「畑仕事」カテゴリーアーカイブ

春大根とごぼうの種まき -2020/2/29-

昨日に引き続いて今日も種まき。

まずは大根。例年アタリヤの「春ゆたか」を育てて気に入っているが、中身はサカタの「天宝」。先日ホームセンターで種を見ていたら、天宝の超徳用袋10mL入りというのを見つけた。春ゆたかの徳用袋6mLではぎりぎりなので、即購入。

昨日畝立てしておいた所に、まず一列だけ播いた。30cm間隔で2粒ずつの手播き。3月中旬にもう一列播く。

また、別の畝に毎年自家採種している大浦太ごぼうの種を播く。種を包んでいるトゲトゲの殻をざっと取り除いて、ごんべえで播く。4mm穴のベルトでは種が上がってこないので、5mmに代えたらまあまあうまく行った。念のため二列播いておいたが、芽が出たら30cm程度の間隔に間引けばよい。

ゴボウは掘るのが大変なのであまり作りたくないが、大浦太ごぼうは評判がよいので、今年は半列だけ作ることにした。奥半分はレタスか何か、まだ未定。


なかなかうまく出来ないほうれん草。葉色が良くないので2月15日に鶏糞と木灰を追肥しておいたが、どうやらいい感じに育ってきた。もう一息で収穫サイズになりそう。

葉物、かぶ、人参の種まき -2020/2/28-

3月の中旬になると色々な種まきが始まるが、今年は暖かいので早めにずらしてみる。

塚原の畑。2月8日に耕耘し、2月10日にそばかすを撒いて再度耕耘しておいた場所。
種まきのために、今朝元肥として鶏糞とかき殻石灰を撒いて、もう一度耕耘した。

畝4本分に元肥を撒いたところ。このあと耕耘機で耕耘

右端の畝に、ごんべえを使って葉物とかぶを播種。
あずま金町かぶ、京水菜、丸葉小松菜、改良日本ほうれん草の4種

一つ置いて3本目の畝をクワで高さ15cm程度に畝立てし、人参を2種類播いた。いずれも代表的な春蒔き人参で、US春蒔五寸人参と向陽二号。人参は、高畝にしてやや水不足気味で育てる方が甘くなるらしい。砂地では無いので効果は少ないかも知れないが、今回はやや高畝でやってみる。

種まきが終わった16時頃、カラスが一羽やってきて畑をつつき始めた。水を撒くとつつかなくなるので、ジョウロで播種した列全部に水やりをして終了。

じゃが芋の植え付け -2020/2/24-

今年もいよいよじゃが芋の植え付けの季節が来た。今日は諏訪の原の畑に、いつも通りのやり方で3種類の種芋を植える。

予定地は昨日までに2度耕耘しておいたので、今朝は耕耘機でまず溝を作り、そこを更にクワで深さ30cmの溝に仕上げた。長さ43mほどあって、これだけで午前中いっぱいかかった。すでに腕が痛い。

昼からこの溝に米ぬかを米袋2袋分溝施肥し、クワで深さ5cm程になるまで埋め戻した。さらに腕が痛い。

レッドムーン、ノーザンルビー、および紫色の芋の合計3種の種芋を、株間30cmで並べていく。立ったり座ったりの繰り返しで、足も痛い。

最後にほぼ平らになるように埋め戻して完了。日も傾く16時ごろまでかかった。

芽が出るのは一月ほど先だろうか。子供達が多数堀りに来るので、無事育って欲しい。
この畑もイノシシらしき足跡があるので、掘り起こされて種芋が食べられなければいいが。

有機農業塾用にナスなど種まき -2020/2/21-

あしがら農の会が中心になって運営している小田原有機農業塾では、間もなく踏み込み温床を作って苗作りを始めるが、それでは間に合わないピーマンとナスを、先行して電熱温床でスタートすることにした。

200穴のセルトレイに以下の4種を50穴ずつ種まき。

・早生真黒ナス(固定種)2018年自家採種したもの
・千両二号(タキイ)
・さきがけピーマン(固定種)2018年自家採種したもの
・伏見甘長とうがらし(固定種)

手前の横長のセルトレイが今日播種したもの。奥のトレイでは、2/15に播種したブロッコリーとキャベツが多数発芽している。
レタス類、ナス、ピーマンはまだこれから。


田んぼにもちょっと行ってみたところ、水だめから蛙の声が聞こえる。よ〜く見てみると卵の塊が。
春の兆しが水の中にも。

キャベツ、ブロッコリー、レタスの種まき -2020/2/15-

温床が動き出すと、種まき〜苗作りが忙しくなる。
昨日のナス、ピーマンに引き続き、今日はキャベツ、ブロッコリー、レタス類の種まき。

キャベツは去年と同じ極早生のアーリーボールを36穴トレイ1枚。ブロッコリーは去年はスティックセニョールだったが、今年は普通のものに変えて、脇芽もとれる緑積を36穴トレイ1枚。
レタスはロロロッサとコスレタスの2種類を36穴トレイに半々。

右の128穴は、昨日播種したナスとピーマン。
左側3枚が今日のもの。20℃の電熱温床でやってみる。
今日播種したものは、たぶん4,5日で発芽する。ナスやピーマンは2週間ぐらいかかるので、2月末頃かな。

畑に苗を定植し終わる5月頃まで、これから毎日トンネルの開け閉めや、水やりなどのお世話が続く。赤ちゃんを育てるよりはずっと楽だが、気を抜けない毎日になる。


塚原の畑のほうれん草が少し黄色がかってきたので、追肥することにした。木灰と発酵鶏糞を少しずつ撒いて、土と混ぜた。
ほうれん草はいまだに安定してうまく作れていないが、これでどうだろうか。。
作業後には、不織布をまたべた掛けしておいた。

ナス、ピーマンの種まき -2020/2/14-

あっという間にもう2月も中旬。ピーマンの種まきをするために、いつも通りに電熱温床を組み立てた。

秋まではネットトンネルで育苗していた場所を片付けて、電熱温床を設置する。

ネットトンネルの跡地をまずは整地。所々モグラが穴を掘っているが、よく踏んだ後クワで平らに均す。奥を高く手前を低くして、水が手前に流れるようにした。

一番下に防草シート、次にプチプチを2枚、その上に電熱ヒーター(農電マット)を重ね、最後に防水のために厚手の透明ビニールを敷いた。

128穴トレイにピーマン類と、ついでにナス類の種を播いて温床の上に置き、ビニールトンネルを掛けて完成!
サーモスタットを20℃に設定して運転を始めた。

今年は少し品種を整理することにして、ナスは去年の7種から今年は4種に、ピーマンは去年の5種から今年は3種にした。

今年のナスは、自家採種の早生真黒ナスがメインで、それ以外には早生長紫ナス、味むらさきナス、固定種の信越水ナスの4種。
ピーマンは自家採種のさきがけピーマンがメインで、それ以外に固定種のCorno di toro rossoとサミーRZの3種。

今年止めた品種は、ナスではミニナスとVioletta di Firenze。ピーマンではミニピーマン類。ミニサイズはかわいいが、需要がそれ程無かった。

じゃが芋の準備 -2020/2/9-

畑の空いたところから順に春の準備をしなくてはということで、昨日に続き耕耘機を持ち出して、今日はじゃが芋予定地の耕耘。
去年、オクラやきゅうりを植えた場所で、天候の具合かオクラは収量が少なかった。東側の防風林が近いため、午前中の日当たりがイマイチかも知れない。

小型の耕耘機で一か所2回ずつ耕耘して、草は何とかすき込めた。

気温の様子を見ながら、たぶん3月初め頃にもう一度耕耘して、じゃが芋の植え付けになりそう。

玉ねぎに追肥など -2020/2/8-

先日の強風で中生玉ねぎのトンネルが開いてしまった。左側からの風(西風)だったようだ。右側のトンネルは無事だった。

またやられたかと一瞬ちょっとがっかりしたが、これも一つのチャンスと気持ちを切り替えて、追肥をすることにした。
玉ねぎの追肥は2月いっぱいまでなので、時期としては丁度良い。
即効性の発酵鶏糞をばらまいて、じょうろで水をたっぷり掛けてから元に戻し、裾にしっかり土を被せた。

右隣のトンネル内は極早生玉ねぎと早生玉ねぎで、それらは緑も濃くて大きくなってきた。それに比べて中生玉ねぎはまだ小さくて色も良くない。追肥の効果が出るだろうか。

また、今日は東京から助っ人が来てくれたので、春野菜を作る予定の部分をきれいに耕耘して貰った。
3月に大根や人参などを播く下準備ができて、大助かりだった。

さて、次はいよいよじゃが芋の準備かな。
温暖化が進んでいて、いつ植えるのが良いかよくわからないが、2月末から3月初めに植えられるように準備をしておいて、気候を見ながら決めようかと思う。

米麹作り -2020/1/25-

あしがら農の会の大豆の会で、今年も味噌づくりが始まった。
1月19日に、まず自分たちで有機栽培したお米を蒸す。今年は過去最大規模で、かまどが11台並んだ。

1時間ちょっと蒸したら、40℃まで冷まして種麹と混ぜ、醗酵を開始させる。

それから1週間弱のあいだ、温度が上がりすぎないように管理する。今年も大体例年通りの温度推移に収めることが出来た。

日曜日から始めて、金曜日には発酵熱があまり出なくなったので、これで終了と判断した。
見た感じもほぼいつも通り。発酵が進むと共に米粒は透明感がなくなって白くなり、更に進むと茶色がかってくる。一部に緑がかったところがあり、胞子が出来てきたのかと思われる。

明日はいよいよ味噌の仕込み。雨か雪の予報なのでちょっとやりづらそうだが、40人以上の参加でお祭りのようになるはず。

えんどう豆の霜よけ -2020/1/18-

今年は暖冬予報だが、みぞれが降ったりして少し真冬らしい気候になってきた。どうしようか迷っていたが、やはりえんどう豆類に霜よけをすることにした。

最近は不織布を被せておくことが多かったが、あしがら農の会の仲間から笹竹を貰ったので、春先の支柱を兼ねて、今年は竹を立てることにした。

左側がスナックエンドウ、右側が実エンドウ。約2株に1本ずつ竹を立てた。中央のべた掛けは春菊。

作業していて初めて気づいたが、まだ1月なのに、スナックエンドウにもう花が着いている!
長い間畑をやっているが、こんなことは初めてだと思う。

ひょっとして2月頃に採れるのだろうか?