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種まきと定植を次々と -2019/3/22-

20℃を越す日も多くなって、種まきや定植が忙しくなってきた。

去年ソルゴーを作って休ませておいた場所。3月6日に1度目の耕耘をした。先週13日に2度目の耕耘。長い畝2本と短いの2本。
長い方の1本に発酵鶏糞3kgと籾殻くん炭を入れて古マルチを張った。

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マルチの畝に、キャベツ(極早生、アーリーボール)とカリフラワー(清月)の自家苗を定植。夜盗虫対策にネットトンネルを掛けた。これは一昨日20日。

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一つ空けて隣の短い畝には、べか菜(自家種)、小松菜、かぶ(味こがねとあずま金町かぶ)を各1列ずつごんべえで播種し、保湿と雨で叩かれないように不織布を掛けた。元肥は米ぬかと籾殻くん炭を1週間前に入れた。これも20日の仕事。

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それらの間の畝に、人参の第二弾をごんべえで播種。前回と同じく、ベビーキャロット、イエローハーモニー、バイオレットハーモニー、US春蒔き五寸の4種類。元肥は無しで籾殻くん炭だけ。追肥主体でやってみる。ここも不織布で覆った。

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3月6日に蒔いた人参第一弾は、随分遅かったので心配したがやっと芽が出始めた。不織布を掛けなかったため雨の後地表が乾いて固まってしまったので、かなり厳しいかなと思っていた。よかった。人参はいつも発芽までが難しい。

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畑の一角では、待ち望んでいた花が今年もひっそりと咲いてくれた。 故郷の花。 懐かしい風景が浮かんで来る。あの歌も。

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苗の定植こと始め;茎ブロッコリー -2019/3/17-

2月11日に種をまいて電熱温床で育てていた苗が、いよいよ定植時期になった。今年一番乗りは茎ブロッコリーのスティックセニョール。

小台西の畑の使い古しの黒マルチに、なんとマルチの張り直しもせずそのまま植えてしまう。肥料は後から入れることにしよう。第一陣は36穴トレイ1枚だけ。第二弾は種を蒔いたばかりで、時期をずらして収穫を狙う。本葉3枚のやや若苗だが、このぐらいで植えるほうが生育が良いように思う。

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今日は想定外のもう一件。主力のじゃが芋レッドムーン第一弾が、ちょっとした事件でダメかも知れない事態になり、急遽追加で植えることにした。少しだけ種芋が残っていたので、わずか26個だけだが、塚原の畑にいつも通りの米ぬか法で植え付けた。

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じゃが芋が一部ダメになったところでどうと言うことは無いが、人気の品種なので待ってくれている人も多い。これで少しでも挽回できれば。

春大根、トマト、最後のじゃが芋 -2019/3/16-

3月も中旬になり、種まきも続々と。

まずは塚原の畑で大根の第一弾。品種はいつもの春ゆたか。今日は1列だけで、4月に入ったら隣にもう一列蒔く。
春大根は秋に比べて多肥が良い。約20mの畝に、鶏糞約3kgと籾殻くん炭を入れてみた。

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続いて今年最後のじゃが芋。確か第四弾。

小さなサイズのじゃが芋を希望するお客さんがいて、どうやったらいいかよくわからないが挑戦してみることにした。

いつもはMサイズの芋を出来るだけ多くとりたいという方向で考えるが、どうしたら小さい芋がたくさん採れるだろうか?

種芋一個の芽数が多いと良いかなと思い、種芋は切らずに丸ごと植える。と言っても芽数には限りがあるので、芋の間隔を狭めて植えてみよう。試しに普通の3分の1で10cm。肥料はいつもの米ぬかで、量も変えない。品種は3種類試して、差が出るかどうかも興味がある。植える時期も遅らせて3月中旬にし、発芽も遅らせる。
今回はこんな方針で少しだけ試してみることにした。

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続いて、今年もいよいよトマトの種まき。真夏にはやはりこれが無いと。

自宅の電熱温床で、200穴セルトレイに種を蒔いた。(奥の芽が出ていない部分)今年の品種は大玉トマトがファンタスティック、ミニトマトがCFプチぷよ、CFプチぷよイエロー、そして自家採種したchocolate cherry。ミニの橙色と緑色はやめて、品種を整理した。

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手前のトレイではピーマン類が発芽。奥の左側は変わり者茄子類。そろそろこれらは鉢上げの時期が近い。

春の味覚:つくし -2019/3/14-

塚原の畑で菜花を収穫しながらふと脇を見ると、あちこちにつくしがツンツン。

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これはすぐに採らないと開いてしまうと思って、10分か15分ほど這いつくばって採ったら、100本ぐらい採れた。

お客さんのところに持って行ったら、夜には早速こうなりました。(mimosaさん)

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つくしのゴマ油炒め

作り方:はかまを取ったあと塩茹でしてアク抜き。ごま油で炒めて、醤油で味付け。

ごま油で照りが出て、緑色がとても綺麗。
美味しかったそうです!

春人参、ルッコラセルバティカ播種 -2019/3/6-

雨予報で諦めていたのに、朝起きてみると曇り。昨日の雨で土は湿っているが、貴重なチャンスなので急いで畑へ。
塚原の畑は幸い水はけが良い。

去年ソルゴーを作っていた場所を耕耘してタネを蒔きたい。

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左の玉ねぎのそばだけは以前一度耕してあったが、それ以外はソルゴーの刈り草が散らばっている。二見の「健やかファーム」約10kgを撒いて、そのまま耕耘機で強引にすき込む。

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玉ねぎ横は2度目なのできれいになったが、初めて耕耘したところはソルゴーの枯れ枝が飛び出している。まあ1回目はこんなもの。
きれいになった玉ねぎ横には、さっそく人参の種をまく。

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左から、US春巻き五寸、バイオレットハーモニー、イエローハーモニー、ベビーキャロットの4種類。

ついでにもう一ヶ所、ルッコラを蒔く。今回は普通のルッコラではなくてルッコラセルバティカ。ワイルドルッコラとも呼ばれてちょっと香りが違う。
少しずつ蒔いて長期収穫を狙うため、とりあえず1mだけ2列に。種がとても小さくて蒔きづらい。

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今夜からまた雨だそうで、雨と雨の間に種まきができてラッキーな一日だった。

じゃが芋の植え付け(2) -2019/3/2-

2月20日に最初の植え付けをしてから、22日にはるかを植えたので、実は今日で3回目。
今日は、あしがら農の会・畑の会のじゃが芋部会のみんなと一緒に、農の会で借りている畑に植え付けた。参加者は約10人。

この畑は土が粘土質で水はけもよくないため、1月ほど前に1.5m間隔で明渠を掘って、剪定屑チップを多量に入れてある。

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チップがスジ状に見えるところが明渠で、その間の土の部分に溝を掘って植える。

耕耘機で耕して溝を掘ったのち、各自の好きなやり方で植えていった。肥料も溝の底に入れる人、植えた後で上から撒く人などいろいろ。米ぬかを使う人、発酵鶏糞を使う人などもいろいろ。芋も各自好きな品種を買ってきたので、かなりいろいろある。

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6月に収穫できたら、みんなで集まって食べ比べ。出来具合を自慢しあったり、いろいろな品種を食べ比べたり。それがまた楽しみで、大変勉強にもなる。

大量のチップを入れたばかりの畑で、少し離してあるとはいえ作物にチップの影響が出ないか、かなりの大冒険ではある。
いい目が出るか、悪い目が出るか。

小台の畑 大掃除 -2019/2/24-

今日は東京からK君がお手伝いに来てくれたので、春の繁忙期の前に、年度末の大掃除をすることにした。

まずその前に、ちょっと種まき。塚原の畑にべか菜、中かぶ、ほうれん草を播種機でまいて、水やり。左側のえん麦も少し生長を始めた。

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最近、この畑には夜間イノシシがやってきて、畑のあちこちを掘り起こしてしまう。虫でも食べているらしい。今のところ作物自体の被害はあまりないのが幸い。

さて、耕耘機を軽トラに乗せて小台の畑に移動。
茄子の支柱や枯れ草などを片付け、安納芋の掘り残しを掘り、大きめの草をスコップで掘って片付けながら、ほぼ全面を耕耘していった。一人では大変でなかなか着手できなかったが、援軍のおかげで頑張れた。

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この畑の奥の方(南)と右の方(西)にはもうすぐ住宅が立つらしい。四方を家に囲まれて日当たりは悪くなりそうだし、耕耘機や刈り払い機を使うにも気を使う必要がある。

ただ、山の畑と違って獣害の心配はなく、ニジュウヤホシテントウなどの虫害も少なめ。さつま芋、落花生、茄子などを作るためには大事な畑。

4時間ほどかかったが全体がほぼ綺麗に片付いたので、4月頃にもう一度耕耘して畝立てすれば、夏野菜類の植え付けができる。畑も綺麗になり、気持ちもグッと軽くなった。


じゃが芋の植え付け(1) -2019/2/20-

今年は桜の開花予想が3月23日と聞いたので、この春の気温は高そう。ならばじゃが芋の植え付けも早めにということで、去年より1週間早いが、じゃが芋の植え付けを始めることにした

諏訪の原の畑で約23m長さの畝2本を耕耘機で耕して溝掘りした。左側の畝にレッドムーン、右側の畝にはるかを植える。

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耕耘機で溝掘りしたところを更に鍬で掘って、深さ30cm程度の溝にした。

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溝の底に米ぬかを元肥として投入。長さ約20mに対し米袋1袋。今日は風があまり無いので助かった。
入れたら両側の土を半分埋め戻し、米ぬかを下に隠してしまう。

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種芋を包丁で切りながら、30cm間隔で置いていく。上下の向きは特に気にしないが、今回は切り口を少し乾かそうかと思って、切り口を上にしてみた。(去年は逆向き)

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30分ほど芋を乾かしたあと両側の土を鍬で寄せ、全体がほぼ平らになるように埋めた。いつも土の表面から種芋までの深さは5cm程度になるよう狙っている。
今日はこの1列で時間切れとなり、はるかは植えられなかった。

約1ヶ月して桜の花が咲く頃、一斉に発芽してくれればめでたしめでたしだが。

今日はこの他に自宅でいくつか種を蒔いた。
信越水ナス、味むらさき茄子、ぼうや茄子、早生長紫茄子、コスレタス、黒キャベツ。
ナスは予定よりもついつい種類を増やしてしまった・・

春の種まき開始 -2019/2/18-

例年より1週間ほど遅れてしまったが、春に向けて種まきを始めた。第一陣はキャベツ、茎ブロッコリー、カリフラワー、ついでピーマン、茄子などを毎年2月に蒔いている。

1週間前の11日に蒔いたのは極早生サラダキャベツ(アーリーボール)、茎ブロッコリー(スティックセニョール)、カリフラワー(清月)の3種で、温床内で約4日後には発芽した。

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手前左がキャベツ、右が茎ブロッコリー、キャベツの向こうがカリフラワー

一番奥に見える128穴トレイは、今日播種したばかりのピーマンと茄子。
主力のピーマンは、去年自家採種したさきがけピーマン。肉厚で美味しい。主力のナスはやはり去年自家採種した早生真黒茄子。そのほかに、ミニカラーピーマン3色(赤、黄、茶)、イタリアの細長い固定種ピーマン(Corno di toro rosso)、自家採種したフィレンツェ茄子(Violetta di Firenze)。

茄子は飲食店用途にあと3種類蒔くつもりで、一部は注文した種の入荷待ち。

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仕事がまだ少ない今のうちにと思い、塚原の畑の歩道ぎわの草の処理も。作業前はかなり草が生えている。

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スコップで土ごとすくい取って、右上の畑に片付けた。

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これでしばらくは大丈夫。ただ、下をきれいにすると、覆い被さっている斜面の草が目立つ様になった。これは時々刈らないといけない。畑の周辺管理も色々と手間がかかる。

電熱温床の準備 -2019/2/4-

立春になり、そろそろ春夏野菜の種を蒔く季節になった。
まず何はともあれ、例年通り自宅の庭に温床を設置することにした。

軽く整地した後防草シートを敷き、その上に断熱材(プチプチ)を2枚重ね、そして電熱ヒーター、最後に防水用に黒マルチシート。

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上から透明ビニールのトンネルをかけ、遮光ネット、さらにブルーシートを掛けられるようにした。

2月といっても晴れた日にはトンネル内が40℃台に上がってしまうため、昼間は遮光ネットが必須。風が強い日もあるため、ブルーシートでしっかり覆うような準備も必要。

これで苗作りの準備はできたので、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど、及びナス類あたりからぼちぼち種まきを始めたい。今年はどんな品種にするか、あれこれ考えるのも楽しい。