畑の様子 -2021/4/7-

塚原の畑の様子から。

ブルーベリーがただ今花盛り。これはラビットアイ系のウッダード。
花を食べてみたら、酸っぱいブルーベリーの味だった。

みかんの木の下を中心にフキが群生。今頃は柔らかくて美味しい。

早生系の玉ねぎが太ってきた。あと1,2週で収穫が始められるだろうか。スギナが多いので時々見回って手で抜き取っている。

ニンニクは出来がよさそう。こんなに出来ると販売をどうしようかと悩ましい。

今年からハーブにも力を入れようと思っている。
これは冬越ししたディル。3月に種まきしたものも苗が育ちつつある。

このほかにも、バジル類、タイム、セージなど多数。

秋に種を播いたルッコラはもう花盛り。十字架のような花はいつ見ても美しい。春まきしたものはまだまだ小さな苗の状態。

これらの他には、3月播きの小松菜や水菜がやっと収穫時期に入り、タラの芽が少しずつ採れだし、レモンに花芽がつき始めた。

冬野菜が終わって、春の野菜が育ちつつある。

じゃが芋の土寄せ -2021/4/7-

2月20日に植えたじゃが芋第一弾がある程度育ったので、そろそろ1回目の土寄せをすることにした。暖かくなって草も伸びてきた。
ここはインカのめざめとレッドムーン。

横に米ぬかを半袋程度一列に撒いて、クワで土寄せ。
20mちょっとの畝で2時間もかかった。

あと2か所あるが、遅れて植えたのでまだもう少し後になる。

トンボの羽化 -2021/4/6-

塚原の畑の雨水溜めで水を汲もうとしたら、生まれたてのトンボがじっとしている。まだ羽が透明でヨレヨレしていて飛べそうにない。ギンヤンマかな。クロスジ? 
抜け殻につかまって羽を乾かしている。

遠景で見るとこんな様子。直径2mほどのコンクリートの丸い水槽の内側。

更に周りを見るともう一匹。こちらはまさに脱皮しつつあるところで、頭が下になっている。

畑の作業が終わってから見に行くと、どちらも抜け殻だけになっていた。無事飛び立ったようだ。
ギンヤンマは子供の頃によくつかまえたが、今は絶滅危惧種らしい。
身近な水槽で増えてくれているなら嬉しい。

啓蟄 -2021/3/19-

啓蟄ももう終わりだが、今日畑を歩いていて、初めてカマキリの赤ちゃんに出会った。
ブルーベリーの枝に卵があるのは気づいていたが、暖かさに誘われてなのか、小さな赤ちゃんがいっぱい生まれていた。じっと見ていると向こう側に隠れてしまい、みえるのは数匹だけ。裏側にはいっぱい。

たくさん生まれたのはいいけど、この時期にえさはあるのだろうか?

これまでに種を播いたレタス類、からし菜、ピーマン、ナスなどは温床で発芽して本葉が出始めている。
露地で植えたじゃが芋も一部発芽してきた。例年4月に入ってから発芽すると記憶していたが、まだ3月中旬。季節感がわからなくなってきた。

やはり4月の初めに咲くと思っていたすみれが、塚原の畑の隅でもう咲いた。毎年楽しみにしているふるさとの花。今年は数が少ない。
ソメイヨシノも咲き始めたと聞くので、もうそんな時期なのか・・

春人参の種まき -2021/3/6-

人参の種を播く予定地は1.5mx8.5mほどの狭い場所だが、スギナが多数あって、まずその根っこをクワで掘り取ることから始めた。

深さ40cmくらいまで掘りながら、スギナの根を掘り上げていく。結構大変な作業で4日かかった。箕に山盛り4杯ほど取ってやっと終了。
天地返しにもなった。

クワできれいに均して粒状鶏糞を元肥に少量ばらまいた後、時なし五寸人参をごんべえで5列播種した。

最近雨の日も時々あるので助かるが、発芽までの間は毎日水やりをしてしっかり発芽させたい。元肥は極少ししか入れていないので、追肥主体で育てる。

葉物類の種まき開始 -2021/3/5-

3月になってやはり暖かくなってきた。いよいよ種まきシーズン到来で忙しくなる。

今年最初の葉物の種まきは塚原の畑で、小松菜、水菜、パクチーがパオパオの中、その向こうにはほうれん草と春菊が露地で。
今まくと塔立ちしないかちょっと心配だが、まずは第一弾でちょっと冒険。奥の方には早咲きの桜が咲いている。

自宅の温床では先に播種したレタスやケールなどが発芽してきた。
多く出過ぎたレタスなどは、小さなうちにピンセットで間引く。
とりあえず1穴に2本にしておく。真面目に鉢上げするか、若苗で畑に定植してしまうか。苗の様子と気温を見比べながら判断することにする。

これらの他に畑では大浦太ごぼうを直播き済みで、自宅の温床では、キャベツ、ブロッコリー、ナスを種まき済み。

しばらく種まきが続きそう。雨が増えてきたのは有り難い。

じゃが芋の植え付け(3)ほか -2021/2/24-

今日は少し気温が下がって寒くなったが、今春最後で3回目のじゃが芋の植え付けを行った。

やり方はワンパターンだが、一度耕耘機で耕耘してあった畑に耕耘機で植え溝を掘り、鍬で更に深く掘り下げた。

長さ21mほどに対して米ぬかを米袋1袋入れたところ。このあと鍬で底の土とよく撹拌。

掘り出してあった土を半分強埋め戻して、種芋と米ぬかが触れないように隔離し、種芋を並べていった。
今回はレッドムーンが10m、タワラマゼランとノーザンルビーが各5m。

鍬で横の土を埋め戻して完了。これで今春のじゃが芋植えは終わった!


午後は雲ってますます寒くなったが、自宅でレタス、からし菜、ケールなどの種まき。ちょっと早いかも知れないがダメ元。
播種後、乾燥防止のために新聞紙を被せて25℃設定の電熱温床に置いた。

じゃが芋の植え付け(2) -2021/2/22-

今日は晴れて風も無く、暑いぐらいの好天。

あしがら農の会の畑の会の事業で、舟原の畑にじゃが芋を植える。
自分の都合で、皆さんより1日早く植えさせて貰った。

この畑は土壌分析の結果リン酸分がほぼゼロなので、緊急対応として米ぬかを通常より多めに入れてやってみる。窒素過剰がやや心配。

鍬で植え溝を掘り、長さ10mに対して米ぬかを米袋約1袋入れた。通常の2倍。

穴の中に入って米ぬかと底の土を鍬で良く混ぜ、発酵分解が早く進むようにする。その後、掘り出した土を半分以上埋め戻して、米ぬかが種芋に直接触れないようにし、その上に種芋を30cm間隔で並べた。芋の切り口は上向きでも下向きでも構わないが、今回は天気が良かったので1-2分切り口を上に向けて、少し乾かしてから下向けにした。

最後に種芋の上に5cm程度土が被るように土を埋め戻して完了。

今回植えたのは、レッドムーン11個、タワラマゼラン10個、ノーザンルビー11個。好きな品種ばかりで、昨年自家採種したもの。

じゃが芋の植え付け(1) -2021/2/20-

まだ寒いけれども、少しずつ暖かい日が増えてきた。今日は晴れて気温は高めだが午後から飛ばされそうなほど強い南西の風が吹いた。

朝のうちに植え付け予定地付近を2度目の耕耘。まだ風は弱かった。

植える場所を決めて耕耘機で植え溝を掘り、さらにクワで深く掘り下げた。長さは26mちょっと。

例年通りこの溝の底に、元肥として米ぬかを入れる。米袋1袋分。
強風で米ぬかが溝の底からも舞い上がって飛んでしまう。

底の土と米ぬかをクワでよく混ぜた後軽く埋め戻し、その上に種芋を30cm間隔で並べる。今回は主力のレッドムーン21mと、インカのひとみが5m。

最後に鍬で土を埋め戻して終了。芋の植え付け深さは5cmから10cmくらい。

4月になって芽が出たら、3回ほど土寄せして芋を育てる。
今年はあと2か所に植える予定。

あちこち畑の準備 -2021/2/12-

3月になるとごぼう、人参などの種まきが始まるが、その頃には草も伸び始めるので、先手を打って今のうちに耕耘しておくとちょっと楽が出来る。

去年インゲンやモロヘイヤを作った場所。今年初めて刈払機を持ち出してまずイネ科の雑草を刈り取った。

耕耘機で小さな草をすき込んでしまう。右側に本柚子の大きな木があるので、その近くだけは根を切らないように避けておく。
これでしばらくは雑草が押さえられるだろう。
ここは暖かくなったらかぼちゃを植える予定地。

同じように、畑の別の場所も予備的に耕耘。
ここにはズッキーニを植える予定。
手前右はレモン、その奥はブルーベリー、更に奥はみかん。

小田原市と南足柄市で有機農業をしています