「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

じゃが芋の植え付け -3/4-

富雄先輩は、タヌキじゃなくてハクビシンだろうという説。
いずれ足跡をきれいに採ってはっきりさせるとして、
「収穫時期に電柵で対策すればOK、種芋を食べられたことはない」との経験談をたよりに、植えてしまうことにした。

塚原の畑には、記念すべき初めての植え付け。ついにここ迄来た! 写真はタワラマゼラン。ちょっと黄緑っぽい独特の色。

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他にレッドムーン、ノーザンルビー、ドラゴンレッドを植えた。合計60m。今年の芋掘りイベントはこの畑で開きたい。

小台西の畑には、26mx2列植え付け。

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写真はレッドムーン。その右側の列には、十勝こがねとインカのひとみ。
去年と同じ全部で6種類だが、量は約1.5倍になる。はず・・・

芽が出るまで約1ヶ月。長いな・・・

タンタン タヌキが! -3/2-

塚原の畑にいよいよじゃが芋を植えようと、鶏糞堆肥を入れてレーキで整地(2/28)

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しかし、翌朝(3/1)行ってみると、何かの足跡があちこちに。

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散歩の犬でも入ってくるのか、それとも野生のくせ者か・・・
輪郭以外には、肉球などの細かいところまでは良くわからない。

で、畑の隅々まで見て回ったところ、
ありました・・ 多量のため糞!

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足跡の主はどうやら タヌキ君らしい。
山の畑にはやっぱりいるんだ。

このままじゃが芋を植えると種芋を食べられそうなので、
さて、ネットで畑の周りを囲うか、電気柵で囲うか??
また仕事が増えてしまった、くそっ。

超お見苦しい画像で終わるわけにはいかないので、
曽我梅林近くの個人宅で見かけた枝垂れ梅で目の洗濯を。
ちょうど今が花盛り。

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じゃが芋の準備と枯れ木の片付け -2/23-

雨も朝には上がり、何と今日は最高気温が18℃。
未だに手足にしもやけが出来る私としては救いの日。

さっそくいそいそと小台西の畑(第2圃場)に出かけた。
今一番急ぎの仕事は、週末のじゃが芋植え軍団の受け入れ準備。
里芋を作っていた場所をスコップで掘り返して、あちこちに埋めてあった種芋を全部掘り出す。
これでじゃが芋の場所が確保出来た。ここには1列だけ植えて、あとは塚原の畑に4列植える予定。
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里芋の種芋は、4月の植え付けまでもうしばらく穴蔵でお休みしてもらう。
土垂れ、赤芽大吉、大野芋の3種類。

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作業が終わってホッとしていると、遠くでなにやら動く気配。

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大きなオスの雉が、べか菜をつついている。冬の間葉物を食べるのはヒヨドリかと思っていたが、冤罪だったかも知れない。
そういえば、この畑ではみかんをころがしておいても食べる様子がない。やっぱりヒヨドリはここにはこないということか。。

 

午後は塚原の畑へ。

東半分は耕耘まで終わったが、西半分はまだ手つかずのまま。休耕地を復元するというのはやっぱり大変な仕事だが、3月半ば頃までにやっつけて、種まきできるようにしたい。

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枯れ草や枯れ枝を燃やすことから始めたいが、みかんの立ち枯れ株が5本ほど有るので、まずそれらを切ってから。

今日は、一番奥に見える2本の大きな枯れ木を切り倒すことから始めた。高さ4mほど。
まず一本目。直径25cmくらいあったか。。。30分以上かかってしまった。

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残り少ないみかんを2.3個採って食べて一息つき、さてもう一本。

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今日はここまで。あと残りは3本か〜。

やっと耕耘機を入れる -2/20-

枯れ草の処理が半分終わり、塚原の畑に初めて耕耘機を持ち込んだ。

隣の畑のおばさんに聞いたところでは、この畑はもう十年以上耕作されていなかったとのこと。畑も喜んでいるかも。。

今朝から、赤い彗星号が耕耘開始。

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あちこちにみかんの切り株が隠れていて、引っかかるたびにエンジンが止まる。木の根や、草の太い根も横に走っている。

それでも、やっと耕耘機を入れられる喜びで、一生懸命押すヒゲおやじ。

耕耘機を入れられるようになるまでに一月近く掛かった。

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撮影してくれたのは、昨日島根県大田市での講演会から戻ったという古屋富雄さん。

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島根の農業問題の深刻さは南足柄とは比べものにならないほどで、こちらがまだ恵まれていることを痛感したとのこと。

 

夕焼け小焼けが聞こえる頃に、予定していた部分の耕耘が終わった。白っぽく見えるところは午前中に耕したところ、黒っぽいのが午後耕したところ。

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赤い彗星も、ホッとして帰途についたのでした。

じゃが芋の種芋準備 -2/18-

例年、じゃが芋は3月第一土曜か日曜に植え付けることにしている。

今年は畑の面積も広がったので、去年の2倍近く植え付けようと思う。品種は去年と同じ6種類。

去年、色々な人に食べ比べて貰ったが、それぞれにファンがいて品種を絞れなかった。

畑の準備もまだ終わっていないが、種芋の方も早めに準備しないと心配なので、秋に育てておいた種芋を掘ってみた。

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右のバケツが主力品種のレッドムーン。10年くらいずっと自家採種を続けているもの。

次の白いカゴはタワラマゼラン。昨春初めて作り、美味しかったので秋に種取り用に植えておいた。

黒いカゴはノーザンルビー。赤皮赤身のお芋で、昨春初めて作って大型で味も良いので、秋に種芋を育てていた。

赤いネットはインカのひとみ。小型だが独特の味があるので秋に植えておいた。ただ、芋が小さくて育つかどうか。。

これ以外に、赤身のドラゴンレッドは雨が降り出したので今日は掘れず。

十勝こがねは、休眠が長くて秋植えで芽が出なかったので、今年も購入することにした。

これらは植え付けるまで日に当て、浴光催芽して発芽を揃える。

 

今年の植え付けは3月1日を予定しているが、手伝ってくれる人がいそうで大変心強い。それまでに畑に肥料を入れて耕して。。

ただ、小台西の畑はまだ里芋が残っているし、塚原の畑は初めてなので何があるかわからない。間に合うかな・・

やっと半分片付け終了 -2/16-

2月になって始めた塚原の畑の整備。

借りたときは枯れ草と枯れ枝でこんな状態だったが、

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例えば先週は、実をつけたまま枯れてしまった木も燃やしたりして、

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今日6回目のたき火をしてやっと半分(5a=500㎡)が片付いた。

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一番大変だったのは、一面の枯れ草を手やレーキで集めること。

長い日は8時間もの作業。結構足が疲れたが、寒い日には火が暖かくて助かった。

 

明日からは雨のようなので、今週の終わり頃にでも耕耘機を入れて耕せば、やっと使えるようになる。

3月1日に、この一部にじゃが芋を植える予定で、それ以降順次植え付けをしながら・・

あー、まだ残り半分は草だらけ、枯れ枝だらけ。。。片付けなくては

野焼き -2/2-

塚原の畑には枯れ枝がかなり多量に積んである。軽トラなら10杯くらいあるかも知れない。

まず3月から使いたい場所を空けるために、少しずつ焼き始めた。

朝の9時前に点火。水溜めには厚い氷が張っている。

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しばらくすると、道路の方からお〜いという声が聞こえ、来客が現れた。

この畑を紹介してもらった、南足柄市農業委員会の前事務局長 古屋富雄さん。

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新しい組織を作ったのでホームページ見ておいてよと言い残して、またすぐ来客対応に去っていった。

(ちなみにTOMIOファームのホームページはhttp://www.to-farmlife.com/index.html

畑が古屋さんのユートピア農園からすぐ近くなので、通りがかりに覗いて貰える。

ちょこちょこと細かいことを相談もできるので有り難いし、またエネルギーも貰った。

 

引き続き今日は太めの木も燃やし、

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日も暮れかけてきた16:30頃まで焼いて、ほぼ燃え尽きたところで水を掛けて消火。

しかし予定の半分しか燃やせなかった。

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当面使う部分だけでもあと2,3回は焼く必要がある。

焼き畑農業でもやるみたいだが、休耕地を復活させるには焦らず一歩ずつ。。。

塚原の畑はまず片付けから -1/23-

2,3日前に撮った写真だが、畑のまん中に枯れ枝が積まれている。

草が絡まっているので、何年か前に切って置かれたようだ。

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仕事始めに、まずこれを片付けよう。

両手で持てるだけ抱えて、隅の方に運ぶ。

何十回か往復して、一応この場所は片付いた。これで約1時間。

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見えづらいが、まだ奥の方に2ヶ所ほど積まれている。

次回は台車でも借りてこよう。

 

運んだ先はこんな感じ。

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短めのものはみかんの間に積み上げ、太くて大きいものは

左のみかんの下に置いた。

とりあえずはこんな形で片付けて、いずれ焼くしかないかな。。

 

作業しながら、のどが渇いたらみかんを採っては食べていた。

そのうち、やけに大きいのがあるなと思って食べてみると、やたらに甘くておいしい。

止まらなくなって一気に2,3個食べてしまった。

どうやら 伊予柑も何本かあるらしい。やったね!

(後日談)

伊予柑らしきものを数人に食べて貰ったところ、どうもこれは伊予柑ではなくて、みかんの1品種らしい。

皮袋が厚いので勘違いしてしまった。

今年は手入れをして、皮袋が薄くなるように工夫したい。

新しい畑がみつかった! – 1/19-

ずっと探していた約1反(1000㎡)の畑が、借りられることになった。

南足柄市塚原地区の高台にあり、自宅からは車で10分ほど。やや離れているがまあまあの距離。

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しばらく使われていなかったため、現状は枯れ草に覆われている。

また、切った木の枝があちこちに積まれている。

まずは枯れ枝を片付けて、草をハンマーナイフで粉々にするのがいいか、刈払い機で刈って焼くのがいいか。

手持ちの耕耘機では、このまま鋤き込むのはちょっと無理なので、一手間が必要。

まだ2月中にきれいにすれば間に合うので、諸先輩に相談してみよう。

 

この畑には、地主さんが植えたミカンの木が15本ほど残っている。

うまく管理できれば、かなり収穫ができるかもしれない。

いや〜しかし、ミカン屋にもなるとは夢にも思っていなかった。出会いというのは面白い。

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また、右側に見える大きな雨水タンクがあるので、水やりには大変便利。

下にバルブがあって、ひねれば水が出るようになっている。

 

山が近くハクビシンや猪などの獣害があるのかどうか気になるので、隣の畑の人に聞いてみて、何を植えるか考えるのはそれからになる。

少しずつでも片付けて、3月頃から第三圃場として使い始められれば有り難い。

 

この畑を探すにあたっては、南足柄市の農業委員会の新旧事務局長に大変お世話になった。

恩返しのためにも、事実上休耕地になっていたこの畑をしっかり生き返らせたい。

もぐらの生け捕り

昼間は快晴が続き、作業には気持ちがいい。

第2圃場からは、富士山、明神ヶ岳、矢倉岳などがよく見え、また登りたくなる。

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しかししかし、足元では大変ひどい状況が起きていた。

ビニールマルチを使って玉ねぎの自家苗を定植した場所。ほとんど一本も無い。

去年もビニールの下をもぐらが走り回り、4割ほど枯れてしまった。今年はさらにひどく、一畝900本はほぼ全滅してしまった。

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2,3割の被害なら我慢してもぐら君とも共生したいと思うが、これほどひどくなるとそうも言ってられない。

 

やむなくホームセンターでもぐら取り器を買い、対策することにした。

もぐらの生態や通り道の探し方については、以前小田原市の図書館で「モグラ おもしろ生態とかしこい防ぎ方」という本を借りて勉強していた。

早速もぐら取り器を設置して、一回目は不発。翌日場所を変えて設置したところ、翌朝に一匹掛かっていた。

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掘り出して横からのぞき込むと、中でモゾモゾと動いている。

そのまま山中に運び、林道脇の林に引っ越しして貰った。

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被害の大きさと広さから一匹だけの仕業とは思えず、引き続きしばらく対策を続ける。

玉ねぎのほうは、今から種をまいても間に合わないので、2月になったら苗を買って再度定植するしかない。