じゃが芋の植え付け -2020/2/24-

今年もいよいよじゃが芋の植え付けの季節が来た。今日は諏訪の原の畑に、いつも通りのやり方で3種類の種芋を植える。

予定地は昨日までに2度耕耘しておいたので、今朝は耕耘機でまず溝を作り、そこを更にクワで深さ30cmの溝に仕上げた。長さ43mほどあって、これだけで午前中いっぱいかかった。すでに腕が痛い。

昼からこの溝に米ぬかを米袋2袋分溝施肥し、クワで深さ5cm程になるまで埋め戻した。さらに腕が痛い。

レッドムーン、ノーザンルビー、および紫色の芋の合計3種の種芋を、株間30cmで並べていく。立ったり座ったりの繰り返しで、足も痛い。

最後にほぼ平らになるように埋め戻して完了。日も傾く16時ごろまでかかった。

芽が出るのは一月ほど先だろうか。子供達が多数堀りに来るので、無事育って欲しい。
この畑もイノシシらしき足跡があるので、掘り起こされて種芋が食べられなければいいが。

有機農業塾用にナスなど種まき -2020/2/21-

あしがら農の会が中心になって運営している小田原有機農業塾では、間もなく踏み込み温床を作って苗作りを始めるが、それでは間に合わないピーマンとナスを、先行して電熱温床でスタートすることにした。

200穴のセルトレイに以下の4種を50穴ずつ種まき。

・早生真黒ナス(固定種)2018年自家採種したもの
・千両二号(タキイ)
・さきがけピーマン(固定種)2018年自家採種したもの
・伏見甘長とうがらし(固定種)

手前の横長のセルトレイが今日播種したもの。奥のトレイでは、2/15に播種したブロッコリーとキャベツが多数発芽している。
レタス類、ナス、ピーマンはまだこれから。


田んぼにもちょっと行ってみたところ、水だめから蛙の声が聞こえる。よ〜く見てみると卵の塊が。
春の兆しが水の中にも。

キャベツ、ブロッコリー、レタスの種まき -2020/2/15-

温床が動き出すと、種まき〜苗作りが忙しくなる。
昨日のナス、ピーマンに引き続き、今日はキャベツ、ブロッコリー、レタス類の種まき。

キャベツは去年と同じ極早生のアーリーボールを36穴トレイ1枚。ブロッコリーは去年はスティックセニョールだったが、今年は普通のものに変えて、脇芽もとれる緑積を36穴トレイ1枚。
レタスはロロロッサとコスレタスの2種類を36穴トレイに半々。

右の128穴は、昨日播種したナスとピーマン。
左側3枚が今日のもの。20℃の電熱温床でやってみる。
今日播種したものは、たぶん4,5日で発芽する。ナスやピーマンは2週間ぐらいかかるので、2月末頃かな。

畑に苗を定植し終わる5月頃まで、これから毎日トンネルの開け閉めや、水やりなどのお世話が続く。赤ちゃんを育てるよりはずっと楽だが、気を抜けない毎日になる。


塚原の畑のほうれん草が少し黄色がかってきたので、追肥することにした。木灰と発酵鶏糞を少しずつ撒いて、土と混ぜた。
ほうれん草はいまだに安定してうまく作れていないが、これでどうだろうか。。
作業後には、不織布をまたべた掛けしておいた。

ナス、ピーマンの種まき -2020/2/14-

あっという間にもう2月も中旬。ピーマンの種まきをするために、いつも通りに電熱温床を組み立てた。

秋まではネットトンネルで育苗していた場所を片付けて、電熱温床を設置する。

ネットトンネルの跡地をまずは整地。所々モグラが穴を掘っているが、よく踏んだ後クワで平らに均す。奥を高く手前を低くして、水が手前に流れるようにした。

一番下に防草シート、次にプチプチを2枚、その上に電熱ヒーター(農電マット)を重ね、最後に防水のために厚手の透明ビニールを敷いた。

128穴トレイにピーマン類と、ついでにナス類の種を播いて温床の上に置き、ビニールトンネルを掛けて完成!
サーモスタットを20℃に設定して運転を始めた。

今年は少し品種を整理することにして、ナスは去年の7種から今年は4種に、ピーマンは去年の5種から今年は3種にした。

今年のナスは、自家採種の早生真黒ナスがメインで、それ以外には早生長紫ナス、味むらさきナス、固定種の信越水ナスの4種。
ピーマンは自家採種のさきがけピーマンがメインで、それ以外に固定種のCorno di toro rossoとサミーRZの3種。

今年止めた品種は、ナスではミニナスとVioletta di Firenze。ピーマンではミニピーマン類。ミニサイズはかわいいが、需要がそれ程無かった。

じゃが芋の準備 -2020/2/9-

畑の空いたところから順に春の準備をしなくてはということで、昨日に続き耕耘機を持ち出して、今日はじゃが芋予定地の耕耘。
去年、オクラやきゅうりを植えた場所で、天候の具合かオクラは収量が少なかった。東側の防風林が近いため、午前中の日当たりがイマイチかも知れない。

小型の耕耘機で一か所2回ずつ耕耘して、草は何とかすき込めた。

気温の様子を見ながら、たぶん3月初め頃にもう一度耕耘して、じゃが芋の植え付けになりそう。

玉ねぎに追肥など -2020/2/8-

先日の強風で中生玉ねぎのトンネルが開いてしまった。左側からの風(西風)だったようだ。右側のトンネルは無事だった。

またやられたかと一瞬ちょっとがっかりしたが、これも一つのチャンスと気持ちを切り替えて、追肥をすることにした。
玉ねぎの追肥は2月いっぱいまでなので、時期としては丁度良い。
即効性の発酵鶏糞をばらまいて、じょうろで水をたっぷり掛けてから元に戻し、裾にしっかり土を被せた。

右隣のトンネル内は極早生玉ねぎと早生玉ねぎで、それらは緑も濃くて大きくなってきた。それに比べて中生玉ねぎはまだ小さくて色も良くない。追肥の効果が出るだろうか。

また、今日は東京から助っ人が来てくれたので、春野菜を作る予定の部分をきれいに耕耘して貰った。
3月に大根や人参などを播く下準備ができて、大助かりだった。

さて、次はいよいよじゃが芋の準備かな。
温暖化が進んでいて、いつ植えるのが良いかよくわからないが、2月末から3月初めに植えられるように準備をしておいて、気候を見ながら決めようかと思う。

味噌づくり -2020/1/26-

大豆作りを7月に始めてから約半年。いよいよ味噌づくりの日を迎えた。
1月半ばに、ゴミや石、カビた豆などをみんなで取除いておいた。

昨日はその豆150kgを水洗い。

大きな鍋に入れて水を張り、一晩水を吸わせた。

今日はあいにくの雨の中、早朝から一部の人がかまどの火を焚いてくれて、10時頃には煮上がった。左の大釜に100kg、右の中釜に50kgの大豆が入っている。

煮えた大豆を各自に分配し、熱いうちに足で踏んで豆を潰す。今年は袋を破ってしまう人が少なかった。
ワイワイ言いながら潰すのは楽しい。一人だとやる気しないねと皆さん言っていた。

大豆が潰れたら、塩や米麹と混ぜて容器に詰め込み、1年程度寝かせる。今年はどんな味に仕上がるか楽しみ。

米麹作り -2020/1/25-

あしがら農の会の大豆の会で、今年も味噌づくりが始まった。
1月19日に、まず自分たちで有機栽培したお米を蒸す。今年は過去最大規模で、かまどが11台並んだ。

1時間ちょっと蒸したら、40℃まで冷まして種麹と混ぜ、醗酵を開始させる。

それから1週間弱のあいだ、温度が上がりすぎないように管理する。今年も大体例年通りの温度推移に収めることが出来た。

日曜日から始めて、金曜日には発酵熱があまり出なくなったので、これで終了と判断した。
見た感じもほぼいつも通り。発酵が進むと共に米粒は透明感がなくなって白くなり、更に進むと茶色がかってくる。一部に緑がかったところがあり、胞子が出来てきたのかと思われる。

明日はいよいよ味噌の仕込み。雨か雪の予報なのでちょっとやりづらそうだが、40人以上の参加でお祭りのようになるはず。

渦巻きビーツ -2020/1/24-

昨秋に2種類のビーツを播種したうちの一つは、渦巻き状のchioggia種。ビーツはゆでるかスープに使われることが多いようですが、今回は焼き物。

お客様(mimosaさん)のところで、コンベックを使って焼いたところ、簡単でくせが無く、甘くて美味しいとのことで、写真を送って戴きました。(下半分はパレルモというピーマンの一種)

渦巻き状のビーツは、ゆでると色素が流れ出て模様がなくなってしまうので、焼くのがよさそうです。

えんどう豆の霜よけ -2020/1/18-

今年は暖冬予報だが、みぞれが降ったりして少し真冬らしい気候になってきた。どうしようか迷っていたが、やはりえんどう豆類に霜よけをすることにした。

最近は不織布を被せておくことが多かったが、あしがら農の会の仲間から笹竹を貰ったので、春先の支柱を兼ねて、今年は竹を立てることにした。

左側がスナックエンドウ、右側が実エンドウ。約2株に1本ずつ竹を立てた。中央のべた掛けは春菊。

作業していて初めて気づいたが、まだ1月なのに、スナックエンドウにもう花が着いている!
長い間畑をやっているが、こんなことは初めてだと思う。

ひょっとして2月頃に採れるのだろうか?

小田原市と南足柄市で有機農業をしています