「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

じゃが芋の植え付け(1) -2019/2/20-

今年は桜の開花予想が3月23日と聞いたので、この春の気温は高そう。ならばじゃが芋の植え付けも早めにということで、去年より1週間早いが、じゃが芋の植え付けを始めることにした

諏訪の原の畑で約23m長さの畝2本を耕耘機で耕して溝掘りした。左側の畝にレッドムーン、右側の畝にはるかを植える。

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耕耘機で溝掘りしたところを更に鍬で掘って、深さ30cm程度の溝にした。

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溝の底に米ぬかを元肥として投入。長さ約20mに対し米袋1袋。今日は風があまり無いので助かった。
入れたら両側の土を半分埋め戻し、米ぬかを下に隠してしまう。

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種芋を包丁で切りながら、30cm間隔で置いていく。上下の向きは特に気にしないが、今回は切り口を少し乾かそうかと思って、切り口を上にしてみた。(去年は逆向き)

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30分ほど芋を乾かしたあと両側の土を鍬で寄せ、全体がほぼ平らになるように埋めた。いつも土の表面から種芋までの深さは5cm程度になるよう狙っている。
今日はこの1列で時間切れとなり、はるかは植えられなかった。

約1ヶ月して桜の花が咲く頃、一斉に発芽してくれればめでたしめでたしだが。

今日はこの他に自宅でいくつか種を蒔いた。
信越水ナス、味むらさき茄子、ぼうや茄子、早生長紫茄子、コスレタス、黒キャベツ。
ナスは予定よりもついつい種類を増やしてしまった・・

春の種まき開始 -2019/2/18-

例年より1週間ほど遅れてしまったが、春に向けて種まきを始めた。第一陣はキャベツ、茎ブロッコリー、カリフラワー、ついでピーマン、茄子などを毎年2月に蒔いている。

1週間前の11日に蒔いたのは極早生サラダキャベツ(アーリーボール)、茎ブロッコリー(スティックセニョール)、カリフラワー(清月)の3種で、温床内で約4日後には発芽した。

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手前左がキャベツ、右が茎ブロッコリー、キャベツの向こうがカリフラワー

一番奥に見える128穴トレイは、今日播種したばかりのピーマンと茄子。
主力のピーマンは、去年自家採種したさきがけピーマン。肉厚で美味しい。主力のナスはやはり去年自家採種した早生真黒茄子。そのほかに、ミニカラーピーマン3色(赤、黄、茶)、イタリアの細長い固定種ピーマン(Corno di toro rosso)、自家採種したフィレンツェ茄子(Violetta di Firenze)。

茄子は飲食店用途にあと3種類蒔くつもりで、一部は注文した種の入荷待ち。

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仕事がまだ少ない今のうちにと思い、塚原の畑の歩道ぎわの草の処理も。作業前はかなり草が生えている。

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スコップで土ごとすくい取って、右上の畑に片付けた。

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これでしばらくは大丈夫。ただ、下をきれいにすると、覆い被さっている斜面の草が目立つ様になった。これは時々刈らないといけない。畑の周辺管理も色々と手間がかかる。

電熱温床の準備 -2019/2/4-

立春になり、そろそろ春夏野菜の種を蒔く季節になった。
まず何はともあれ、例年通り自宅の庭に温床を設置することにした。

軽く整地した後防草シートを敷き、その上に断熱材(プチプチ)を2枚重ね、そして電熱ヒーター、最後に防水用に黒マルチシート。

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上から透明ビニールのトンネルをかけ、遮光ネット、さらにブルーシートを掛けられるようにした。

2月といっても晴れた日にはトンネル内が40℃台に上がってしまうため、昼間は遮光ネットが必須。風が強い日もあるため、ブルーシートでしっかり覆うような準備も必要。

これで苗作りの準備はできたので、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど、及びナス類あたりからぼちぼち種まきを始めたい。今年はどんな品種にするか、あれこれ考えるのも楽しい。

切り干し大根作り -2019/1/13-

寒くて晴れの日が多いこの頃、切り干し大根の適期がやって来た。

年末から気になっていた、超巨大な大根。いよいよ抜き取って、今年最初の切り干し大根を作る。品種は秋祭。

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右のが約1kgで普通の大きさ。やや太短いが。

左のがジャンボくんで、なんと5.8kg!! 直径が約20cmもある。

ピーラーで皮をむいて、大根突きで千切りのように削っていく。大根が大きすぎて持てないので、大根を寝かせておいて、大根突きでカンナがけする様な感じ。意外とスは入っていなかった。

1時間ほどで何とか切り刻み、3段の干しカゴに入れて天日干し開始。ちょっと入れ過ぎかな・・

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経験上、乾燥すると元の重さの5%ほどになるので、仕上がり予想は340g。ほんの少しになってしまう。約1週間の間、昼間は干して夜は物置の中に吊るす。
これでジャンボくんも無駄にならずに済んだ。

みかんの片付け -2018/12/28-

本格的に寒くなり、霜も降りている。霜にあたるとみかんの実が傷んでしまうので、気持ちは焦っていたが、やっと今日で採り終わった。

一方、今年も枯れたみかんの木が2本。1本は先日燃やしたが、残りがあと1本。

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去年は実を一杯つけて元気だったみかん。今年は葉を落とし、花も咲かず、完全に枯れてしまった。後ろには物置。
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枝を少しずつのこぎりで切りながら、焚き火で燃やしていく。物置が段々見えてくる。
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ついに切り株だけに。切り株の断面には、やはり虫の穴が開いていた。カミキリムシの仕業と思われる。

借りたときには20本ほどあったみかんだが、残りは9本になってしまった。そのうち4本は元気がない。この調子だとあと3年もすると無くなってしまう。みかんを待ってくれている人も多いので、来年、再来年あたりから、小さなみかん畑を借りる必要が出てくるかも知れない。
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物置を背に畑を見ると、今年は左半分の部分に畝が2本くらいは広げられそう。

右手の耕耘してある部分は緑肥えん麦が播いてあり、そのあとソルゴーにリレーして、今年このあたりは土づくりに専念する予定。左半分の草地も、ソルゴーの季節あたりから緑肥を育てようと思う。

今年の畑仕事は、これでほぼおしまい。
1月に畑が1枚増えて4ヶ所2.5反となり、販売する野菜に余裕が出来た一方で、あちこち飛び回っての作業は結構大変でもあった。

この年末で一番小さな2aの畑を手放して3ヶ所になり、少し効率的になる。その分、来年はひとつひとつの野菜に手間をかけて、質を上げられたらと思う。

平成30年ももうすぐ終わり -2018/12/22-

バタバタしているうちに、前の投稿から一ヶ月空いてしまった。
今年は畑が1反増えて窮屈さは解消したが、雑草対策に新しい工夫も必要な年だった。

水曜日にじゃが芋を掘ろうとしたら、長さ2cm程度の霜柱。遅めかも知れないが平地にも冬が来た。

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来週27日まで野菜の宅配をやるが、今畑で採れているものをいくつか写真を撮ってみた。

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左のコンテナは菜花、サニーレタス、ロメインレタス。右のコンテナは小松菜、べか菜、キャベツ。水菜もわずかに見えている。今年は葉物が巨大に育ってしまった。
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キャベツとちっチャイ菜。ちっチャイ菜は白菜とチンゲンサイの交配種だそう。名前に似合わず大きいが、クセが無くて美味しい。
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白いカリフラワー(野崎早生)、薄い緑の茎カリフラワー(ドルチェオーレだったかな?)、濃い緑の茎ブロッコリー(スティックセニョール
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大根と赤系の大根。赤いのはイベントなどに出しても真っ先に売れる
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右からすみれかぶ、次の黄色いかぶ2本が味こがね、赤いのはビーツ、左端は黄色い人参だが丸っこい面白い形になった
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安納芋。まだ掘り終わらずに畑の黒マルチの下にいたが、一株掘ってこれだけの量。2kgぐらいあるだろうか。
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中晩生のみかん。今収穫まっただ中で、せっせと物置に運び込んでいる。1本の木でも大きいのやら小さいのやら色々混ざる。霜が降りると実が傷むので年内が期限。この写真の分で10kgあり、昨日の販売分。

他にも里芋、根深ネギ、葉ネギ、ほうれん草、人参など冬の野菜が旬を迎えている。

玉ねぎの植え付け -2018/11/24-

18日に黒マルチを張っておいた塚原の畑で、いよいよ玉ねぎの植え付けを始めた。

23日午後に突然助っ人が来てくれて、早生のソニックを165本定植。続いて24日に東京からまた別の助っ人が来てくれたので、赤玉ねぎ(スターレッド)180本と、泉州中高黄120本を植えた。

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ソルゴーの太い茎やごつごつした根がある場所なので、邪魔になるものだけを取り出しながら定植。

土に指で穴を開けて、そこに苗を植えていくが、時々穴を開けるとズボッと奥まで大穴が開いてしまう。やっぱりモグラが下を掘りまくっている。しかし、毎年のことなので気にせずに植える。

500本弱を植えて約半分。あと500本残っているがまた近いうちに。
誰か植えたい人いないかな・・・

小田原農業祭りなど -2018/11/17-

小田原城で年に一回開かれる農業祭りに、今年も少しだけ出品した。あしがら農の会も会員になっている、小田原有機の里づくり協議会のブースの一部。
内容は、毎年出している紅白の大根と、今年は生落花生も。

同じブースの中では、ねもり農園の大根や間引きかぶなどを使ったお総菜も、ポタジェララさんが販売。
材料と加工品を並行して売るのは初めての経験で、ついつい加工品の販売も応援したくなる。最後には何とか完売してホッ!

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今日18日も農業祭りは開かれているが、気力が続かなくて今日はお休み。畑仕事に戻った。

塚原の畑でソルゴーを刈り取った場所を16日に耕耘しておいた。
左側の未耕耘の場所のように、大量のソルゴーの残渣があって、それでも何とか鋤き込めた。ここには玉ねぎを植え付ける予定。

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今日は、ここに黒マルチを2本張った。使い古しのマルチなのであちこち破れているが、これでも十分に働いてくれる。
大量のソルゴーが入っているので、窒素飢餓にならないよう、マルチを張る前に鶏糞を計15kg撒いておいた。

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本当はこの状態で1ヶ月以上置いてから植え付けるのがよいが、もう玉ねぎの苗が大きくなっているので、来週には植え付けてしまう。ネギ類だから多分大丈夫だろう。

秋じゃがの様子 -2018/10/26-

10月も後半に入ってからは比較的いい天気が続いている。

いつもは大して収量が上がらない秋じゃがだが、今年はどうだろう。。ちょっとマシかな?

8月24日に、5cmくらい芽が伸びた種芋を植えたレッドムーン。花が咲き始めたので、ピンポン玉くらいの芋がついているかも知れない。欠株があって、やはり春じゃがほどは勢いがない。
土寄せは2回済み。

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9月12日に植えたデジマ。大きな種芋を植えたせいもあるかも知れないが、やたら元気がいい。土寄せはまだ一回。

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この小台東の畑を使えるのはあと2ヶ月。
じゃが芋を待っていてくれる人は多いので、有終の美を飾れるといいが。

ソルゴー刈り取り、空豆の種まき -2018/10/22-

春に蒔いた緑肥ソルゴーを8月8日に刈り取った。その後耕耘して鋤き込むつもりだったが、あまりの暑さにそのままにしてしまった。

すると面白いことにひこばえが生えてきて、9月末には高さ2mまで復活してしまった。刈り取る前と同じくらいの緑肥が再生したことになる。文字通り一粒で2度美味しい、か。

今日はこれらを刈り取り、残渣を少し横にどけて、耕耘機で畝を2本作った。すっきり。

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もみ殻くん炭を撒いた後クワで畝を立て、春に自家採種した河内一寸空豆を2列播種した。空豆の自家採種は初めてなので、うまく保存できていたら良いが。

このあと写真右奥の方にもう1本畝を作り、菜花の種を播いた。

収穫は半年先になるが、春の準備がもう始まっている。