「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

ピーマン、ナス定植、お米のトンネル外し

一週間ほど晴天が続いて土はカラカラに乾燥している。

水やりが欠かせないが、こういうときは耕耘機の作業には土が軽くて都合がよい。

昨夏のソルゴーのあと、冬にほうれん草を作っていた場所を耕耘機で耕して、牛糞堆肥を80L入れた後に固定種の魁ピーマン30株と、一代交配種のあきのピーマン8株(いずれも自家苗)を定植。穴の底に水をたっぷり入れて植え付けた(5/9)株間はやや広めの70cm。

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田んぼで苗を保温していたビニールトンネルを外すとの連絡を受け、5/11に5人参加で作業。外す前の苗の様子。

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田んぼ用の長靴を履いて、初めて泥の中へ。バランスを取って歩くのが結構大変だった。

担当の田んぼの分、左3列のビニールトンネルを外した。良く生え揃っていて緑が美しい。三葉期とのこと。月末に田植えをするので、それまではこの状態で育苗を続ける。

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同日午後はじゃが芋の土寄せと、ナス植え付け場所の耕耘。赤い彗星号の耕耘幅を22cmに狭めると、畝間に丁度良かった。黄色の培土器で左右に土を寄せて、その後クワで手作業にて土寄せ。これも土が乾いているときでないと重くて大変。ついでに発酵鶏糞少量と、かき殻粉末を追肥。右端のレッドムーンのみやや生長が遅いのが心配。

じゃが芋の右側、ナスの予定地も耕耘幅を45cmに広げた赤い彗星で耕耘。

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今日12日は、ナス区をクワで軽く畝立てし、90cm間隔で支柱を立ててナスを定植。固定種の早生真黒(しんくろ)茄子29株を種から育てたもの。ここにも牛糞堆肥80Lと、発酵鶏糞2kg、かき殻粉末2kgを入れた。今夜は雨との予報に期待。

ナスの支柱は垂直にするか斜めにするか毎年迷うが、今年は垂直にしてみた。あとはヒモを利用して何とかしよう。。

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5月はじめは夏野菜の定植作業で忙しいが、あと育苗中で残るのは水ナス系の黒十全茄子、お盆過ぎの収穫を狙ったRoseトマト第2弾、ズッキーニ、かぼちゃくらい。大物はほぼ一段落した。

緑肥の鋤き込みとキュウリの定植

昨年11月に種まきした緑肥のえん麦アムリIIが大きくなり、穂が出そうになっている。そろそろ刈り取らないと硬くなるなと思っていたら、昨日、近所の80代の農家の知人が通りがかり、「えん麦早く刈り取らないと腐らなくなっちまうだよ〜」と言われてしまった。さすがお見通し・・ 「60年もやってるから何でも知ってるだ」、確かに・・格が違う。

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場所によって育ち具合がまちまちで、高さ1.2m位のところから1.8m位のところまである。奥の背の高いところは去年ミニトマトを育てたところ。手前の背の低いところは大玉トマト。施肥量は同じつもりだが、残った量が違ったのか。

 

細かく裁断するために、刈払い機で上の方から10cm位ずつ切り取っていく。茎がしっかり太いので、すごい量の残渣が出来た。畑の上に分厚く積もっている。これだけの有機物を入れたら土が良くなるだろうな。。(奥の方に少し残したのは、秋まきの種取り用)

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これをミニ耕耘機で鋤き込み始めたが、茎の量が多いので単に表面の茎をかき混ぜるばかり。また、大きな根っこが土の中に残っているので、深く入れようとすると耕耘機が暴れ馬のように飛び跳ねてしまう。

結局、同じ場所を何度も繰り返し通ることで、ある程度は鋤込むことが出来たが、わずか30㎡に1時間以上かかった。

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ここは7月から8月にかけて、秋冬用の人参を蒔く予定なので、それまでに茎が分解するように時々クワで耕すことにする。緑肥の利用も今後面積が拡大したらそれなりの道具が必要。ハンマーナイフと大きめの耕耘機、どうするかな。

あるいは無理に鋤込まずに、根元から刈り取って敷きわらとして使い、半年掛けて分解させるのもいいかも知れない。

今日は暴れ馬を押さえ込むのに疲れてしまったが、その後キュウリのネット立てと定植を9株だけ何とか。

今年は一代交配種のグッドラックと、固定種の夏節成り胡瓜の2種類で先発する。後発でまた何か別のものも。

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大玉トマトの定植

五月になった途端に、いきなり暑い日。

しかし、大玉トマトの苗が大きくなりすぎるので、今日は一日がかりで定植作業。

まずは雨よけ用の支柱立てから。トマトが2列植えられる大きめの雨よけなので、一人で立てるのは結構大変。午前10時から午後3時までかかって何とか完成。

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しかし、一人でゆっくりと慎重に立てると、きれいに真っ直ぐに立てられた。

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その中に60cm間隔で支柱を立て、いよいよ大玉トマトの定植。温床で育てた苗は40cmくらいに大きくなった。

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いつも通りに、コンパニオンプランツのニラと共に寝かせ植え。10cm程を残して茎も土に埋めてしまう。

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無事夕方までに13本の定植が完了。

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ROSEトマトはアメリカの固定種なので、小田原の気候でどれだけ育ってくれるかわからない。甘いかどうかもわからない。念のために定番の桃太郎トマトも買って植える予定だが。。 しかし、どんなものが出来るか7月が楽しみ!

ミニトマトの定植など

ミニトマトの自家苗が大きくなりすぎて温床ビニールトンネルの天井につかえてしまったため、定植を急いだ。

冬場まで九条ネギを作っていた場所を片付けて牛糞堆肥を溝施肥した後、例年通り寝かせ植えでミニトマトを定植していった。全体の 2/3程は埋めてしまう。埋まった茎の部分からはまた多数の根が出るらしい。根元にはコンパニオンプランツとしてニラを一緒に植えた。(4/27日)

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赤、橙、緑、黒の4種のミニトマトの自家苗と、黄色の購入苗の合計5種類、計31本も植えてしまった。余裕のため多めに種を蒔いて、すると予想以上に発芽率が良くて皆育ってしまい、アレアレと言う間に31本も。。

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大玉トマトの苗はまだ温床の中で、これが天井に届く前に、とりあえず雨よけ用の支柱を組み立てた。

2つある内の小さい方のみ。(4/28日)大きい方はまた雨が通り過ぎてから。

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とかなんとかやっている内に、4月の畑労働時間は初めて100時間を越え、今日までで112時間。会社時代に比べればまだ半分程度だが、まあ頑張ってる。好きだから仕方がないか。

 

4月も終わりになり、色々な野菜が収穫期を迎えそう。

スナックエンドウはすでに最盛期。

早生の玉ねぎ:まだ小さいがあと1週間ほどか。苗作りに失敗し、数が少ないのが問題。

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そら豆:もう一歩くらいの大きさになってきた。豆が下に垂れ下がれば収穫期、ということでそろそろ。

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今年のそら豆は、何故かアブラムシのつき方が少ない。去年の1/10以下のイメージ。ひょっとするとこの子達のおかげかな。。。(天敵;テントウ虫の幼虫)

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じゃが芋の土寄せなど

今日は一日じゃが芋の土寄せ。

発酵鶏糞を少し撒いてから、クワで一回目の土寄せ。まだ芽が小さいので土寄せの量は少しだけ。どちらかというと草取りがメイン。

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3列のうち右の1列は主力のレッドムーン。中央の列はタワラマゼラン、ノーザンルビー、インカのひとみの3種類。左の列はドラゴンレッドと十勝こがね。今年はレッドムーンの発芽が遅く、まだ芽が出ていないところも1割くらいある。

1週間から10日後にはぐっと大きくなっているはずなので、メインとなる2回目の土寄せをする。

今年は遅霜の害も軽微だったので、このまま順調に行けば6月10日過ぎから芋掘り会ができそう。梅雨入りが遅いといいが。。

 

今朝、お米が発芽し始めたとの連絡をもらったので、土寄せが終わった後、田んぼへ見に行ってきた。

苗床の水は朝に入れて午後は減らすらしく、午後4時半頃にはかなり少なかった。

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左から3番目の長いトンネルの手前端が一番良く芽が出ていた。ここはもち米だったかな?緑色の芽が多数出ている。

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左から2番目のトンネルの奥は、よく見ないとわからない程度でまだ白くて小さい。

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全体的にはまだ発芽していないトレイも多数有り、まだまだ出始めの段階のよう。

大ベテランが毎日水の管理をして下さっているが、微妙な水位の管理は難しそう。ただただ感謝!

葉物の植え付け、ネット掛け

暖かくなって葉物が育つ季節になり、同時にモンシロチョウの姿も増えてきた。

冬の間ネットをべた掛けして霜と鳥から守ってきたキャベツ金系201号。ネットを外して左側に鶏糞堆肥約3kgを撒いた。

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土寄せして畝を整備し、モグラの害で枯れた部分にセルトレイで育てた時なし甘藍の苗約20本を補植。周辺を耕耘機できれいにして、ネット用の支柱を立て、やっと畑らしくなった。

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サンサンネットを掛けて、上から同じ支柱で押さえて固定し、長さ約25mのトンネルが完成。うまく行けば6月に収穫できるが、梅雨時は多湿のため病気が多発するので、3割も採れれば良いかと期待しすぎない様にする。一応しっかり畝をたてて、水が溜まらないようにした。

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次は玉レタスの定植。やはり梅雨時に腐りやすいのでマルチで育てたいが、新たにマルチを張る場所がとれない。。畑をうろうろしていてふと思い当たったのが、モグラの害で玉ねぎが枯れた所が空いている!

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早速、約20株を空いたところに植えてしまった。

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問題は、玉ねぎにはもう肥料をやってはいけないし、レタスにはやりたい。さあどうするか??

玉ねぎに気付かれない程度に、レタスの周りにそっと肥料をやろう・・

 

小松菜、東京べか菜などは葉にナノクロムシらしき小さな穴が開き始めた。これはネットを急がなくては。

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縦にすじ蒔きしてあるのが、右端が小松菜、中央が東京べか菜。左手前に固まっているのはレタスのロログリーンとその向こうに(見えにくいが)赤色のロロロッサ。この2種は移植予定だが、ついでにまとめて支柱を立ててネット掛け。ここは長さ8mだけ。

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5月の中頃から葉物などの収穫できるものが増えてくる。それまではひたすら耕して、種を蒔いて、ネットや草取りなどの世話をして。。。 あともうひと頑張りで本格的に春が来る。

九条ネギの植え替え

4月になって葱坊主が出来てしまった九条太ネギ。また秋から収穫出来るように、別の場所に移植しておこう。

今年の場所は、去年緑肥のソルゴーを育てて鋤き込んだあと、冬のほうれん草が育たなかった場所。

ネギなら養分が少なめでも何とかなるかと、クワで耕したあと残り物の九条太ネギを移植した。

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長さ11mに4列で1000本ちょっと。三角ホーで浅い溝を掘り、葱坊主を取った九条太ネギを約4cm間隔で植え付け。

溝が浅かったのでほとんど寝てしまった。もし自力で起き上がってくれなければ、またいつか植え直しすればいいか。

 

去年の12月から今年1月の最盛期の頃、強風が吹くたびにネギの葉が途中で折れてしまった。

この教訓から今年は少しでも風が当たらないところをと考えて、東側に住宅の塀があるこの場所を選んだ。

雨が降ったり止んだりの中、午前中2列、午後2列で所要時間は計5.5時間。

これだけのネギを引っこ抜いて運んでくるのに、トラ吉が大いに役立った。

トマト、ピーマンの鉢上げ

種から電熱温床で育ててきたトマト、ミニトマト、ピーマンが大きくなったので、9cmポットに鉢上げを行った。

大玉トマトは固定種のROSEトマト(3/15播種)。ミニトマトはカラフルに4種類(3/14播種)。

ピーマンは固定種のさきがけ(魁、3/15播種)をメインに、一代交配種あきのピーマンを少数育てている。

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左の3列が魁ピーマン、その次2列がROSEトマトで、支柱右の葉が大きいのはミニトマトたち。

右端奥にはあきのピーマンが数株。  ゴールデンウイーク頃に畑に定植予定だが、ミニトマトなどは大きくなりすぎてビニール天井につかえそう。早めに畑を準備しなくては。これでも去年より播種日を遅らせたが、もっと遅くした方が良さそうだ。

 

同じ頃(3/18)播種した真黒(しんくろ)茄子はトマトより成長が遅くまだ30穴セルトレイのまま(次の写真左下)。キャベツ、レタスも未だ小さく(右側奥と手前)、キュウリとROSEトマト第2弾は播種したばかり(左上)。

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あと数日で茄子も鉢上だろう。こちらは、来年はもう少し早めに播種した方が良い。タイミングが結構難しい。

 

さて、鉢上げしている横では、3株しかないラッパ水仙がパンパカパーンと咲き、

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数年前に植えて放ったらかしのチューリップがけなげにも咲いている。

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麦わら帽子の上では、ミツバチが一匹ブンブン言っている。

桜咲くころ

近所のお寺ではしだれ桜が咲いた(^^)

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家の庭ではクリスマスローズが咲いた(^^)

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畑では菜の花が咲いた(^^)

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ということは・・・・

小松菜も塔立ちして食べられなくなり(v_v)

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ネギも塔立ちして食べられなくなり(v_v)

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食べられる野菜が一番少ない時期=端境期(v_v)

 

この時期に旬を迎えている数少ない野菜は、

あさつき(*^^)v

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冬越ししたブロッコリー(*^^)v

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だけか・・

端境期を脱出できるのは、そら豆が実ったとき。

今は花盛りなので一ヶ月くらい後かな

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そう言えば、早生の玉ねぎも少しふくらんできた・・

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今はひたすら種をまく

小松菜、べんり菜、チンゲンサイ、小かぶ、サラダ菜、サニーレタス、葉大根・・

夏野菜の苗作り

いよいよ夏野菜の種まき、育苗の時期になった。

【トマト】品種を何にするか悩んだ末、固定種(米ペンシルベニア州のheirloom種)のROSEトマトをメインに選んだ。良いものが採れれば種取りをして代々育てたい。ただ、米国の固定種が日本の多雨気候に耐えるかどうか不安があるので、保険として半分はF1の桃太郎系の苗を買うつもり。また、例年お盆の時期で収穫が終わってしまうので、1ヶ月後にも後発の苗を育てて、秋まで採れるかどうか試す。

ミニトマト】適当な固定種が見つからず、それならF1でカラフルに楽しくやろうと考えて次の種類を選んだ。

赤:Napa Grape、オレンジ色:Sun Gold、緑色:Sungreen Garden、黒赤:Black Cherry、これらを種から育て、あと黄色のイエローピコを苗で買う予定。5色のミニトマトが揃えば楽しそう。

茄子】埼玉県在来の早生真黒(しんくろ)茄子をメインに選び、水茄子系は新潟在来の梨茄子(黒十全)を少数作る。どちらも皮が柔らかい品種。

【ピーマン】固定種の魁(さきがけ)ピーマンを選んだ。

去年はすべてF1種だったので、ある程度固定種への切り替えが進む。その分、栽培は難しいかも知れないが、冒険するなら早い方がよい。

 

種まきの前には、例年通り水を含ませて芽出しをする。写真はトマトと、ミニトマト4種。

足温マットの上で、約28℃で保温して芽出しをする。

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ミニトマト類と魁ピーマンは4〜5日で芽が出てきた。ROSEトマトはまだ一部しか出てこないが、出たものは長く伸びてきた。魁ピーマンも7日で芽が出てきた。今日は晴れたので、これらをセルトレイに種まきした。

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伸びた根がティッシュに絡まっているので、折らないようにピンセットでそっと引き出し、土に浅く埋めていく。

 

これらを、育苗用のトンネルで保温し、5月連休頃まで苗を育てる。

緑色のセルトレイがトマト類とピーマン。黒いのは先客の白ネギとニラ。

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トンネルの下には育苗用のヒーターが敷いてあり、28℃に設定して加温を始めた。晴れた昼間はヒーターOFFにしてビニールを開け、曇りや夜間はビニールを閉めてヒーターで加温する。毎日こまめにお世話するのは結構大変。

茄子類はまだ芽出しが終わっていないので、芽が出たらここに移す。そのあとはきゅうりと、ズッキーニと、かぼちゃと・・・