「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

葉物のトンネル栽培

寒くなって葉物の生長が遅いので、ビニールトンネルを使って頑張ってもらおうと・・・とりあえず2本設置。

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しかしここ2、3日激しい風が吹いて、毎日ビニールが剥がされてしまう。直しては飛ばされ、また直しては飛ばされ。

そのたびに少しずつ補強していったら、昨夜の強風にもかかわらず、今朝は無事だった!

 

畑に行くときには、多分飛ばされていると予想して水を持って行ったので、今回はビニールを手で剥がして水やり・・

なんで飛ばされてないんだ??

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12月4日に播種したかぶとルッコラが発芽してきた。あと、ほうれん草が少々。サニーレタスとベビーリーフ類は未だ全く見えない。温度が低すぎるのかな。。

 

もう一つのトンネルでは、ほうれん草が2種類と、小松菜が大きくなってきた。これは11月1日に播種したもの。

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さて、お正月に間に合ってくれるかどうか。

堆肥作り

先週、自宅の植木を散髪したので、その剪定屑と米ぬかで堆肥を作ることにした。

昨シーズンは枯れ草と牛糞堆肥で作製。里芋、さつま芋、ごぼうなどに使って、それなりに効果はあった様に思う。

今回予定の場所も、前回と同じ第2圃場の片隅。棒が2本立っている向こう側。

米ぬかは右に見える3袋。

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ここに剪定屑と米ぬかを交互に積んでいく。

赤いモビルスーツの援軍が現れ、まず植木の剪定屑を置く。

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上から米ぬか半袋を重ね、水をバケツで掛けて踏み込み。これで1段目。

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これを繰り返して、3段目。もみ殻も少し混ぜた。

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さらに積んで、最後の6段目積み終わり。

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乾燥防止と風対策で、軽く土をかけて今日の作業は終了。

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米袋で26個分あった剪定屑も、ギュッと踏み込むと小さくなった。

うまく醗酵すれば、1〜2週間で温度が数十度に上がり、さらに体積が縮んでくる。

あとは時々切り返し(反転混合)して、半年ほどかけて全体を良く醗酵させる。

玉ねぎの定植

このところ晴天続き。

昼間の気温も16〜17℃で暖かくて丁度良いので、気持ちよく畑に居られる。

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20日(水)と今日22日(金)で、玉ねぎを植え終わった。

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種から育てた貝塚早生が約50本、同じくOP黄(中生)が350本、苗を購入したOK黄(中生)が100本、晩生こがねが500本。全部で1000本。

マルチの植え穴900弱しかなかったので、余った100本ほどはしかたなくマルチの横に植えてしまった。

所要時間は、マルチを張るまでが3.5時間、定植が2日間で計10時間。人件費を1000円/時だとしても1.35万円。一本あたり13.5円。苗代が5.5円で計19円。これ以外にもビニールマルチ代、肥料代、ガソリン代・・・

買った方が確実に安いか(>_<) 慣れた人は多分半分以下の時間で植えてしまうので、見習わないと・・

 

さて、何割が生長してくれるか、12月、1月、2月と計3回ほど追肥をして、あとは草取りが1回か2回。

5月の新玉ねぎが待ち遠しい。

 

ポロネギ

ちょっと変わったネギを初めて作ってみた。

イタリアから輸入のタネ。リーキとかポロネギとか呼ぶらしい。

3月に種をまいて、やっと収穫の時期。

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白い部分は日本の白ネギ(長ネギ)と見た目は同じだが、葉は平べったくてニンニク風。

スープにして食べると書いてあったので早速家で作ってもらったが、クセが無くて食べやすい。下仁田よりもさらに柔らかい感じ。

葉も食べるという流派もあるが、見た感じでは外の方の葉はちょっと硬そう かな。

玉ねぎ植え付けの準備

IMG_023011月は玉ねぎの植え付け適期。あちこちの畑で植え付けが始まっている。

昨シーズンは、霜が続いて根が浮いてしまい、小さな玉ねぎしか採れず失敗。

今シーズンは必勝を狙い、普段使わないビニールマルチを使うことに。。。

 

まず、さつま芋を採り終わった場所のゴミを取り除き、元肥に発酵鶏糞を4kgほど投入。

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赤い彗星号を走らせる。耕耘幅が45cmなので、横にずらして2回走らせると幅が90cmと丁度良い。昨日の雨で土は重いが、気持ちよく走ってくれた。

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耕し終わったところで、クワでまん中をならして平坦に。これでほぼ90cm幅の畝が完成。

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両脇に軽く溝を掘った後、90cm幅の穴あきマルチフィルムを張っていく。両横の溝にフイルムの端を入れて、土を被せる。

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無事張り終わった。長さは26mくらい。植え穴の数にして約870個。今年はこれで十分。

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最後に、強風の時にビニールが飛ばされないように、土を重石代わりにのせて完了。

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あとは苗を植え付けて行くのみ。 といっても870本もはなかなか根気が続かない・・・

早くも霜対策

明日12日の朝はかなり冷え込むとの予報。初霜が降りるかも知れない。

急遽足りない資材を買い足して、とりあえず不織布で霜対策をした。

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これでは何が植えてあるかわからないが、長い(といっても12m長)三本の畝は、左から①葉大根、雪白体菜、②金町小かぶ、冬菜、天王寺かぶ、③京水菜、春菊。右の壁際はサニーレタス、サラダ菜。

同じ場所を10日前に写した写真。この場所は水はけが悪く建物の陰で日当たりも良くないので、冬の栽培には条件がかなり厳しい。

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これ以外にも、もともと冬にトンネル栽培を予定している、ほうれん草、小松菜、大根にも不織布をべた掛け。秋じゃがには掛けられなかったので、霜が降りたら枯れてしまうかな。。

途中で雨には降られるし、日が暮れて寒くなるしで応急処置だけだが、風に飛ばされないための補強や、ビニールトンネルへの変更などはまたゆっくりやりましょう。 しかし、まだ11月の前半なのに霜の懸念とは、今年の冬は厳しいのでしょうか。

春キャベツの準備

今日はどんよりとした曇りで、ちょっと雨も。

まだ一昨日の雨で土がじとっと濡れていたが、そろそろキャベツの苗を植えないと老化しそうなので、予定地を耕運機で耕耘。

右隣の冬どりキャベツ(不耕起栽培)は定植後に根切り虫に半分くらいやられてしまったが、その後は何とか育っている。

白菜のネットとの間の幅50cmの隙間に、耕耘幅45cmの耕運機を走らせる。

慎重に2往復して、草は綺麗にすき込めた。

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来週には、ここに春どりキャベツ苗(金系201号)を60株ほど定植します。

 

ついでに畑の様子を。。

 

大根と小松菜など。左方の大根はミニ大根で密植栽培。あと1〜2週間ほど。周年栽培を目指している右隣の小松菜は、前のロットを採り終えたので次はここ。まだちょっと小さいが、間引きのつもりで収穫しながら生長を待つことにしよう。気温が下がってきて、さすがにナノクロムシも少なくなった。

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先週定植したそら豆は順調に生長しているが、一株が根切り虫にやられてしまった。回復するかどうか?

周りを掘ってコガネムシの幼虫を見つけ出して退治したが、何でもかじるのでタチが悪い。

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第一圃場のトマトの後に種まきしていた緑肥用えん麦(アムリII)が揃って発芽。

来年5月にすき込んで、7月から秋人参を作る予定。収穫は1年先か・・気の長い話・・

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まん中に陣取っている紫の植物は、夏に落ちた種から勝手に生えてきたバジルの仲間。

良い香りが漂っている・・・ モッタイナイので残してしまった。

 

ちょっと息抜き 11/6

今年は色々あって山歩きも出来なかったが、1年ぶりに近場の山へ。

行き先は箱根外輪山の明神ヶ岳、明星が岳。35年前に初めて行って、5回以上は登っている道。

大雄山線終点からバスで最乗寺へ。そこから歩き始めて、最初は杉林の中の道。

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しばらく行くとススキなども。そう言えばいつの間にかそんな季節になっていた・・

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途中で追い抜いた人がよく見ると昔の会社の知人で、ナント今は78才で元気に登っておられた。

18年ぶりの再会。まだまだ何でも頑張れるなと力をもらいました。

 

2時間ちょっとで明神の山頂へ。

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平日にもかかわらず、2〜30人の人が休んでいた。

着いたときには富士山は雲に隠れていたが、しばらくすると顔を出してくれた。手前には金時山も。

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裾の方は薄雲に覆われているが、何とか全貌が拝めました。

 

この後明星が岳を経て下山。歩いたのは約6時間。10キロ弱。

下りでかなり膝が痛くなって歩くのに苦労したが、翌日(今日)にはほぼ回復。

リフレッシュして、畑仕事もまた元気にやれそうです。

Broad bean

そら豆ですが、苗が育ってきたので今日11月2日、畑に定植しました。

種まきは10月19日。早生の一寸そら豆。と、中生の河内一寸そら豆。(その時の写真を再掲載)

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8日後の10月27日には、早いものから芽を出してきて・・

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14日経った今日11月2日朝には、葉を広げ始めました。

(早生16粒)

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(中生21粒)

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早い遅いはあるが、発芽率はどうやら100%の様子!

そら豆は直根性なので、早めに定植して根が真っ直ぐ下に伸びやすいようにしてやります。

で、急いで畑に定植しました。

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チンゲンサイを収穫しつつある場所でまだ少し残っているが、よけながら定植。

早生は株間30cm、中生は株間40cm。 ホントは全部40cmにしたかったが場所が足りない・・

チンゲンサイは早い内に採ってしまって、霜が降りる季節には不織布をべた掛けして越冬します。

 

緑肥の効果をミタ

昨年の今頃から緑肥を使い始めたが、言われているようにはっきりと効果があることが目に見えた。

ニンジンの畑で左右の2群に分かれているが、右の群の奥の方が明らかに育ちが悪い。

ちなみに、左の群の左端の列から、1週間程度ずつずらして右の方へ種をまいていったので、右に行くほど小さいのは自然。ただ、手前と奥では同時に播種しているので、同じように育つかと思っていた。

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反対方向からの写真では、

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やはり左手前の方が左奥に比べて葉の広がりが小さいのがわかる。発芽率も悪いか??

 

この場所は昨秋から今年の春にかけて緑肥のえん麦(アムリII)を育てて、5月の下旬に刈り取り。

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この大量の有機物を耕運機ですき込んでいた。(えん麦の間にはクリムソンクローバーも少し)

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ちょうど耕運機が通っている辺りが最初の写真ではニンジンの左の群のあたりで、右の奥にはえん麦が無くて、春大根を作っていた。

大根の後作でニンジンの育ちが悪いという経験はないので、やはり緑肥の効果が大きいと考えられる。

今後はえん麦(+クローバ)の後作に秋ニンジンという流れを守っていきたいと思う。

あ〜、畑の面積にもっと余裕が欲しい・・・