ねもり のすべての投稿

里芋の冬支度 -2016/12/9-

玉ねぎの定植が終わり、この頃一番忙しい仕事はみかんの収穫。
今年は裏年で実がなっている木は4,5本しかないが、それでもかなりの量。コンテナが足りなくなってきた

IMG_2713.jpg

みかんの収穫もボチボチ進めながら、今日は里芋の防寒対策。
最低気温が2℃などと下がってきたので、これはヤバイ。

株元に土寄せしたあと、茎を鎌で刈り取って、使い古しのビニールを掛けた。風で飛ばないように刈った茎を重石に乗せた。
芋を掘って深く埋め直せばもっといいのだろうけど、とてもやり切れないので簡易版の対策だけ。頭が盛り上がっているのはタケノコ芋。寒さに弱いので、お正月前にこれだけは掘ってしまいたい。おせちに使ってもらえるといいが。

IMG_2717.jpg


田舎なので自宅の前の用水路にも色々な野鳥がやってくる。

この頃良く見るのはチュウサギ(↓)やカワセミ。
コサギも多い。鳥インフル大丈夫かな?

IMG_2715.jpg

玉ねぎの定植(2) -2016/12/5-

前回早生玉ねぎと赤玉葱を定植したが、今日は晩生玉ねぎ。

自家苗250本と、ジョイファーム小田原で購入した苗300本を、赤玉葱の続きに植えていく。

img_2710.jpg

前回は、棒で土に穴を開けてそこに苗を入れるという作業で一本ずつ植えていたが、今回はまとめて穴を開けて、次にまとめて植えていくというやり方に変えたところ、随分とスピードアップした。
ちなみに、右側で葉が枯れかかっているのは固定種のさきがけピーマンで、6月からつい先週まで実を成らせ続けてくれた。先日の雪で元気がなくなったが、半年間の活躍に感謝。

 

途中で黒マルチの端まで達し、植え場所が足りなくなったので、急遽黒マルチを新たに追加して、残りを植えた。最後の方は小さな苗ばかり。ペコロス栽培になるだろうか・・

img_2711.jpg

これで自分の玉ねぎの定植は終了。早生が150本、赤が150本、晩生が550本で、合計850本。この地域では玉ねぎを貰う人も多くてそれ程は売れないので、これで十分。

ただ、あしがら農の会で玉ねぎの会が発足し、そちらでも一人300本程度ずつ育てることになった。ちょっと多すぎるかも知れないが、来年は販路も広げられるかも知れないので試しにやってみる。

機械の整備 -2016/12/4-

あしがら農の会では共同で機械を保有して使っているが、年に1〜2回の点検を行う。今日は、年末の点検を行った。

各機械の担当が決まっており、今日は各田んぼから10人程度が集まった。私の所属する田んぼではバインダー(稲を刈り取る小型機械)と、ハーベスター(脱穀機)を各1台担当している。

img_2708.jpg

中古で買った古い機械ばかりなので、丁寧に整備しないと肝心の使いたいときに動かないなどのトラブルが起きる。

それぞれの機械の覆いを出来るだけ外して中のゴミなどを掃除し、エンジンオイルやエアーフィルターなどを交換。そして可動部分に潤滑油を注油した。試運転したところ作動音も良くなった。

 

去年もこの農の会の機械整備に合わせて自分の耕耘機の整備もしており、今年も忘れないうちに点検しておきたい。

農業をやる上で、土や植物についての知識が必要なのはもちろんだが、機械の運転や整備についての知識もある程度必要になる。
農の会のような場で人に教わることが出来るのは大変有り難い。

男の料理 さつま芋編 -2016/12/2-

畑に手伝いに来てくれたS氏が、なぜか突然料理に目覚めたらしい
昔やった実験のようで面白いとか。

今回はさつま芋シリーズ!

最初の一品はコレ
「さつま芋の蜂蜜とレモン汁絡め」

fullsizerender.jpg

灰汁がたくさん出るのにびっくりしたとか。

 

続いての二品目はコレ
「さつま芋と鶏肉と野菜の煮物」

img_1151.jpg

彩りも考えられていて、熟練主婦が作ったかのような完成度。
それぞれの素材の味が感じられておいしかったとの本人評。
なかなかやる!

 

三品目はコレ
「さつま芋のオーブン焼きのモッツァレラチーズ載せ」

img_1147.jpg

これはどうも娘さんウケを狙ったフシが感じられるが、さつま芋をオーブンで焼いたあと、切れ目を入れてチーズとバターをはさみ、再度簡単に温めたとのこと。おいしくない筈はない!

今度、何かのイベントの時にでも、これを真似させて貰おうかな・・ お芋はまだたくさんあるし。

 

実は、二品目の煮物の時に試作品があったそうで、コレ

img_1145.jpg

さつま芋と鶏肉の色が重なり色合いが地味だったので、改良作では赤の人参、黒の椎茸を追加し、さらに醤油味を微妙に弱めて完成したとか。確かに見た感じが大違い。
このようなこだわりが、いかにも男の料理なんだろうな(^_^)

ネット情報を見ながらとの事ながら、大したもんです。

玉ねぎの定植(1) -2016/11/27-

2日ほど前に準備した玉ねぎの予定地。

今日は早生と赤玉葱の自家苗を定植した。
品種は固定種の愛知白早生玉ねぎと、レッドグラマー(F1かな)。

愛知白はセルトレーの一つで発芽率が悪くて、半分程度だった。
赤玉葱は8割程度と良かった。F1はやはり強いのか・・

マルチの穴に一株ずつ植えていく。

img_2697.jpg

しかし、手伝いに来てくれた農の会の人の方が2倍くらい速い(; ;)

img_2688.jpg

こういう作業の場合は、遅い方が丁寧できれいという事はなくて、速いほうがきれいなことが多い。
何が違うのか・・・まあいつもスピードは遅いので、気にしないことにはしているが。。

雨が降り出して終了したが、早生玉ねぎと赤玉葱は完了した。

img_2700.jpg

雨のお陰で多分活着はいいだろう。
ただ、この畑もモグラが多いので、マルチの下を走り回られると枯れてしまう懸念がある。 2,3年前に、別の畑で定植後にほぼ全滅したことがあるので、まだまだ安心できない。

東京から援農に -2016/11/26-

今日の午後は、東京から一人が援農に来てくれた。

春にじゃが芋を植えてくれたり、田植えや稲刈りなど、時々運動を兼ねて東京から来てくれている。

秋じゃがの収穫を1時間ほど、そのあとみかんの収穫に移った。

みかんは、もうすっかり黄色く熟して収穫時期になっているが、作業はなかなか進んでいない。1時間ほどかけて、コンテナ1杯分収穫してもらった。ふだんの運動不足を少し解消できたそう。

遠路有り難うございました。

img_2682.jpg

玉ねぎの定植準備 -2016/11/25-

昨日は11月にしては珍しい積雪で、収穫作業が大変だった。

今日は晴天。午前中、畑はまだ雪に覆われていた。

img_2668.jpg

葉物やごぼうなどは雪の重みでペチャンコ。
里芋は葉が枯れてしまった様子。

秋じゃがも、一昨日まで青々していた葉が、多分これでアウト!
まだ芋は小さいかも知れないが、土が乾いたら掘るしかない。

img_2669.jpg

午後になると雪も溶けてきたので、玉ねぎ予定地に牛糞堆肥、醗酵鶏糞、くん炭を蒔いて、クワで耕耘。

img_2670.jpg

去年使った穴あきマルチを、回収して再び張った。長さ21m。
今年も相変わらず下手くそ。

img_2671.jpg

これで750本の苗を植える場所が完成した。

左奥のネットトンネルの中で育てている苗の、早生や赤玉ねぎはちょうど植えつけ時期になっているので、早速植えていこう。

ごぼう掘り、そら豆定植 -2016/11/20-

昨日の雨でまだ土は湿っているが、今日はいい天気。
そろそろごぼうも食べたいなと思い、発掘作業を始めた。

塚原の畑は作土が深いため、ごぼうを掘るのは大変。
スコップで周囲を1mくらい掘って、それでも根の端まで届かない時は、しかたなくそこまでで思いっきり引き抜く。
当然、ブチッと音がして切れてしまうがやむを得ない。

img_2666.jpg

細いもの、太いもの、枝分かれしたものなどどれも個性的で、二つとして同じものはない。スーパーで売っているものは真っ直ぐで太さも揃っているが、うちの畑のものはバラバラ。

固定種の「大浦太ごぼう」だということも揃わない一因かも知れないが、でもこのごぼうは香りが良くて柔らかくて美味しい。
見かけより味優先と自分に言い聞かせて、来年もこれで行く。

これだけ掘っただけでくたびれたので、そら豆の定植を少しだけ。ナスを引き抜いて草を取り、自宅で育てていた河内一寸そら豆の苗を少しだけ植えた。まだ発芽していないものが大半なので、それらはまた来週あたりかな。

img_2663.jpg


みかんの木にカラスウリが実をつけている。夏に草刈りして全部取ったつもりが、たまに見逃しがある。

img_2662.jpg

鳥が食べるらしいので、しばらく取らずに置いてみよう。

葉物が真っ盛り −2016/11/15-

小台東の畑で、10月に種まきした葉物類が収穫期になってきた。
もう涼しいので虫は少なく、無農薬でもあまり喰われていない。

img_2661.jpg

右からみやま小かぶ、ちぢみ小松菜、チンゲンサイ、ほうれん草、京水菜、東京べか菜、(左の陰に)大根。

柔らかくて美味しそう。
まだこの2週間前に塚原の畑に種まきしたものが最盛期で、こちらには手をつけられていない。どうしたものか・・嬉しい悲鳴。


塚原の畑。去年伐ったみかんの切り株に、かわいいキノコが生えてきた。なんだろう? キノコの知識はゼロなので、食べられるのかどうかわからない

img_2658.jpg

別の切り株にも

img_2660.jpg

美味しそうだけど、こわいので残念!

畑で同窓会 -2016/11/12-

関東に在住の大学の同窓生で、年に1〜2回集まっているが、今回はねもり農園で昼食会をやろうということになり、千葉、筑波、東京、藤沢など関東一円から南足柄に初めて集まった。

昨日の激しい雨とはうって変わって、穏やかな晴天。今日の出し物は、芋煮(豚汁)、里芋の柚子風味、人参スティック、海鮮・鶏肉・ソーセージの燻製、焼きそば、炒りたて麦茶など。

火も使うので、まず枯れたみかんの木をのこぎりで切ってたきぎ作りから。

dscf5078

みんなで里芋掘り。これは竹の子芋。

img_2649

芋の根っこ切り。

dscf5083

芋煮の出来上がりが待ち遠しい

dscf5086

早速いただく。自家製の里芋、人参、手作り味噌など、ここでしか食べられないものがいっぱい!

dscf5089

畑で細い人参を抜いて、水洗いしただけの人参スティックも大好評。畑の本柚子を散らした里芋の煮物や燻製も大好評だった。

のどが渇いたら、その場で鉄板で炒った麦茶や、横の木からみかんをもいで食べたりと、自然の恵みを満喫した一日だった。