「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

稲刈り開始 -2016/10/5-

あしがら農の会の欠ノ上田んぼ。11枚の棚田で計3反。
9月以降日照がほとんど無く、田んぼが乾かないせいか稲がかなり倒れてしまった。
倒れると機械が使えないので、手刈りがメインになりそう。
今年は大変だ。

今週末にみんなで稲刈りする予定だが、倒れた稲が発芽し始めたという情報があり、一部の人で稲刈りを始めた。
今日は3番田んぼの倒れた部分を3人で手刈りし、竹の支柱を一本だけ立ててはざ掛けした。

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刈り取った場所が狭く支柱が一本しか立てられないので、仮に稲を2重に掛けたところも。
今夜半に台風18号が日本海を通過して東北に向かう予報だが、風に耐えてくれるかどうか・・ 祈るしかない

気になるお米の出来具合の方は、日差しが無かったわりには、そこそこ膨らんでいる様子。少し安心した。


田んぼは午前だけでくたびれてリタイア。
午後は塚原の畑で、ほうれん草の種を蒔いた。

トマトの跡地に苦土石灰(マグマイン)と醗酵鶏糞をまいてかき混ぜ、楽秋ほうれん草を2列にまいた。

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苦手でなかなか収穫までたどり着かないほうれん草。
今年はうまく行くだろうか?? 行って欲しい。

葉物の混合播種 -2016/9/30-

9月になって雨の日が多く、日が照らないためか葉物の育ちが悪い。2週間ほど前に蒔いた水菜は病気になってしまった。べと病?

まだしばらく雨が続きそうだが、挽回を狙って葉物を混合播種してみた。異種の植物が混ざっている方が病気にも虫害にも強いのではないかな。。

前作も葉物(べか菜)だったので肥料は鶏糞を少量だけ、耕耘機で耕したあと、ばら蒔きで混合播種した。

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小松菜、東京べか菜、千筋京水菜、中葉春菊、ルッコラの5種。

三本ぐわで軽くかき混ぜて覆土したあと、ネットを掛けて裾を土に埋めた。長さは約12m。

去年は露地で同じように混合播種(密植)したところ、虫害は少なくて、間引きながら長期間収穫することが出来た。今年の方が天候は悪そうなので、ネットで初期の虫害は防ごうと思うが、病害はどうだろうか。

じゃが芋の土寄せ -2016/9/19-

また台風が接近しつつあるとのことで、今日の午前中は急いでじゃが芋の土寄せを行った。
高さ30cm位まで伸びたので、強風に倒される前に守ってやらないと。。

鶏糞を少しだけデジマの株元にまいてから、クワで土寄せ。

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ついでに一株4本以下に芽欠きもして、これでヨシっ。

レッドムーンなど、あとから植えた物はまだ芽が出ない・・
何年も自家採種を続けているので、種芋を更新しないと駄目だろうか。

右に見える落花生もそろそろかな?10月に入ったら試し堀りしてみよう。

玉ねぎの苗床作り -2016/9/16-

早生玉ねぎの芽が出てきたので、畑に急いで苗床を作った。
どの畑もモグラが多いので、モグラ対策もして。

塚原の畑の、巾1m、長さ3mほどの場所。醗酵鶏糞を5kg程度まいたあと、深さ10cm程の土をスコップで掘り取って奥に積んだ。

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不織布製の古い防草シートを底に敷く。

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その上に、奥に積んだ土を戻すと、シートで守られた数cm厚のベッドができた。シートは透水性なので水はけは問題ない。
以前、下に金網を埋めて同様なモグラ対策をしてうまく行ったことがあるが、今回はより手軽なシートで試してみる。

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その上に発芽した玉葱のトレイを押しつけて置き、サンサンネットのトンネルを掛けた。トンネルは虫よけ目的ではなく、強い雨でトレイの土が掘られるのを防ぐため。

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2枚のトレイは、愛知白早生玉ねぎと、早生のF1赤玉ねぎ。種まきがちょっと早過ぎたかも知れないので、明日もう一度まく。
25日ごろをめどに晩生をまけば、このトンネルも満員御礼になる。今年も予定は約1000本。
ただ、今年からあしがら農の会の玉ねぎの会が始まり、そちらでも数百本作るので、計約1500本となる予定。
春に作った玉ねぎは最近品切れになったので、晩生を多めに作っておけば、来年は秋以降も供給できるかも知れない。


今日は曇で雨もパラつくような天候だったので、茎ブロッコリーも定植した。去年から丸いブロッコリーはやめてしまったので、これが主力になる。もう一回種まきするつもり。

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左側から落花生が迫っている。右のじゃが芋はもう土寄せをしないといけない。明日できるかな・・

いよいよさつま芋 -2016/9/15-

春じゃがの在庫が無くなって、かぼちゃだけだと飽きるので、やっぱりさつま芋も欲しい。
去年も丁度今頃試し堀りしたが、今日お試しに掘ってみた。

茎を鎌で刈り取った後黒マルチを剥がし、

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紅はるかを堀ってみる。ワクワク。。

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鮮やかなお芋が出てきた。大きいのが2本、まだ細いのが4本ほど。

ついでに、お隣の安納芋も一株掘ってみる。

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こちらは6本とも丁度いいくらいのサイズ。

まだまだ大きくなるが、もうGOサインでよさそう。
さつま芋が採れると、一気に秋らしい気分になってきた。


近くには、今年少し多めに植えた秋じゃが。

デジマはほぼ発芽が揃った。1割ほどが未発芽だがまあいい。
一株あたり3〜4本芽が出ているので丁度いい感じ。

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半分が元肥無し、半分は株間に鶏糞を少しでスタートしたので、土寄せ時に少し追肥するかどうか。判断が難しい。

レッドムーンやドラゴンレッドは、あとで植えたのでまだ芽が出ていない。

 

秋じゃが(3)、白オクラ -2016/9/2-

春じゃががまだ少し残っていたので、どこに植えようかなとウロウロ。ナス科は連作を嫌うので、場所探しが難しい。

結局、しばらく使っていなかった小台西の畑の入口通路に植えることにする。秋になると左の日陰が延びてくるのでどうかな?
まずは小型耕耘機で耕耘。長さは17mほど。

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いつも草だらけにしては時々草刈りという繰り返しだったので、少々の緑肥効果はあるかも知れないが、多分肥料不足。
牛糞堆肥を80Lほど入れて再度耕耘し、条間90cmで2列植えた。
レッドムーンとキタアカリ。キタアカリって秋植えで育つかな?

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株間は30cmで、間に醗酵鶏糞を少量ずつ入れた。
これで今年の秋じゃがの植えつけも終了した。


この畑の奥に、種採り用に2本だけ植えた白オクラ楊貴妃。山口県の特産品だそう。丸オクラタイプで真っ白ではないが色白美人。
別の畑で収穫用に育てているが、収量も多くて優秀な品種。

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来年はこれをたくさん育てて、直売所にでもだそうかな。。

秋じゃが(2)、ごぼうの種とり -2016/8/29-

先週月曜日に台風9号が千葉県に上陸したのに続き、明日は台風10号が宮城県辺りに上陸する予報。秋の収穫シーズンを前に農家の被害は大きいだろうなと心配だが、自分の所も含めて、台風に対してはほとんど有効な対策は打てない。

小田原でも明日は風雨が強まりそうなので、一応ナスなど頭が重い作物を支柱にヒモで固定しなおしたが、意味があるかどうか。

今日は、その後一昨日に引き続いてじゃが芋を植え付けることにした。じゃが芋なら、雨で流される心配はないだろう。

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この畑で春に収穫した主力品種レッドムーンを、玉葱あとに無施肥不耕起で植えた。小さな種芋を切らずにそのまま、株間30cmで11m長。土寄せの時に様子を見ながら追肥しようと思う。

葉物が残ったままの隣の畝にも、ドラゴンレッド他を不耕起で植えた。葉物のど真ん中に、株間30cmで芋を埋めた。芽が出る頃には、葉物の収穫は終わっているだろう。畑の3D活用か・・・
ついでに、菌根菌がじゃが芋に素早く感染してくれるといいが。

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7月12日に撮影したごぼうの様子。種とりのために10本程度寄せて埋めておいたら、2mほどに育って花が咲いていた。

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それが今ではすっかり枯れて、近くを通ると痛いひっつき虫になっている。

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先週台風9号で株が倒されたので立て直したら、体中ひっつき虫だらけになってしまった。今度は台風の前にと、今日、この実を素手で引っ張って集めた。なにせひっつき虫なので、手袋をするとかえって面倒なことになる。

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大きな袋にいっぱい。しばらく乾かしてから、叩いて種を集めればいいのかな。品種は大浦太ごぼう。とても使い切れないくらいとれてしまった。

秋じゃが植え付け -2016/8/27-

約940hPaという経験したことのない強さの台風10号が、来週にも関東に上陸しそうになってきた。何がやれるかなと思案し、じゃが芋を定植することにした。

じゃが芋は需要が多く、春じゃがはもうほとんど無くなった。
秋じゃがも去年より多めに植えようとしている。

今日は第一弾で、デジマを植えた。昨日の昼過ぎにカットして草木灰を塗って陰干ししておいたもの。
株間30cmで深め(10cmくらい)に植えた。74株で長さは22m。

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深植えしたのは、まだ残暑が続くので、種芋の温度が30℃を超えないようにして腐敗を防ぎたかったから。
前作は茎ブロッコリーで肥料分はあまり残っていないと思うが、じゃが芋は窒素分が多いと良くないようなので、半分は無施肥、半分は株間に醗酵鶏糞を少量だけ入れた。

春じゃがは一株で500gもとれない惨敗状態だったので、肥料の入れすぎを警戒して実験してみる。

あとは自家採種を続けているレッドムーンなどを植える予定で、種芋の残量次第だが、畝の長さ30m〜50mくらい。

芽キャベツなど定植 -2016/8/24-

台風9号が一昨日関東を通過して、ナス、オクラ、ミニトマトなどが傾いたが、被害の程度は軽かった。

土が湿っているのを利用して、今日はまず定植作業。

春じゃがの跡地を時々耕耘のみして維持していたが、肥料分は残っているだろうと予測して無施肥で定植した。
赤キャベツが30株、芽キャベツが24株、紫カリフラワー(パープルフラワー)が25株。好評だったので、去年に比べるとどれも2,3倍に増やした。例によって30穴トレイで苗を育てて、そのまま定植。小さな苗もあるが、多分大丈夫だろう。

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隣の畝の人参を播種してあるところ。発芽率が悪くて、よくよく見ないと3列蒔いてあるのがわからない。まん中が金時人参で、両側が黒田五寸人参。

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このあと、草を取りながら未発芽の部分に種を追いまきした。

秋キャベツ定植(1) -2016/8/19-

今朝もほんの少し雨が降ったので、遅れていたキャベツの定植をした。

小台西の畑で、去年から今年の春に小松菜、水菜、春菊などの葉物を作っていたトンネル。
そのまま草を手で抜いて、醗酵鶏糞を2kg程度入れて軽くかきまぜ、苗を植えていく。ちょっと手抜きかな??

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苗は30穴トレイに種まきして育てた中早生2号。最近これが作りやすくて気に入っている。
鉢上げして大きめの苗にするのが本来だろうが、トレイのままでもしっかりキャベツに育ってくれる。

地下5cm位の所をモグラのトンネルが並行に走っていたが、とりあえず気にせず行く。何本か枯れても第二弾の苗がある。

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約40cm間隔になるよう千鳥で植えていく。

アブラナ科の連作が続いてしまっているが、どうだろうか。
今回限りで一度別の科に変えようかな。。

近所の農家の大先輩がやはりアブラナ科の連作で根こぶ病が出て、薬では対策できなかったが、マリーゴールドを大量に作って茎も葉も刻んで鋤き込んだら、一発で治ったと教えてくれた。
コンパニオンプランツとして使う話は良く聞くが、鋤き込みとは知らなかった。ちょっと種を蒔いておこう。。

今日の作業は、あとは秋じゃが準備のため草取り。暑かった。

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トンネルの左の黒マルチの所のマルチを剥がして秋じゃがを植える。その左の露地の部分は何にするか、茎ブロッコリーかカリフラワーか、苗が出来たものを植えるってことになりそう。

秋じゃがの要望は多いので、今年はここ以外に2ヶ所。8月中に植えたいので急がなくては。