土壌分析 -3/12-

今日も風が強くて作業しづらい。筋肉痛だし・・

で、今日は家でキャベツの種まきをしたあと、土壌分析。

以前、ネットでポチッていた簡易分析キットと薬局で買った水

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中央の3つが左の箱に入っている。右から2番目が土の採取具で、その左2つが測定用試験紙。各20検体分。

昨日耕耘した部分を5〜10cm掘って、注射器様の道具を土に押し込むと、ピストンを押し上げて土が入ってくる。5mL採取。

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プラ瓶の中に押し出す

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風が強くてやりづらいので家に持ち帰り、精製水を50mL迄入れる
(右から2番目の瓶)

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1分間よく振り混ぜた後、試験紙を3秒漬け、60秒待って標準チャートと比べて値を読み取る。左端の手持ちが試験紙

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上の段がpHで約5.0、下の段が硝酸態窒素でほぼゼロ。

同様にもう一つの試験紙を10秒漬け、60秒待って測定

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上の段が水溶性リン酸で約10kg/10a、下の段が水溶性カリで約10kg/10a。
データはこれだけしか得られないが、超簡単。

結論としては、pHが低めなので少し中和した方がよい、養分は特に窒素分が少なく、リン酸とカリは十分と思われる、だった。
これだけでは情報として満足ではないものの、参考にはなる。

あとは電導度計が欲しいなあ。。

今日は耕耘の日 -3/11-

地震から4周年の今日、小田原でも強風が吹き荒れた。

まだ野焼きが一部残っているが、とても火が使える状態ではないので、今日は一日耕耘作業。

塚原の畑の西半分の枯れ木処理が終わっているので、朝から赤い彗星号を持ち込んだ。

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頑丈な草が根を張っているので、耕運機の刃が中々入っていかない。
押したり引いたり押さえ込んだり、悪戦苦闘を6時間。
一応、見た目はきれいになった。

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おかげで、手足が筋肉痛 (T_T)
でも、途中で太いミミズがいたのは嬉しかった。

さていよいよどこに何を植えるか決めなくては。
その前に土壌分析やってみるかな。。

カエルの卵 -3/10-

今日は里芋を掘りに久野の田んぼへ。

歩いていると、11番田んぼの一部の水たまりが少し盛り上がっている。何だろうと思って近づいてみると、

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カエルの卵塊があちこちに。
田んぼの一部は水が湧き出しているらしく、冬でも水が無くならない。そういう場所を選んで卵が生んである。かしこい。
透明な卵の中に、黒い点がある。目かな。。

何ガエルだろう?アマガエルにしては大きいから、ヒキガエル?
わからない。。

 

そして、すぐ横の水がない部分には足跡が・・
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指が4本だろうか。だとするとタヌキ君。

大きくて深い足跡と、小さめで浅い足跡がある。親子かな。

去年田んぼの横に植えたカボチャを全部食べられたが、犯人はこの連中なのでしょうね。

枯れ木の片付け第2幕完了 -3/5-

一番広い東側部分は耕耘も終わってじゃが芋を植えた。2番目の西側部分も早めにきれいにしたいと、今日は天気も良いので頑張った。

切り倒したみかんの枯れ木が、残り3本。今日中に燃やしてしまおうと、昼も畑で食べながら一日作業続行。

まず一本目

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ほぼ燃えた頃に二本目(奥に一本目が見える)

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重ねて三本目(右奥が二本目)

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かくして、何とか全部焼き終わり。
すっきりと気持ち良くなった。

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来週にでもここに赤い彗星を走らせれば、畑として使える。
隣の畑のおばさんも、きれいになったと大喜びしてくれた。
草むらになっていると、獣が来そうで恐かったらしい。

これで全体の8割ほどが復活、残るのはほんの少しだけ。

終わりが見えてきた(^^)  というか、いよいよ始まる。

じゃが芋の植え付け -3/4-

富雄先輩は、タヌキじゃなくてハクビシンだろうという説。
いずれ足跡をきれいに採ってはっきりさせるとして、
「収穫時期に電柵で対策すればOK、種芋を食べられたことはない」との経験談をたよりに、植えてしまうことにした。

塚原の畑には、記念すべき初めての植え付け。ついにここ迄来た! 写真はタワラマゼラン。ちょっと黄緑っぽい独特の色。

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他にレッドムーン、ノーザンルビー、ドラゴンレッドを植えた。合計60m。今年の芋掘りイベントはこの畑で開きたい。

小台西の畑には、26mx2列植え付け。

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写真はレッドムーン。その右側の列には、十勝こがねとインカのひとみ。
去年と同じ全部で6種類だが、量は約1.5倍になる。はず・・・

芽が出るまで約1ヶ月。長いな・・・

タンタン タヌキが! -3/2-

塚原の畑にいよいよじゃが芋を植えようと、鶏糞堆肥を入れてレーキで整地(2/28)

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しかし、翌朝(3/1)行ってみると、何かの足跡があちこちに。

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散歩の犬でも入ってくるのか、それとも野生のくせ者か・・・
輪郭以外には、肉球などの細かいところまでは良くわからない。

で、畑の隅々まで見て回ったところ、
ありました・・ 多量のため糞!

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足跡の主はどうやら タヌキ君らしい。
山の畑にはやっぱりいるんだ。

このままじゃが芋を植えると種芋を食べられそうなので、
さて、ネットで畑の周りを囲うか、電気柵で囲うか??
また仕事が増えてしまった、くそっ。

超お見苦しい画像で終わるわけにはいかないので、
曽我梅林近くの個人宅で見かけた枝垂れ梅で目の洗濯を。
ちょうど今が花盛り。

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じゃが芋の準備と枯れ木の片付け -2/23-

雨も朝には上がり、何と今日は最高気温が18℃。
未だに手足にしもやけが出来る私としては救いの日。

さっそくいそいそと小台西の畑(第2圃場)に出かけた。
今一番急ぎの仕事は、週末のじゃが芋植え軍団の受け入れ準備。
里芋を作っていた場所をスコップで掘り返して、あちこちに埋めてあった種芋を全部掘り出す。
これでじゃが芋の場所が確保出来た。ここには1列だけ植えて、あとは塚原の畑に4列植える予定。
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里芋の種芋は、4月の植え付けまでもうしばらく穴蔵でお休みしてもらう。
土垂れ、赤芽大吉、大野芋の3種類。

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作業が終わってホッとしていると、遠くでなにやら動く気配。

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大きなオスの雉が、べか菜をつついている。冬の間葉物を食べるのはヒヨドリかと思っていたが、冤罪だったかも知れない。
そういえば、この畑ではみかんをころがしておいても食べる様子がない。やっぱりヒヨドリはここにはこないということか。。

 

午後は塚原の畑へ。

東半分は耕耘まで終わったが、西半分はまだ手つかずのまま。休耕地を復元するというのはやっぱり大変な仕事だが、3月半ば頃までにやっつけて、種まきできるようにしたい。

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枯れ草や枯れ枝を燃やすことから始めたいが、みかんの立ち枯れ株が5本ほど有るので、まずそれらを切ってから。

今日は、一番奥に見える2本の大きな枯れ木を切り倒すことから始めた。高さ4mほど。
まず一本目。直径25cmくらいあったか。。。30分以上かかってしまった。

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残り少ないみかんを2.3個採って食べて一息つき、さてもう一本。

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今日はここまで。あと残りは3本か〜。

やっと耕耘機を入れる -2/20-

枯れ草の処理が半分終わり、塚原の畑に初めて耕耘機を持ち込んだ。

隣の畑のおばさんに聞いたところでは、この畑はもう十年以上耕作されていなかったとのこと。畑も喜んでいるかも。。

今朝から、赤い彗星号が耕耘開始。

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あちこちにみかんの切り株が隠れていて、引っかかるたびにエンジンが止まる。木の根や、草の太い根も横に走っている。

それでも、やっと耕耘機を入れられる喜びで、一生懸命押すヒゲおやじ。

耕耘機を入れられるようになるまでに一月近く掛かった。

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撮影してくれたのは、昨日島根県大田市での講演会から戻ったという古屋富雄さん。

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島根の農業問題の深刻さは南足柄とは比べものにならないほどで、こちらがまだ恵まれていることを痛感したとのこと。

 

夕焼け小焼けが聞こえる頃に、予定していた部分の耕耘が終わった。白っぽく見えるところは午前中に耕したところ、黒っぽいのが午後耕したところ。

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赤い彗星も、ホッとして帰途についたのでした。

じゃが芋の種芋準備 -2/18-

例年、じゃが芋は3月第一土曜か日曜に植え付けることにしている。

今年は畑の面積も広がったので、去年の2倍近く植え付けようと思う。品種は去年と同じ6種類。

去年、色々な人に食べ比べて貰ったが、それぞれにファンがいて品種を絞れなかった。

畑の準備もまだ終わっていないが、種芋の方も早めに準備しないと心配なので、秋に育てておいた種芋を掘ってみた。

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右のバケツが主力品種のレッドムーン。10年くらいずっと自家採種を続けているもの。

次の白いカゴはタワラマゼラン。昨春初めて作り、美味しかったので秋に種取り用に植えておいた。

黒いカゴはノーザンルビー。赤皮赤身のお芋で、昨春初めて作って大型で味も良いので、秋に種芋を育てていた。

赤いネットはインカのひとみ。小型だが独特の味があるので秋に植えておいた。ただ、芋が小さくて育つかどうか。。

これ以外に、赤身のドラゴンレッドは雨が降り出したので今日は掘れず。

十勝こがねは、休眠が長くて秋植えで芽が出なかったので、今年も購入することにした。

これらは植え付けるまで日に当て、浴光催芽して発芽を揃える。

 

今年の植え付けは3月1日を予定しているが、手伝ってくれる人がいそうで大変心強い。それまでに畑に肥料を入れて耕して。。

ただ、小台西の畑はまだ里芋が残っているし、塚原の畑は初めてなので何があるかわからない。間に合うかな・・

やっと半分片付け終了 -2/16-

2月になって始めた塚原の畑の整備。

借りたときは枯れ草と枯れ枝でこんな状態だったが、

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例えば先週は、実をつけたまま枯れてしまった木も燃やしたりして、

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今日6回目のたき火をしてやっと半分(5a=500㎡)が片付いた。

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一番大変だったのは、一面の枯れ草を手やレーキで集めること。

長い日は8時間もの作業。結構足が疲れたが、寒い日には火が暖かくて助かった。

 

明日からは雨のようなので、今週の終わり頃にでも耕耘機を入れて耕せば、やっと使えるようになる。

3月1日に、この一部にじゃが芋を植える予定で、それ以降順次植え付けをしながら・・

あー、まだ残り半分は草だらけ、枯れ枝だらけ。。。片付けなくては

小田原市と南足柄市で有機農業をしています