが来られないので二人でお芋掘り。

赤ちゃんの時から来ていたのが、もう来春から小学校とか。早いものです。力も強くなってきたし、集中力も出てきました。

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今日も、紅はるか、安納芋ともに豊作で良かったです。

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今年のさつま芋掘り会も多くの方に来て頂いて、予定分はこれで無事終了しました。

お芋掘りでなくても、遊びに来て頂くのはいつでも歓迎です。

次回のイベントは、来年6月頃にじゃが芋掘り会をやる予定です。

さつま芋掘り会2014第四回 -10/25-

今日は、第三回に続いて15:30から第四回。少し日が傾きかけた頃から開始です。

じゃが芋掘りにも来てくれた3人と、その時は赤ちゃんが小さくて来られなかった奥さんと赤ちゃん。今回はまだ抱っこでしたが、お姉ちゃんが気に入ったみたいで、じっと見つめっぱなし。ちょっとその夢はかなわないかも・・

お芋の収穫は、皆さん大体同じくらいで良い勝負でした。次回は「やっちまった」ゼロを目指しましょう。

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さつま芋掘り会2014第三回 -10/25-

今日も穏やかな良い天気に恵まれ、お芋掘りももう第三回目です。結婚して約1年の赤ちゃん連れ夫婦と、半年の新婚夫婦です。

若い男性二人は、毎日夜遅くまで会社でストレスの溜まる仕事をしているようで、奥様方は心配そう。でも今日は富士山の見える畑で体を動かしながら、出てきたお芋に一喜一憂。楽しい時間を過ごせたと思います。仕事に疲れたら、いつでも畑に遊びに来て下さい。

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さつま芋掘り会2014第二回 -10/18-

秋晴れのよい天気に恵まれ、今日は第二回。一家族の参加です。

去年の芋掘りから一人増えて、4人になりました。初登場のお子さんはハイハイで畑を動き回り、落ちている葉っぱを食べたり、土を味見したり大活躍。 刈り草じゅうたんを敷いておいてよかった!土作りのつもりが、まさかこんなところで役立つとは(^^)

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安納芋は今年一番の大物がとれて、ひょっとして紅はるかを間違って植えたかなと思うほどでした。

お姉ちゃんも、スコップの上に乗ってぴょんぴょん出来る様になりました。

ついにお米収穫

今年から「あしがら農の会」の仲間に入れてもらって、グループで田植え、草取りなどして育ててきた稲。

10月になって台風18号、19号と続けて日本に上陸し、強い雨を降らせる合間を縫っての稲刈り、はざ掛け天日干し、脱穀、籾すり。

夕方暗くなってからも車のライトを点けて作業し、ぎりぎり何とか収穫することが出来た。

 

戦いが終わって静かになった今朝の田んぼ。稲わらは田んぼに返して、また来年のお米を育てるための土作りを担ってもらう。今年も畝取りと言って、収穫量は最高レベルだったが、また来年も豊作になるようこれから半年は土の充電期間。

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自宅の方では、籾すりが終わって玄米になったお米を、トラ吉の荷台に広げて陰干し中。雀につつかれないよう、ネットを掛けておいた。

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2-3日乾かしたらいよいよ精米し、初めて作ったお米が食べられる。

さつま芋掘り会2014第一回

今年のさつま芋掘りは、2家族と1人、合計10人で始まりました。今週初めには強力な台風18号がほぼ直撃で通過し、明後日には更に強力な台風19号が接近しそうな合間を縫って、今日は丁度良い曇り空でした。

7才、5才、4才、3才の子供達は大騒ぎ、でも赤ちゃんはずっと良い気持ちでスヤスヤ。子供達の楽しそうな姿はいいですね。

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前回来訪時に3人だった家族は4人に、4人だった家族は5人に増え、ゆっくりと、でも着実に時が流れているのを感じます。

この子達にも、無農薬で有機肥料も最低限しか使わない安全な野菜を、たくさん食べて育って欲しいと思いました。

また、久しぶりに来てくれた独身のK君。これまで農作業にも貢献してくれましたが、川崎に引っ越してからもわざわざ顔を出して貰えて良かったです。

缶バッジ

mimosaさんから、ねもり農園の野菜を使ったお料理で飾った、きれいな缶バッジのマグネットを頂きました。

娘さんが作って下さったとのこと。お料理を作ったとき、食べたときの喜びが伝わってきます。

じゃが芋、トマト、ごぼうなど、その季節の食卓の写真がこういう形になると、育てた側としても思い出に残ります。

どの品種が美味しいか試すために今年はじゃが芋を6種類も作ったし、ミニトマトはカラフルにしたいと思って輸入品種で5種類作った。野菜を作るといっても、自分の考えだけでは無くて、食べて戴く人とのコラボが大切ですね。

このマグネットを冷蔵庫の扉に使うと良く似合いそうです。

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夏以降に送って戴いたお料理の写真で、未掲載だった物を2題。

paguさんからポテトフライを作ったときの写真を頂きました。5種類のじゃが芋で、左上:ノーザンルビー、右上:インカのひとみ、中央左:レッドムーン、中央右:タワラマゼラン、下:ドラゴンレッド。男の子が、作っているそばでどんどん食べてしまったそうです。

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taichiさんから、じゃが芋を掘って帰って、すぐに奥さんが作ってくれたポテトサラダだそうです。

芋掘りが終わって1時間ほどで送ってもらった写真です。きっと奥さんもお芋を楽しみにして待っておられたのかと思いました。

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皆さんからの色々な声をお聞きして、来年も今年作ったじゃが芋品種を全部作る予定です。どの品種にもファンが居て、すぐに止めるという訳にはいきませんでした。現在種芋を育てているところで、これがうまく行ったらということになります。

旬のお豆さん -10/9-

楽しみにしていた枝豆がそろそろ膨らんできた。今年は、「秘伝」、「丹波黒大豆」、「小糸在来」の3種類を少量ずつ植えている。

今日、初収穫したのは小糸1本のみ。

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実の数も良く付いている。一本で約250gとれた。根の張りもいい感じ。

左横に伸びている根には、大きな根粒が2-30個かたまって付いている。深い方の根には無い。

この中で根粒菌が空気中の窒素をアンモニア態窒素に固定している。畝を作らずに植えているので、空気に接しやすい浅い根にたくさん付くのだろうか。また、これだけの数付いていると言うことは、土中の窒素分があまり多くないということで、もっとマメ科植物を植えた方が良いかも知れない。

秘伝と丹波黒大豆はどんな具合だろうか。味くらべだけでなく、収量や根の具合も気になる。

 

ついでに、旬のまっただ中の落花生。これは「おおまさり」。ゆで落花生に適した大型の品種。

一株抜いただけで、1kg以上とれた。じゃが芋の収量と同じくらいだ。

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根っこを見ると、居るわ居るわ、根粒だらけ。

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こちらは地表近くの根だけでなく、ほぼ全ての根にびっしり付いている。これがあの大きな実を多数つけるパワーの秘密かも知れない。

落花生の場合は、20-30cmの畝を立ててそこに植えているので、畝の側面からの空気の浸透もあるのかも知れない。

大豆も最初から畝立てしてやった方が良かったのかも・・

小田原市と南足柄市で有機農業をしています