菜花のすき込み -2019/3/29-

端境期に入り、夏野菜への転換を急がないといけない。

まずは塚原の畑で花盛りになった菜花を、そろそろ終了にする。

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刈り払い機で細かく刻んで、耕耘機ですき込む。これでひと月ほど置くと、緑肥をすき込んだのと同じ様に肥料になるだろう。

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左横の玉ねぎは、菜花の日陰になっていたので背が小さくて緑色が薄い。もっと早めに切り替えてすき込めばよかったのだろうが、いつも遅めになってしまう。

右横の紐を張った部分には、春ゆたか大根の2列目を播種した。その右側30cmほどのところには、15日に播種した一列目の発芽が揃っている。

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昨日、野菜の宅配の途中で軽トラの走行距離が綺麗な数字になった。トラ吉も5年経って11歳半。この数字の様に、難局が良い方向に動いてくれることを切に祈る

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アピオス植え付け -2019/3/25-

マメ科なのにお芋の様な不思議な食べ物アピオス。

以前食べさせてもらって美味しかったので去年植えてみたが、なぜだか芽が出ずに終わってしまった。
今年は運よく種芋をもらえたので、もう一度挑戦してみる。

小台西の畑にじゃが芋と同じ様に耕耘機で溝を掘り、底に米ぬかを控えめに入れて埋め戻し、アピオスの種芋を30cm間隔で置いていく。ミニトマトに毛が生えたぐらいの小さめな種芋。

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鍬で両側から土を寄せ、珍しく高畝にした。アピオスは乾燥に弱く、水はけは良いところを好むという難しい要求をするが、この畑は水はけが悪く夏には乾きやすい。あまり向かない場所かも知れないが、そのうちチップ堆肥を大盛りにして乾燥防止しようと思う。さて、まずは芽が出てくれるかどうか。

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種まきと定植を次々と -2019/3/22-

20℃を越す日も多くなって、種まきや定植が忙しくなってきた。

去年ソルゴーを作って休ませておいた場所。3月6日に1度目の耕耘をした。先週13日に2度目の耕耘。長い畝2本と短いの2本。
長い方の1本に発酵鶏糞3kgと籾殻くん炭を入れて古マルチを張った。

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マルチの畝に、キャベツ(極早生、アーリーボール)とカリフラワー(清月)の自家苗を定植。夜盗虫対策にネットトンネルを掛けた。これは一昨日20日。

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一つ空けて隣の短い畝には、べか菜(自家種)、小松菜、かぶ(味こがねとあずま金町かぶ)を各1列ずつごんべえで播種し、保湿と雨で叩かれないように不織布を掛けた。元肥は米ぬかと籾殻くん炭を1週間前に入れた。これも20日の仕事。

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それらの間の畝に、人参の第二弾をごんべえで播種。前回と同じく、ベビーキャロット、イエローハーモニー、バイオレットハーモニー、US春蒔き五寸の4種類。元肥は無しで籾殻くん炭だけ。追肥主体でやってみる。ここも不織布で覆った。

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3月6日に蒔いた人参第一弾は、随分遅かったので心配したがやっと芽が出始めた。不織布を掛けなかったため雨の後地表が乾いて固まってしまったので、かなり厳しいかなと思っていた。よかった。人参はいつも発芽までが難しい。

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畑の一角では、待ち望んでいた花が今年もひっそりと咲いてくれた。 故郷の花。 懐かしい風景が浮かんで来る。あの歌も。

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苗の定植こと始め;茎ブロッコリー -2019/3/17-

2月11日に種をまいて電熱温床で育てていた苗が、いよいよ定植時期になった。今年一番乗りは茎ブロッコリーのスティックセニョール。

小台西の畑の使い古しの黒マルチに、なんとマルチの張り直しもせずそのまま植えてしまう。肥料は後から入れることにしよう。第一陣は36穴トレイ1枚だけ。第二弾は種を蒔いたばかりで、時期をずらして収穫を狙う。本葉3枚のやや若苗だが、このぐらいで植えるほうが生育が良いように思う。

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今日は想定外のもう一件。主力のじゃが芋レッドムーン第一弾が、ちょっとした事件でダメかも知れない事態になり、急遽追加で植えることにした。少しだけ種芋が残っていたので、わずか26個だけだが、塚原の畑にいつも通りの米ぬか法で植え付けた。

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じゃが芋が一部ダメになったところでどうと言うことは無いが、人気の品種なので待ってくれている人も多い。これで少しでも挽回できれば。

春大根、トマト、最後のじゃが芋 -2019/3/16-

3月も中旬になり、種まきも続々と。

まずは塚原の畑で大根の第一弾。品種はいつもの春ゆたか。今日は1列だけで、4月に入ったら隣にもう一列蒔く。
春大根は秋に比べて多肥が良い。約20mの畝に、鶏糞約3kgと籾殻くん炭を入れてみた。

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続いて今年最後のじゃが芋。確か第四弾。

小さなサイズのじゃが芋を希望するお客さんがいて、どうやったらいいかよくわからないが挑戦してみることにした。

いつもはMサイズの芋を出来るだけ多くとりたいという方向で考えるが、どうしたら小さい芋がたくさん採れるだろうか?

種芋一個の芽数が多いと良いかなと思い、種芋は切らずに丸ごと植える。と言っても芽数には限りがあるので、芋の間隔を狭めて植えてみよう。試しに普通の3分の1で10cm。肥料はいつもの米ぬかで、量も変えない。品種は3種類試して、差が出るかどうかも興味がある。植える時期も遅らせて3月中旬にし、発芽も遅らせる。
今回はこんな方針で少しだけ試してみることにした。

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続いて、今年もいよいよトマトの種まき。真夏にはやはりこれが無いと。

自宅の電熱温床で、200穴セルトレイに種を蒔いた。(奥の芽が出ていない部分)今年の品種は大玉トマトがファンタスティック、ミニトマトがCFプチぷよ、CFプチぷよイエロー、そして自家採種したchocolate cherry。ミニの橙色と緑色はやめて、品種を整理した。

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手前のトレイではピーマン類が発芽。奥の左側は変わり者茄子類。そろそろこれらは鉢上げの時期が近い。

春の味覚:つくし -2019/3/14-

塚原の畑で菜花を収穫しながらふと脇を見ると、あちこちにつくしがツンツン。

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これはすぐに採らないと開いてしまうと思って、10分か15分ほど這いつくばって採ったら、100本ぐらい採れた。

お客さんのところに持って行ったら、夜には早速こうなりました。(mimosaさん)

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つくしのゴマ油炒め

作り方:はかまを取ったあと塩茹でしてアク抜き。ごま油で炒めて、醤油で味付け。

ごま油で照りが出て、緑色がとても綺麗。
美味しかったそうです!

春人参、ルッコラセルバティカ播種 -2019/3/6-

雨予報で諦めていたのに、朝起きてみると曇り。昨日の雨で土は湿っているが、貴重なチャンスなので急いで畑へ。
塚原の畑は幸い水はけが良い。

去年ソルゴーを作っていた場所を耕耘してタネを蒔きたい。

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左の玉ねぎのそばだけは以前一度耕してあったが、それ以外はソルゴーの刈り草が散らばっている。二見の「健やかファーム」約10kgを撒いて、そのまま耕耘機で強引にすき込む。

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玉ねぎ横は2度目なのできれいになったが、初めて耕耘したところはソルゴーの枯れ枝が飛び出している。まあ1回目はこんなもの。
きれいになった玉ねぎ横には、さっそく人参の種をまく。

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左から、US春巻き五寸、バイオレットハーモニー、イエローハーモニー、ベビーキャロットの4種類。

ついでにもう一ヶ所、ルッコラを蒔く。今回は普通のルッコラではなくてルッコラセルバティカ。ワイルドルッコラとも呼ばれてちょっと香りが違う。
少しずつ蒔いて長期収穫を狙うため、とりあえず1mだけ2列に。種がとても小さくて蒔きづらい。

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今夜からまた雨だそうで、雨と雨の間に種まきができてラッキーな一日だった。

じゃが芋の植え付け(2) -2019/3/2-

2月20日に最初の植え付けをしてから、22日にはるかを植えたので、実は今日で3回目。
今日は、あしがら農の会・畑の会のじゃが芋部会のみんなと一緒に、農の会で借りている畑に植え付けた。参加者は約10人。

この畑は土が粘土質で水はけもよくないため、1月ほど前に1.5m間隔で明渠を掘って、剪定屑チップを多量に入れてある。

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チップがスジ状に見えるところが明渠で、その間の土の部分に溝を掘って植える。

耕耘機で耕して溝を掘ったのち、各自の好きなやり方で植えていった。肥料も溝の底に入れる人、植えた後で上から撒く人などいろいろ。米ぬかを使う人、発酵鶏糞を使う人などもいろいろ。芋も各自好きな品種を買ってきたので、かなりいろいろある。

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6月に収穫できたら、みんなで集まって食べ比べ。出来具合を自慢しあったり、いろいろな品種を食べ比べたり。それがまた楽しみで、大変勉強にもなる。

大量のチップを入れたばかりの畑で、少し離してあるとはいえ作物にチップの影響が出ないか、かなりの大冒険ではある。
いい目が出るか、悪い目が出るか。