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米麹造り

あしがら農の会の大豆の会・味噌の会に入れて戴き、味噌造りを教わり始めた。

最初はまず米麹を作る。1月20日から作業開始。

米2升を水に12時間漬けてから蒸し器に入れる。

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これを、約1時間蒸す。共同作業なので重ねて蒸して行く。火の番も暖かくて楽しい。

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蒸し上がったら木綿(今回はシーツを使用)の上に広げて40℃程度まで冷ます。

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全体を冷ましている間に、少量をボウルにとって冷まし、種麹10gと混ぜる。

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よく混ぜたら、40℃程度に冷めた蒸し米全体にまぶしてよく混ぜる。温度が下がりすぎない様に手早く行って、木綿、新聞紙、毛布でくるんで保温する。今回は毛布の中にホッカイロを入れて家に持ち帰った。

あとは30℃から40℃程度に維持し、醗酵させる。

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ヒーター(足温用マット使用)の上に置いて暖めながら醗酵が始まるのを待った。

ほぼ1日経った翌朝から発酵熱で温度が上がり始め、すぐに40℃を越えるので、毛布の保温具合を調節しながら、30時間頃からはヒーターもOFFにして温度を調節した。

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こまめに温度を見ながら、時々かき混ぜて米の塊をほぐして温度を下げたり、毛布の厚さを調節したりしながら制御。5日目になっても、まだ放っておくと温度は上がっていく。(しかし、平日にこんな長期間の温度管理をやっていられるのは定年後の特権かな)

米粒の様子を見ると、醗酵開始時にはまぶした種麹らしき白い部分が、ほんの少し見える程度だった。

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32時間後の40℃を超える温度が続く頃には、大部分の米粒表面が白くなってきた。

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さらに醗酵を続けて62時間後では、表面が少し褐色がかり、粉っぽい感じになってきた。

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さらにさらに醗酵を続けて105時間後(4日と9時間)、緑色のカビ状のものが見えてきた。これが麹の花だろうか。それともこれは青カビ??  そう言えば種麹も緑っぽかったから大丈夫かな?  わからない・・

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ここらで温度を下げて乾燥させ、味噌の会の先輩たちに見てもらうことにしよう。

来週はいよいよ味噌の仕込み。この米麹がうまく出来ていればいいが。。

ドラゴンレッドのマッシュポテト

もう一つ、mimosaさんからきれいなマッシュポテトを紹介して戴きました。

材料は中まで赤いじゃが芋、ドラゴンレッドです。

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このじゃが芋は春植えよりも秋植えの方が中味の赤色が強くなります。それで秋のドラゴンレッドを使っての挑戦となりました。(春植えのドラゴンレッドを使ったポテトサラダは (https://nemorifarm.vsw.jp/blog/wordpress/?p=530)

春植えよりも3割ほど赤い色素(アントシアニン)が多いそうですが、やはり見事な色ですね。(写真をクリックすると拡大できますので、質感も良くわかります)

・・・・mimosaさんからのコメントも添付します・・・・・

また冬の色の濃いドラゴンレッドでマッシュポテトを作りました。

ピンク色がとてもきれいに出ています。

ハートのクッキー型で形を整えたらまるでお菓子のようですが、

味は美味しいマッシュポテトです^^

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、原料の秋植えドラゴンレッドの色はこんなです。

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この品種の特徴は、デンプン価が14%前後と高く、アントシアニンを生いも100gあたり100~128mg含む事(長崎県農林技術開発センター)。

ごぼうのポタージュ

mimosaさんから、ご家族に好評な料理ということで「ごぼうのポタージュスープ」を紹介して戴きました。

昆布だしで和風ベースなところが、ごぼうの香りと良く合うようです。太めのごぼうを使うと特に美味しいとのことですので、新鮮な「大浦太ごぼう」がよさそうです。

ごぼうのポタージュ

 

以下、メールで戴いたレシピを添付します。

<材料> 4人分

ごぼう 約300g

玉ねぎ 1個(170g)

昆布だし 約500ml

牛乳 200ml

塩 小さじ1/2

醤油 小さじ2

バター 10g

1)たわしで良く洗って薄く輪切りにしたごぼうと、薄くスライスした玉ねぎとバターでいためる。

2)昆布だしで柔らかくなるまで煮る。

3)ミキサーでポタージュ状にする。

4)鍋にもどしてから牛乳200mlを加えて温める。

5)塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ2を加えて味を調える。

6)お好みでごぼうの素揚げチップをトッピングする。

 

分量はおおざっぱですので、味はお好みで調えて下さい。

私はごぼうの香りが好きなので、ごぼうを水でさらすことはしませんでした。

春大根の種まき

まだまだ寒い日が続くが、今日は晴れたので春採り大根の種まき。

11日に準備した透明マルチに、道具を使って植え穴を開けていく。株間30cm、列間30cmで千鳥の2列。

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今回蒔く大根は、タキイの春神楽。12月はじめから1月中旬までが種まき適期となっているので、これ以上待てなかった。

植え穴に2粒ずつ蒔いて軽く土を被せ、いつも通りビニールトンネル(これで4本目)を設置。今日は風が弱く作業しやすい。

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来週もまだ最低気温がマイナスの日がある様だが、塔立ちせずに出来るかどうか。生長後半からは温度が上がりすぎない様に管理するのが良く、すそを少し開けて換気するなどの調節が必要とか。

うまく行けば4月末頃の収穫となります。

 

一方、最初のトンネルでは、小松菜とほうれん草が収穫時期を迎えた。

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手前が収穫した小松菜(菜々美)。後ろに見えるのはほうれん草2種と最奥に小松菜。昼夜の温度変化が激しいため(?)か、小松菜、ほうれん草共に葉の形・色が良くない。初めてのトンネル栽培なのでまだ注意すべき点がわかっていないのか??

春大根の準備

2014年になって何故か書き込めないトラブルが起きていたが、サポートに見てもらってやっと解消。

畑の方は冬の作物が少なくなってきて、2月からは収穫が途切れそうな状態(>_<) 少しでも早く再開できる様に、4本目のトンネルで大根を蒔くことにした。うまく行けば4月末の収穫予定。

1/10日に第一圃場のきゅうり跡地を耕し、発酵鶏糞を1kg/8㎡入れて整地した。

翌11日に80cm幅で両側に溝を掘ったところ。

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寒い季節なので地温を上げるために透明ビニールマルチを使うことにし、90cm幅のビニールの両横を溝に差し込んで埋めた。

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晴れていたためかビニール内の温度がすぐに上がってきた様で、土から蒸発した水分がビニール面で凝縮し細かい水滴を作ったため、みるみる白く光を散乱して銀色のフイルムの様になった。

この状態で2〜3日置いて地温を上げてから大根を蒔こうと思うが、今日14日は曇りで寒く、明日15日は雪の予報(>_<)

播種後寒さに遭うと塔立ちする恐れがあるので、いつ蒔くかタイミングが難しい。。。せめて翌日の最低気温がマイナスで無い時に。

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2013年ともお別れ

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雲一つ無い快晴で穏やかな年の瀬を迎えました。今年は35年間勤めた会社を退職し、その後も色々な別れがあった年。その2013年ともいよいよお別れして、また元気に新しい年に向かうことが出来ます。

畑の方は従来の2アールから今年6アールへと3倍に拡大し、本格化への準備をしてきました。2014年はさらに3倍程度に拡大し、農業への最初の一歩の年となる予定です。

今年の畑作でうまく出来たものはトマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、じゃが芋、さつま芋、人参、ごぼうなど。失敗だったものはきゅうり、インゲン、里芋、大根、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草など。異常気象の問題もあるし根切り虫やモグラの害も多かったが、一部には種まき時期がずれたり、乾燥で発芽しなかったりというのもありました。これら一つ一つを反省しながら、来年は少し上達する様にしていきたいと思います。

失敗が多かったせいで今年の冬の野菜は少なく、まだ量的に持ちこたえられそうなのは長ネギと、

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人参と、

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そして九条太ネギは、風よけネットを設置して葉が折れるのを減らすようにしています。

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露地栽培ではもう挽回は難しいので、初めてのビニールトンネルで葉物栽培にも挑戦中。でも育つには時間がかかりそうです。

3月になればこのブロッコリーが採れると期待して、冬場はおとなしく春の準備をしているしか無いかも知れません。

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5月になればそら豆やエンドウ豆が採れ始め、その頃からはまた全開でやれると思います。

不織布の中で越冬中のそら豆(左)と笹の霜よけで越冬中のエンドウ豆(右)。

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多くの皆様に今年一年間支えて戴き、どうも有り難うございました。

葉物のトンネル栽培

寒くなって葉物の生長が遅いので、ビニールトンネルを使って頑張ってもらおうと・・・とりあえず2本設置。

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しかしここ2、3日激しい風が吹いて、毎日ビニールが剥がされてしまう。直しては飛ばされ、また直しては飛ばされ。

そのたびに少しずつ補強していったら、昨夜の強風にもかかわらず、今朝は無事だった!

 

畑に行くときには、多分飛ばされていると予想して水を持って行ったので、今回はビニールを手で剥がして水やり・・

なんで飛ばされてないんだ??

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12月4日に播種したかぶとルッコラが発芽してきた。あと、ほうれん草が少々。サニーレタスとベビーリーフ類は未だ全く見えない。温度が低すぎるのかな。。

 

もう一つのトンネルでは、ほうれん草が2種類と、小松菜が大きくなってきた。これは11月1日に播種したもの。

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さて、お正月に間に合ってくれるかどうか。

里芋のデザート

今が旬の里芋で作るデザートを、kyohさんから教えて戴きました。小学生の子供さんが大好きだそうです。

【里芋のアイス風、またはシャーベット風の作り方】

①里芋を洗い皮ごとゆがく

②煮えたら皮をツルンとむきマッシュする

③レモンの搾り汁、砂糖を加え、適度な滑らかさになるよう水か生クリームを適当量加えよく混ぜる(うちはいつもさっぱりと水)

④冷蔵庫で冷やすとアイス風、冷凍庫で凍らせるとシャーベット風

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この写真は、赤芽大吉で作った「アイス風」。レモンがポイントだそうです。

鍋で暖まった後などに、さっぱりしたアイス風デザート、美味しそうですね。

堆肥作り

先週、自宅の植木を散髪したので、その剪定屑と米ぬかで堆肥を作ることにした。

昨シーズンは枯れ草と牛糞堆肥で作製。里芋、さつま芋、ごぼうなどに使って、それなりに効果はあった様に思う。

今回予定の場所も、前回と同じ第2圃場の片隅。棒が2本立っている向こう側。

米ぬかは右に見える3袋。

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ここに剪定屑と米ぬかを交互に積んでいく。

赤いモビルスーツの援軍が現れ、まず植木の剪定屑を置く。

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上から米ぬか半袋を重ね、水をバケツで掛けて踏み込み。これで1段目。

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これを繰り返して、3段目。もみ殻も少し混ぜた。

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さらに積んで、最後の6段目積み終わり。

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乾燥防止と風対策で、軽く土をかけて今日の作業は終了。

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米袋で26個分あった剪定屑も、ギュッと踏み込むと小さくなった。

うまく醗酵すれば、1〜2週間で温度が数十度に上がり、さらに体積が縮んでくる。

あとは時々切り返し(反転混合)して、半年ほどかけて全体を良く醗酵させる。

玉ねぎの定植

このところ晴天続き。

昼間の気温も16〜17℃で暖かくて丁度良いので、気持ちよく畑に居られる。

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20日(水)と今日22日(金)で、玉ねぎを植え終わった。

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種から育てた貝塚早生が約50本、同じくOP黄(中生)が350本、苗を購入したOK黄(中生)が100本、晩生こがねが500本。全部で1000本。

マルチの植え穴900弱しかなかったので、余った100本ほどはしかたなくマルチの横に植えてしまった。

所要時間は、マルチを張るまでが3.5時間、定植が2日間で計10時間。人件費を1000円/時だとしても1.35万円。一本あたり13.5円。苗代が5.5円で計19円。これ以外にもビニールマルチ代、肥料代、ガソリン代・・・

買った方が確実に安いか(>_<) 慣れた人は多分半分以下の時間で植えてしまうので、見習わないと・・

 

さて、何割が生長してくれるか、12月、1月、2月と計3回ほど追肥をして、あとは草取りが1回か2回。

5月の新玉ねぎが待ち遠しい。